難しい印象のあるFXですが、現在は学生の間でも人気を集めています。
投資に興味のある学生なら、もはやFX一択!といった雰囲気さえありますが、経済力の低い学生がFXを始めてリスクはないのでしょうか?
学生がFXを始めて、どれくらいの期間で収益を得ることができるのでしょうか?
今回は、FXを検討している学生の悩み・疑問を徹底解説していきます!
FXとは何?知っておきたいFXの基礎を初めての人にもわかりやすく解説
このページのもくじ
大学生がFX口座開設する方法
大学生がFX口座開設する方法を紹介します。
FX口座開設方法は一般と同じですが、20歳未満の場合親の同意書が必要となります。
- 【STEP1】口座開設申込みフォームを提出
- 【STEP2】本人確認書類と20歳未満の人は親の同意書を提出
- 【STEP3】審査完了まで待つ
- 【STEP4】口座開設完了のお知らせを郵送またはメールで受け取る
- 【STEP5】ログインID・初期パスワードを取得して取引開始
基本的に一般人と同じ方法で口座開設しますが、未成年者は親の同意書も提出しましょう。
20歳未満の場合親の同意書が必要
20歳未満の場合親の同意書が必要となります。
18未満の未成年者は国内でFX口座を開設することはできないので、規定されている年齢になるまで待つ必要があります。
海外FXも一般的に18歳・20歳からと設定されているので、安全にFXを始めたい未成年者は18歳以上になるまで待ちましょう。
本人確認書類は身分証明証・マイナンバーカードが必要
本人確認書類の提出では2種類の書類が必要となります。
1つは身分証明証です。
提出する身分証明証が運転免許証の場合、簡単に本人確認書類を提出できるシステムを利用することができるのでおすすめです。
2つめはマイナンバーカードです。(FX会社によってマイナンバー通知カードでも可能)
マイナンバーカードは税金と紐付けるために必要なカードで、大学生でもFXで年間20万円以上の利益が出た場合税金を支払う必要があります。
FX会社によってマイナンバーが記載されている書類でも提出可能なので、確認しましょう。
マイナンバーをまだ持っていないという人は市役所で取得することができるので事前に準備しておきましょう。
収入のない大学生は金融資産が必要
FX口座は収入のない人でも口座開設することが可能ですが、金融資産が必要となります。
収入源はアルバイトでも可能なので、FXを始める人はバイトを始めると口座開設に有利になります。
収入が無くても金融資産をもっている人は心配ありません。
学生でもFXで利益を得ているトレーダーは多い
経済学部の学生のように専門知識がなくても、FXで利益を得ているトレーダーは多いです。
始めた段階でFXや経済の知識がなくても、努力を怠らず勉強を継続することで徐々に利益を上げられるようになっていきます。
多くのFXトレーダーは、事前知識のないまま取引を始めています。
事前に膨大な学習は必要なく、やっていく中で成長できるのもFXの魅力です。
FXは少ない資金で始めることができる
FXは経済力の少ない学生でも、1万円以下で取引をはじめることができます。
元手が少なくても、最大25倍のレバレッジをかけることで実際には存在しない高額資金をもって取引をすることができるためです。
このレバレッジこそが、少額の資金でも高利益を得られるFX最大の魅力です。
ただ、少額資金に高いレバレッジをかければ、その分損失時のコストも高まるので注意しましょう。
FXは18歳から始めることができる
FX会社の多くは、口座開設年齢を20歳以上と定めています。
しかし、一部のFX会社は年齢制限を高校生以外の18歳以上からとしています。
大学1年生からFXを始めることができるのです。
学生がFXを始めるべき理由
FXは専門知識のない方でも始めやすい、国際情勢に明るくなるといったメリットがあることを説明しました。
しかし、それ以外にもFXを学生から始めるべき理由は多数あります。
続けていれば必ず利益が出る
FXは2国間の通貨の差に応じて利益が出る仕組みです。
世界的に不景気の時代が来ても、2国間の通貨に差は必ず存在します。そのため、長くFXを続けていれば必ず利益が出る訳です。
また、FXにはスワップポイントという仕組みがあり、保有する通貨ペアに応じて毎日利益を積み上げることができます。
国内の株式投資は、日本が不景気だとどの銘柄でも利益が出にくい状態になります。
FXは海外通貨で取引できるので、国内の経済状況にあまり影響されないのが強みです。
経済や国際情勢の知識がつく
FXは2国間の通貨の価格差と政策金利差に応じて利益を得る仕組みです。
ニュースの最後に、「本日の為替相場は○○円です」といった内容が放映されるのをみたことがあるでしょう。これこそが、FXの基盤となる情報になります。
FXを始めると毎日の情報収集が欠かせなくなるので、自然と世の中の情報がインプットされます。
また、FXは細かいチャートの値動きだけでなく、国外で何が起こっているかを知り、事前にチャート変動を予測する必要もあります。
アメリカと中東の対立関係など、国際情勢にも明るくなるので大学の勉強に役立ちます。
南アフリカやトルコといった、日本人には知名度の低い国の現状なども勉強する必要があるので、深い知見を自然に手に入れることができるのです。
FX=資産運用!資金を着実に増やせる
FXは投資というイメージがありますが、実際はNISAなどと同じ資産運用の部類に入ります。
つまり、今の資金を増やす手法のひとつがFXなのです。
FXを知っていれば、少ないバイト代を低リスクで増やすことができます。
生活資金が増えれば好きなものが買えたり、趣味にお金を使えたりと幅が広がりますね!
FXは24時間取引可能!幅広い生活スタイルに対応
国内の株式市場は平日の日中しか開かれていないので、日中に授業やバイトがある学生には始めにくいです。
一方、FXは世界中の通貨が取引の対象になるので、どの時間でもどこかしらのマーケットが空いています。
24時間365日取引可能で、自分の生活スタイルやスケジュールに合わせて柔軟に対応することができます!
FXの経験は金融系の就職で活きる
余談になってしまいますが、FXで得られる知識や経験は金融機関の中でもかなり重宝されるものです。
伝統的な慣習を持つ一部の地銀などはFX経験があることに対してうがった見方をするかも知れませんが、新興の金融機関への就職にはかなり役立ちます。
関係のない業界へ就職しても、FXの経験を活かして副業トレーダーとして活躍することも可能です!
学生がFXを始めるポイント
学生でもFXを始めることはできますが、開始条件をクリアするには一定の基準があります。
まずはFXの口座開設をスムーズにおこなうことを意識しましょう。
口座開設の審査では嘘をつかない
FXを始める際には、まず口座開設の審査に通る必要があります。
FXを始めるにあたって十分な年収と資産をチェックされますが、審査基準自体はそこまで高いものではありません。
学生で年収が気になる方でも、年齢制限をクリアしていればスムーズに審査へ通る可能性が高いです。
ただ注意してほしいのが審査申込で嘘をついてしまった場合。信用情報をチェックされれば一発で嘘と分かり、審査に一生通らないかも知れません。
FX口座開設の申込は自己申告になりますが、故意に年収を水増しするのはやめましょう。
審査に必要な書類をミスなく提出する
FXの口座開設に必要な書類は、本人確認書類とマイナンバーカードの2種類です。
本人確認書類に関しては、学生証を認めていないところも一部あり、運転免許証や住民基本台帳カードの提出が必要なケースもあります。
また、未成年の学生が口座開設する場合は保護者の同意書一式(親の戸籍謄本、身分証明書など)が必要になります。
顔写真がない、最新の情報ではない場合は受理されない可能性もあります。書類提出はミスなくおこないましょう。
学生がFXで成功するコツ
学生がFXで成功するのは、決して難しくありません。
ただ、いきなり大きな成功を目指すのではなく、月数万円、10万円…といった成功体験を積み上げていくことが最終的に高額利益を得ることにつながります。
学生がFXで成功するには、まずは堅実に取引を始め、成功体験を重ねていく必要があります。
知識を吸収し続ける
FX未経験でもビギナーズラックで利益が出てしまったり、逆に一生懸命勉強をしたのに失敗してしまったりする方がいます。
最初のうちは、FXの知識や経験が結果とあまり比例しないような錯覚に陥ります。
ただ、FXを数年継続していくと考えれば、地道に勉強をしている方は確実にその成果を出せるようになります。
まずは基本用語の勉強から始めて、その後にチャート分析などより難しい分野へチャレンジしていきましょう!
失敗しても良い環境を作る
チャートは常に推移しています。それに応じて、FXも必ず失敗と成功を繰り返す仕組みになっています。
FXを必要以上に恐れると、トレーダーとして成功しませんし、小さな利益しか得られません。
値動きに乗じて高額利益を得るということは、その分リスクも大きくなるという仕組みは変えられないからです。
FXを始める大学生にとって重要なのは、絶対に失敗しないことではなく、失敗しても余裕を持ち続けられる環境整備です。
もちろん最初のうちは少額取引から始めて失敗のリスクを避けることが大切ですが、少額取引に慣れ過ぎて失敗してもリスクを感じなくなる可能性があります。
この場合はトレーダーとしての成長が見込めないので、いかに失敗から学ぶメンタルを構築するかが大切です。
大学生におすすめの人気FX会社
大学生向けの人気FX会社ランキングを紹介します。
- 【1位】SBI FXトレード
- 【2位】外為どっとコム
- 【3位】みんなのFX
ランキング1位と2位は18歳から口座開設できるので、20歳未満の人は上位2つの中から口座開設するFX会社を決めましょう。
【1位】SBI FXトレード
SBI FXトレードは1通貨単位から始められるFX会社で、約5円で本番取引を体験することができます。
SBI FXトレードは1000通貨単位取引以下の場合、スプレッドが業界最狭水準になっているので少額取引したい人におすすめです。
米ドル円が0.09銭で取引できるのはSBI FXトレードだけです。
SBI FXトレードの評判・口コミは?メリット・デメリットと初心者におすすめの理由・口座開設の流れを解説
SBI FXトレードが大学生におすすめの理由は、1通貨単位取引から取引できるところと18歳から口座開設できるところです。
1通貨単位取引からトレード可能な国内FX会社は現在SBI FXトレードのみとなっていて、他のFX会社は基本的に100・1000通貨単位取引からとなっています。
少額資金でも気軽にはじめられるので、投資初心者に優しいスタートラインをセットしてくれるFX会社なのでおすすめです。
【2位】外為どっとコム
外為どっとコムは18歳から口座開設可能なFX会社で全通貨ペアが業界歳狭水準スプレッドとなっています。
1000通貨単位取引から可能なので、少額取引も可能となっています。
1位のSBI FXトレードとの違いは1000通貨単位以上の取引でもスプレッドが業界最狭水準ということです。
取引に慣れてきたら本腰をいれて投資をする予定の人は、外為どっとコムがおすすめです。
外為どっとコムの口コミ・評判!メリット・デメリットと口座開設時の注意点を徹底解説
外為どっとコムはスプレッドの狭さで有名ですが、情報量の多さでも有名です。
世界各国の経済ニュースや有名アナリストのコラム・セミナーを無料で入手できるのでおすすめです。
【3位】みんなのFX
みんなのFXは各サービス全て初心者向きのFX会社です。
FX基礎知識や取引方法を動画で配信しているので、FXトレードが初めてという人でも気軽に始めることができます。
デモトレード対応なので、現金投資が怖い人はデモトレードから始めましょう。
1000通貨単位対応となっているので、本番で少額取引も可能となっています。
全体的にバランスの良いFX会社となっているので、学生におすすめです。
みんなのFX(トレイダーズ証券)の口コミ・評判!メリット・デメリットと口座開設時の注意点を徹底解説
みんなのFXはみんなのシストレでFX自動売買を利用することも可能です。
裁量トレードよりFX自動売買に興味があるという人はみんなのFXがおすすめです。
他のFX会社でもFX自動売買は利用できますが、収入・金融資産の基準が高いので審査に落ちてしまう可能性があります。
学生がFXで失敗してしまう原因
FXは投資の中でもリスクはそこまで高くないですが、調子に乗ると大損失を被る可能性が大いにあります。
ハイレバレッジをかけすぎる
国内では最大25倍レバレッジをかける事ができます。
これは10万円持っていたら250万円分投資する事ができるという事です。
大変魅力的な話ですが、損失も25倍になるためリスクが高くなります。
レバレッジをかける際、リスクの事をよく考えず何十倍もかけてしまうと後々大損してしまいます。
借金を背負ってしまった大半はハイレバレッジで大損しています。
強制ロスカットを受ける
強制ロスカットとは相場から強制退場させられる事で、自分が取引している為替全て決済されます。
強制的に決済となるので当然マイナス分は支払わなければなりません。
普通は強制ロスカットが起こる前にマージンコールという警告が来ます。
マージンコールを無視し続けると強制ロスカットになります。
強制ロスカットは普通に損切りをしていれば起こり得ない事なので、投資の仕方に問題があります。
強制ロスカットはマイナスを増幅させていく事はありませんが、強制決済時にでたマイナスが高額だったりします。
強制ロスカットを何度も起こしてしまうと借金を負ってしまいます。
学生がFXで失敗しないポイント
FX投資は借金をしてしまう怖い投資ではありません。
自分で間違った投資方法を選ばなければ借金する可能性はゼロに近いです。
欲をかいた投資をするのではなく、堅実に投資していけば稼ぐ事ができます。
資金コントロールをする
資金コントロールをしっかりしましょう。利益を考える時損失の事も一緒に考えると借金する事は無いです。
自分の資金範囲を超えた取引を考えず、損失が少ない方法で投資しましょう。
一定額以上の証拠金を入れる
証拠金というのは投資したい額の数%FX会社に支払うお金の事を言います。
FX会社や、自分の投資したい額によって証拠金の額は変わって来ます。
大体10万円の証拠金で100万円動かせます。もし、マージンコールがおきたら証拠金を追加(追証)しなければなりません。
追証を支払わないと強制ロスカットに追い込まれるので、追証を支払う為に借金する人がいます。
FXに興味を持ったらまず口座開設から!
FXに興味を持ったら、まず口座開設から始めましょう!
FX会社は多数ありますが、どんなツールを使っているのか、チャートの実際の様子はどうなのかという情報は、実際に口座を開設してみないとわかりません。
口座を開設してもエントリーしなければリスクは一切ないので、まずは1社の口座を開いてみてアプリの確認をしてみましょう!