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FXでのスプレッドとは?意味合いや注意点を初心者でもわかりやすく解説

FX取引している人達を見ると「スプレッドが拡すぎるからA社はおすすめできない」・「経済指標発表前だからスプレッドに注意」など「スプレッド」という言葉を良く見ます。

今回はトレーダー達が頻繁に口にしている「スプレッド」とは何なのか詳しく解説していきます。

スプレッドはFX取引に置いて知っておくべき知識で、知らない状態で取引を開始すると損失の原因になる可能性があります。

取引の利益にも深く関わってくるので、スプレッドがわからないという人やこれからFXについて勉強するという人は必見です。

FXでのスプレッドとは?意味合いや注意点を初心者でもわかりやすく解説

FXのスプレッドとは

スプレッド

FXの取引ツール・レートを見たことのある人なら分かりますが、FXには「買値」・「売値」が表示されています。

買値でエントリーする場合、買いポジションで取引がおこなわれレートが上がれば上がる程利益に繋がります。

対して売値でエントリーする場合、売りポジションで取引おこなわれレートが下がれば下がる程利益に繋がります。

FXは株式の現物取引と違い、売りでも利益を得られるので把握しておきましょう。

スプレッドは、買値と売値の表示価格にある差額です。

例えば米ドル円の買値が104円で表示されており、売値が103円で表示されていた場合スプレッドは1円となります。

買値と売値の差額

スプレッドは買値と売値の差額で、差額は各FX会社によって設定が異なります。

スプレッドは数値が高ければ高い程取引に不利になります。

上記のレートを例にして、買値104円でエントリーしたとします。

レートが上昇を続けて買値で108円の所で決済すること決断します。

買いエントリーしたものは売値で決済されるので、スプレッド1円挟んで107円で決済されます。

利益は3円分の幅となりますが、スプレッドが狭ければ利益はより多く取得することができます。

今回説明した例のように、スプレッドは利益効率が顕著に出るので国内FX会社は最狭水準スプレッド競争をしています

スプレッドは各FX会社によって設定が異なる

スプレッドは各FX会社によって提示されている幅が異なります。

当然の事ですが、スプレッドが狭ければ狭い程利益効率は良くなり、トレーダーファーストの設定になります。

しかしスプレッドが狭いと提示しているものの、拡がりやすいFX会社や約定力が低く注文が約定されないFX会社もあるので、単純にスプレッドが狭い=良いFX会社とはなりません

スプレッドだけでなくサービス全体を見て、本当に良いFX会社なのか見極める必要があるので注意しましょう。

通貨ペアによって拡さが変わる

スプレッドは通貨ペアによって拡さが変わります。

米ドル円やユーロ円といった主要通貨ペアは、トレーダー参加人数も多く比較的レート変動が落ち着いているのでスプレッドの幅が狭く設定されています。

一方新興国通貨ペアはスプレッドが拡く、流動性も低い為取引コストが多くかかります。

スプレッドは狭い方が取引コストを抑えられますが、スプレッドの狭い通貨ペアでの取引が一番稼げるという訳ではありません。

スプレッドの拡い通貨ペアは、取引コストを主要通貨ペアより多く取られますが、レート変動が激しい為大きな利益をあげることも可能です。

FXの通貨ペアとは?初心者におすすめの通貨ペアの特徴・おすすめできない通貨ペアを紹介

スプレッドの単位は銭とpips

スプレッドは通貨ペアによって呼び名が変わります。

通貨ペアのうちどちらか一方が円で有る場合は銭で、外国通貨同士の通貨ペアの場合はpipsを利用します。

銭とpipsどちらが良いというのではなく、単位の表し方が違うというだけなので各単位の換算目安を覚えておきましょう。

銭とpipsの円換算目安
  • 1銭=1pips=0.01円
  • 10銭=10pips=0.1円
  • 100銭=100pips=1円

FX取引で使われるPipsってなに?意味合いや使用例を初心者にもわかりやすく解説

FXのスプレッドに関する注意点

注意事項

FXのスプレッドは取引の損益を大きく左右する要素の1つなので、重要視する必要があります。

しかしスプレッドが狭い=良いという訳ではないので、様々な観点からスプレッドを見ていく必要があります。

FX初心者は特にスプレッドの狭さを重視していますが、他のサービス内容もしっかり把握して総合的に判断できるようにしてください。

変動性と原則固定スプレッドの違いを抑えておこう

スプレッドは変動性スプレッドと原則固定スプレッドがあります。

変動性スプレッドは相場状況によって変動し、ボラティリティの高い時間帯は比較的に拡がる傾向にあります。

原則固定スプレッドは、ある一定の時間原則スプレッドが固定されています

しかし予想外のレート変動や経済指標発表時の大きな揺さぶりによってスプレッドが拡大されてしまう可能性があります。

変動性スプレッド・原則固定スプレッド両方良さ・悪さがあるので、自分のトレードスタイルに合ったスプレッド性質でFX会社を決めましょう。

変動性スプレッドは取引コストが高いとネガティブに言われがちですが、原則固定スプレッドを提示しているFX会社でもスプレッドが拡がりやすく変動性スプレッドより拡がっているところもあります

ボラティリティの高い時間はスプレッド幅が安定しない

原則固定スプレッド・変動性スプレッド両方共ボラティリティの高い時間帯はスプレッド幅が安定しません。

原則固定スプレッドは固定時間外になると極端に拡がることが多く、取引コストを余計にかけてしまうことがあるので注意しましょう。

ボラティリティが高い時間帯は、利益を多く取る可能性もありますが比例して損失リスクも高くなっています。

取引コストも高くなるので、初心者はなるべく取引を避けましょう

サーバーエラー等で極端にスプレッドが開いてしまうことがある

FX会社のサーバーエラーでスプレッドが極端に開く事例があります。

2016年3月17日に楽天FXはドル円のスプレッドを5000倍以上に拡大し、多くのトレーダーが大損失した事件があります。

スプレッド拡大事件は売値・買値両方とも広がってしまった為、買いポジション・売りポジション両方どちらとも強制ロスカットになる自体に発展しています。

サーバーエラーは頻繁に起きることではありませんが、メンテナンスが不十分なFX会社は上記のような事件を起こし、大損失を引き起こすこともあります

FX会社を選ぶ時はスプレッドの狭さも重要ですが、信頼性も重視して見ることをおすすめします。

FXのスプレッドは狭い方が良い?

FXのスプレッドは狭いほうが取引に有利になりますが、必ずしも良いという訳ではありません。

約定力やスプレッドの拡がりやすさを総合的に見て、基準の高いFX会社で口座開設することをおすすめします。

FX自動売買システムなどの自動で取引してくれるサービスを提供している所は比較的スプレッドを広めに設定しています。

裁量トレードと違い、便利な部分が多いので魅力的ですが取引コストがかかってしまうのでスプレッドは要チェックしておきましょう

スプレッドが狭ければ取引コストを抑えられる

スプレッドは狭ければ狭いほど利益効率が良くなります。

取引コストを抑えられるので、資産運用の効率もあがります。

よってスプレッドの狭いFX会社は取引コストを抑えられるのでおすすめです。

しかし1つ重要なのは、提示しているスプレッド通りに運営しているかどうかです。

狭いスプレッドを提示していても、ちょっとレートが上下しただけで拡がるFX会社もあるので注意しましょう

スプレッドの狭さより広がらないスプレッドに注視しよう

スプレッドは狭い方が有利になりますが、狭さより広がりにくさを重視しましょう。

一番優良とされているFX会社はスプレッドが狭く、スプレッドが広がりにくいFX会社です。

近年スプレッド競争によって多くのFX会社が業界最狭水準スプレッドを提供していますが、広がりにくいスプレッドを提示しているFX会社はごく僅かです

口コミや評判などを見て、広がりにくいFX会社なのか慎重に判断してください。

スプレッドの広い通貨ペアは初心者におすすめできない

最初から提示されているスプレッドが広い通貨ペアは初心者向きではありません。

スプレッドの広い通貨ペアは、マイナー通貨ペアに多くトレーダー参加者が少ないので予想外にレートが上下いやすい傾向があります。

経済状況によって大きくレートが左右される相場なので、FX初心者はなるべく信頼性の高い主要通貨ペアで取引しましょう

FXのスプレッドは取引コストに直結するので重要!初心者は覚えておこう

FXのスプレッドは取引に直結する重要な要素ということがわかりました。

スプレッドの広い相場では、取引が不利に動く場合が多くレートの予想が難しくなる可能性があるので注意しましょう。

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