LINE FXはLINE証券が新しくはじめたFX取引サービスで、2020年から口座開設可能となっています。
取引ツールはスマホアプリのみとなっており、スマホをメインとしたFX会社です。
LINE FXのスマホアプリはシンプルなデザインで初心者も使いやすく、上級者に対応したチャート画面機能も搭載しています。
今回はLINE FXのスプレッドを徹底解説していきます。
これからLINE FXで取引しようと思っている人は参考にしてください。
新しいFXサービスですが、サービス内容がしっかりとしているので必見です。
LINE FXの口コミ・評判と気になるメリット・デメリットを徹底解説!
このページのもくじ
LINE FXのスプレッド一覧
LINE FXのスプレッドをまとめました。
取扱通貨ペアは10種類となっています。
LINE FXのスプレッド | |
---|---|
通貨ペア | スプレッド |
米ドル/円 | 0.2銭 |
ユーロ/円 | 0.5銭 |
ポンド/円 | 1.0銭 |
豪ドル/円 | 0.7銭 |
NZドル/円 | 1.2銭 |
南アフリカランド/円 | 1.0銭 |
トルコリラ/円 | 1.7銭 |
ユーロ/米ドル | 0.4pips |
ポンド/米ドル | 1.0pips |
豪ドル/米ドル | 0.9pips |
主要通貨ペアは業界最狭水準で提供していることが分かります。
全体的にみてもスプレッド幅は狭いので短期取引も問題ないでしょう。
原則固定スプレッド時間がある
LINE FXは原則固定スプレッドの時間帯が限定されています。
- 午前9時~翌午前3時※例外あり
原則固定スプレッド時間外は、スプレッドが拡がって取引コストがかかってしまう可能性があるので注意しましょう。
他のFX会社も原則固定スプレッド時間はあるので、LINE FXが特別というわけではありません。
主要通貨ペアは業界最狭水準スプレッドで提供!
LINE FXの主要通貨ペアは業界最狭水準スプレッドで提供しています。
他の大手FX会社に劣らないスプレッド幅を提供しているので、初心者から上級者まで満足する取引コストでトレード可能です。
原則固定スプレッド時間外や、予想外のレート変動で原則固定ではなくなってしまう場合がありますが他のFX会社も同じシステムになっているのでデメリットにはなりません。
今後原則固定スプレッドの提示率が低くなってしまうと、スプレッド幅に問題ありとなってしまいますが今のところLINE FXの原則固定スプレッドの提示率に問題はありません。
通貨ペアの種類が少ないが初心者にとっては充分!
LINE FXのスプレッド幅一覧を見てもわかりますが、通貨ペアが10種類と少なめの提供となっています。
通貨ペアの種類は少ないですが、南アフリカランド・トルコリラといった高金利通貨も提供しており、初心者は不自由しないトレードが可能となっています。
スワップポイントも高く設定しているので、スワップ取引もおすすめです。
南アフリカランド・トルコリラといった高金利通貨も提供!
LINE FXの南アフリカランド/円のスプレッドは他のFX会社と比べると平均値で提供していますが、高スワップポイントなのでおすすめです。
南アフリカランド/円の業界最狭水準スプレッドは0.9銭となっています。
LINE FXは1.0銭となっており、比較的高水準スプレッドと言えるでしょう。
トルコリラ/円のスプレッドも平均値で提供しているので問題ありません。
2020年の相場状況としてスワップポイントを狙うのは厳しい状況ですが、相場が安定すれば高スワップポイントを狙った取引をおすすめします。
トルコリラ/円の業界最狭水準スプレッドは1.6銭となっていますが、2020年からレート変動が激しく原則固定スプレッドで提供できないFX会社が多く存在します。
LINE FXは1.7銭のスプレッド幅で提供していますが、レート変動によってスプレッド幅が開いてしまう可能性があるので注意しましょう。
FXは海外のロックダウンでどう動く?各国の施策緩和・延長による為替市場の動向まとめ【新型コロナウィルス】
10000通貨単位取引からなので少額取引に対応していないのが難点
スプレッドも全体的に狭く、初心者向けの通貨ペアを取り揃えていますが10000通貨単位取引からとなっているので少額取引に対応していません。
主要通貨ペアの取引をはじめる場合は、必要最低証拠金が約5万円となっているので資金を10万円程度用意しておく必要があります。
少額取引はできませんが、スプレッド幅は業界最狭水準で提供しているので初心者に向いているFX会社です。
資金が10万円以下の人は、南アフリカランド/円といった必要最低証拠金が低い通貨ペアを選んで取引をはじめてみましょう。
南アフリカランド/円の場合、必要最低証拠金は約3000円ではじめることができます。
スプレッドは狭ければ良いものではない?取引コストを抑えたトレードとは?
スプレッドが狭いと取引コストが抑えられると説明しましたが、スプレッドが狭くても約定力が低かったりシステムサーバーが安定してなかったりすると思い通りの取引をすることができません。
原則固定スプレッドの提示率も注目しなければなりません。
提示率が低いと原則固定スプレッドが狭くても、狭い状態で取引できない可能性が高くなります。
スプレッド幅だけでなく、他の観点も見て総合的に評価しましょう。
スプレッドが狭くても約定に時間がかかるとずれてしまう
スプレッド幅が狭くても約定力が低いと時間がかかり、取引する値がずれてしまうことがあります。
スプレッド幅は問題ないのに約定がずれてしまうと意味がありません。
取引コストを抑えて思い通りの取引をしたい人は、約定力も高いFX会社を選びましょう。
原則固定スプレッドの提示率が低いとスプレッドが拡がりやすい
原則固定スプレッドの提示率が低いとスプレッド幅が拡がりやすい傾向にあります。
大手FX会社でも提示している原則固定スプレッドよりもスプレッドが開くといった口コミをみます。
原則固定スプレッドが業界最狭水準でも、原則固定スプレッドの提示率が低いとスプレッド幅が開きやすいということなので取引コストを抑えることができません。
スプレッド幅だけでなく、原則固定時間と提示率をしっかり確認しておきましょう。
LINE FXは約定力が高め?原則固定スプレッド時間でスプレッドが拡がることがない!
LINE FXは約定力に問題がある等の口コミを見ていないので、約定力が高い可能性があります。
原則固定スプレッド時間にスプレッドが拡がる問題も挙げられていないので、安心して取引することができます。
取引コストは約定力や原則固定スプレッド提示率も見る必要がありますが、LINE FXはすべてクリアしているFX会社となっています。
約定が遅い!スプレッドが拡がっている等の口コミを見ない
まだはじまったばかりのFXサービスなので、問題が少ないだけかもしれませんが約定力等の問題点を口コミで発見することはありませんでした。
サーバーが弱い等の問題もなく、安心して取引できる環境にあることがわかりました。
スプレッドも業界最狭水準なので取引コストを抑えて思い通りの取引できるFX会社となっています。
取引ツールがシンプルだから初心者でも素早く取引できる
LINE FXは取引ツールがアプリのみとなっており、FX会社では珍しいサービス内容となっています。
スマホアプリをメインにしたい人や初心者に向いているサービス内容となっています。
取引ツールもシンプルなデザインとなっているので、初心者でも簡単に取引を開始することができます。
チャート画面を見ながら注文することが可能なので、スキャルピングトレードにも向いています。
LINE FXの主要通貨スプレッドを他社と徹底比較!
LINE FXの主要通貨スプレッドを他社と比較してみました。
LINE FXの主要通貨スプレッドを他社と比較 | |||||
---|---|---|---|---|---|
会社名 | 各通貨ペアのスプレッド | ||||
米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | NZドル/円 | |
LINE FX | 0.2銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.7銭 | 1.2銭 |
みんなのFX | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.8銭(期間限定) | 0.6銭 | 1.0銭 |
DMM FX | 0.2銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.7銭 | 1.2銭 |
外為オンライン | 1.0銭 | 2.0銭 | 4.0銭 | 3.0銭 | 6.0銭 |
LINE FXは大手FX会社DMM FXに劣らないスプレッド幅で提供していることが分かります。
みんなのFXのような期間限定スプレッド幅を提供するサービスが今後出てくることを期待しておきましょう。
LINE FXのスプレッドは全体的に狭い!
LINE FXのスプレッドは他社と比較しても全体的に狭いことがわかります。
取引コストを抑えた取引ができるので、おすすめのFX会社です。
スプレッド幅は狭いのですが、通貨ペアの種類が少ないので物足りない人もいる可能性があります。
種類豊富な通貨ペアでスプレッドも安定しているFX会社を選びたい人は他社をおすすめします。
豊富な通貨ペアで取引したい人は他社がおすすめ!
豊富な通貨ペアで取引したい人は、LINE FXではなく他のFX会社を選びましょう。
100種類の通貨ペアを提供している会社もあるのでおすすめです。
初心者向けではないFX会社もあるので、初心者は通貨ペアの種類よりほかのサービス内容を重視して選びましょう。
初心者の場合、主要通貨ペアで取引するとリスクも低いので主要通貨ペアを提供しているLINE FXで取引することをおすすめします。
国内最大の通貨ペアを提供!IG証券
IG証券は100種類の通貨ペアを提供している会社です。
海外にもFX会社があるので、世界的に有名なFX会社となっています。
スプレッド幅はそこまで狭く無いのですが、通貨ペアが豊富に提供しているので色々な通貨ペアで取引したい人におすすめです。
初心者より上級者向けのFX会社となっています。
IG証券のFXの口コミ・評判は?メリット・デメリットと口座開設時の注意点を徹底解説
50種類と豊富な通貨ペアを提供!ヒロセ通商「LION FX」
ヒロセ通商「LION FX」は50種類の通貨ペアを提供しています。
スプレッドも業界最狭水準で、トレードアプリも人気が高く安心して色々な取引をすることができます。
1000通貨単位取引も対応しているので、少額取引も可能です。
初心者から上級者まで満足できるFX会社となっているのでおすすめです。
ヒロセ通商の口コミ・評判!メリット・デメリットと口座開設時の注意点を徹底解説
SBI FXトレードは34種類の通貨ペアを提供!1通貨単位から取引可能!
SBI FXトレードは34種類の通貨ペアを提供しています。
SEBI FXトレードの強みは1通貨単位から取引できるというところです。
数円単位の取引が可能なので、ほぼ無料で本番取引を体験することができます。
口座開設も18歳から可能なので、未成年者もFX取引を体験することができます。
通貨ペアも豊富に提供しているので、少額資金で色々な取引を試したい人はSBI FXトレードで口座開設しましょう。
SBI FXトレードの口コミ・評判は?メリット・デメリットと初心者におすすめの理由・口座開設の流れを解説
LINE FXで取引する時は原則固定スプレッドで取引しよう
LINE FXで取引する時は、原則固定スプレッド時間内で取引しましょう。
原則固定スプレッド時間外は異様にスプレッド幅が開いてしまうことがあります。
例として原則固定スプレッド時間内と時間外のスプレッド幅を紹介します。
LINE FXは原則固定スプレッドの時間帯は0.2銭を維持しており、業界最狭水準のスプレッドを提供しています。
原則スプレッド時間外の早朝は0.5~0.7銭と開いていることもあり業界最狭水準のスプレッドからかけ離れたスプレッド幅を提供していました。
早朝の時間帯はスプレッド幅が不安定なので、できるだけ取引を避けましょう。
高金利通貨ペアはスワップ狙いで取引しよう
LINE FXは高金利通貨ペアも提供しています。
高金利通貨ペアのスプレッドも平均値で提供しているので問題なく取引できます。
スワップポイントも高いので、スワップ取引もおすすめです。
南アフリカランドやトルコリラの通貨は他の通貨よりもかなり安いので、少額資金運用が可能となっています。
少額資金運用を考えている人は、南アフリカランド・トルコリラ通貨をえらびましょう。
早朝の時間帯はスプレッドが拡がっている可能性大
上記でも説明しましたが、早朝はスプレッドが拡がっている可能性が高いです。
高金利通貨ペアも深夜の時間帯はレート変動が激しく予想外のスプレッド幅になることもあるので注意しましょう。
時間帯によって値動きが激しくなる通貨ペアもあります。
自分の通貨ペアがどの時間帯で変動が激しくなるか把握して取引をおこないましょう。
LINE FXは業界最狭水準のスプレッドを提供している!初心者におすすめのFX会社
LINE FXは業界最狭水準のスプレッドを提供しているFX会社ということがわかりました。
通貨ペアの種類は少ないですが、初心者の場合充分トレードできる環境となっています。
取引ツールも初心者向けのシンプルなデザインとなっているので、簡単に取引することができます。
通貨ペアの種類が少ないが初心者は充分取引できる
通貨ペアの種類よりも初心者はスプレッド幅を重視する方が良いでしょう。
LINE FXの主要通貨ペアはスプレッド幅も狭く、シンプルな取引ツールでトレードできるので初心者におすすめのFX会社です。
10000通貨単位からしか取引できませんが、10万円程度の資金運用を考えている人はLINE FXで口座開設しましょう。
スプレッド幅の狭い米ドル/円がおすすめ
初心者は値動きが鈍い米ドル/円がおすすめです。
LINE FXは米ドル/円を0.2銭のスプレッドで提供しているので、取引コストを抑えることができます。
初心者も安心して取引できるのではじめてFX取引する人は、まず米ドル/円で取引開始しましょう。
10000通貨単位取引からだからある程度資金を用意しておこう
10000通貨単位取引からとなっているので、ある程度資金を用意しておく必要があります。
LINE FXで米ドル/円の取引をしようと考えている人は資金を10万円前後用意しておきましょう。
少額資金でLINE FXを利用したいという人は南アフリカランド・トルコリラといった高金利通貨で取引を開始しましょう。
1万円程度あれば取引を開始することができます。
スプレッドも平均的な値で提供しているのでおすすめです。