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FXとは?

【2021年最新】FX本おすすめランキング!初心者トレーダーなら読んでおくべき17冊を厳選

FXは動画やセミナーで学ぶ方法もありますが、トレーダーから多く支持されているバイブルと呼ばれる名著も多く存在します。

FXに興味はあるけど不安で抵抗感が拭えない人、取引を少しやってみて失敗したのでこれ以上進める自信のない人は、信頼できる回答を与えてくれるFX本を一度手にとってみましょう。

今回は、FX初心者におすすめのFX本をランキング形式で紹介していきます。

【FX初心者】FXの始め方とは?初心者がチェックすべき稼ぎ方・やり方と失敗を防ぐ方法

※本ページにはPRが含まれます。

このページのもくじ

FX初心者本ランキング

まずは、FXに関する知識の無い方が1から学ぶためにおすすめの本をランキング形式で紹介していきます。

FX取引に必要な情報が網羅されているのはもちろん大切ですが、取引未経験の初心者でも本番をイメージできるような平易な説明かどうかも重要なポイントです。

ここからは、目的別におすすめの本をランキング形式で紹介していきます。

FXとは何かがわかるおすすめ本

FXとは一体どんな取引なのか全体像をつかみたい方におすすめの本を紹介します。

【1位】ゼロから始める!マンガFX入門

ゼロから始める!マンガFX入門

著者川口一晃
出版社高橋書店
発売日2019/1/28
単行本(ソフトカバー)160ページ

専門用語が多くて文章だとなかなか理解しにくいFXのイメージを、青春学園コメディ風の漫画でわかりやすく説明しています。

広く流通している初心者向けのFX本は、円安・円高やレバレッジ、金利などの知識がある程度ないと内容が理解しにくいものばかりです。

この漫画は金融、経済の知識がない本当に0の状態からFXの全体像をつかめるので、初心者中の初心者が手に取ることをおすすめします。

【2位】世界一やさしい FXチャートの教科書1年生

世界一やさしい FXチャートの教科書1年生

著者鈴木拓也
出版社ソーテック社
発売日2020/5/7
単行本(ソフトカバー)256ページ

多くのFX初心者の壁であるチャートの見方を非常に分かりやすく解説している書籍です。

チャート分析の基礎~実践が収録されており、テクニカル指標の応用法までカバーしています。

FXのイメージを掴んでより実践的にチャートについて知りたい方におすすめの一冊です。

【3位】めちゃくちゃ売れてる投資の雑誌ザイが作った 10万円から始めるfx超入門 改定版

めちゃくちゃ売れてる投資の雑誌ザイが作った 10万円から始めるfx超入門 改定版

著者鈴木拓也
出版社ソーテック社
発売日2020/5/7
単行本(ソフトカバー)256ページ

FXの仕組みの解説やチャート分析の方法が掲載されているだけでなく、FX会社が提供するツールを使った入金や注文の方法などが写真付きで掲載されています。

より発展的にFXを学べるだけでなく、FX取引のマニュアル的な扱いも可能です。

テクニカル分析がわかるおすすめ本

FXで利益を出すためには金利の動きの予想や分析が必要ですが、初心者がまず学ぶべきなのがテクニカル分析という手法です。

テクニカル分析とは、過去のチャートの推移と現在のチャートの形を比較して、今後の値動きを予測する手法のことです。

FXには数秒~数分の間隔で取引をするスキャルピングから数か月~数年に1回ペースで取引をするポジショントレードまで、様々なトレードスタイルが存在します。

ただし、テクニカル分析はどんなトレードスタイルでも重要な、基礎中の基礎と言えます。

テクニカル分析のためにはチャートの見方を覚える必要がありますが、経済を学んだことのない方からするといきなりハードルの高い作業でもあります。

そこで、ここからはチャートの見方からテクニカル分析まで、初心者でも簡単に学習できるおすすめ本を紹介します。

【1位】マーケットのテクニカル分析 ――トレード手法と売買指標の完全総合ガイド

マーケットのテクニカル分析 ――トレード手法と売買指標の完全総合ガイド

著者ジョン・J・マーフィー
出版社パンローリング株式会社
発売日2017/11/12
単行本(ソフトカバー)630ページ

世界的に有名な投資家ジョン・J・マーフィーが著したテクニカル分析のバイブルで、「テクニカル分析とはなにか?」から実践的なチャート分析の方法まで網羅的に学べます。

収録されている分析手法は約400もあり、1冊でテクニカル分析の全てを学習できます。

長くトレーダーに愛されている名著ですが、最新のコンピューター分析の最前線なども掲載されており、トレンドもカバーしています。

【2位】結果を勝ち取る!実戦のFXテクニカル

結果を勝ち取る!実戦のFXテクニカル

著者中野佑也
出版社 standards
発売日2020/9/3
単行本(ソフトカバー)192ページ

テクニカル分析手法の解説に加えて、現役トレーダーの著者がトレンドの継続・反発などの判断をトレード経験も交えて解説しているのが魅力の一冊です。

テクニカル分析の形を知識として取り入れても、実際にその状況が起こった時、判断に迷ってしまうのが初心者トレーダーのよくある失敗です。

本著は現役トレーダーが“このテクニカル分析の時はこう判断する!”という内容を具体的に紹介しているので、初心者でも自信を持って判断できます。

【3位】FXデイトレード・スイングトレード

FXデイトレード・スイングトレード

著者キャシー・リーエン (著), 深美 智彦 (翻訳)
出版社FPO
発売日2020/6/20
単行本(ソフトカバー)333ページ

テクニカル分析だけでなくファンダメンタルズ分析や手法まで網羅的に掲載されており、FX初心者が総合的な知識を付けるために役立つ1冊です。

ニューヨーク大学スターン経営大学院を18才で卒業、JPモルガンで通貨取引のキャリアをスタートし、実務経験は20年を超えるという著者が自身の解釈で解説している部分もあり、これまで紹介してきたバイブル的な初心者本とは違う切り口の内容もあります。

他のFX本と併せて学習すると丁度良いかもしれません。

ファンダメンタルズ分析がわかおすすめる本

テクニカル分析を学んだら、次はファンダメンタルズ分析を学習しましょう。

ファンダメンタルズ分析は国の経済状態を分析して相場を予測する方法で、経済成長率
、物価上昇率、経済支出や経済界の要人発言なども分析対象になります。

例えば、政府が低金利政策を翌1日から打ち出すというニュースがあれば、翌月以降の金利予測を立てて最適な手法を設定することができます。

特にポジションを長く保有するトレードスタイルの場合は、長期の見通しを立てなければいけないのでファンダメンタルズ分析は必須になります。

ここからは、ファンダメンタルズ分析に挑戦したい初心者におすすめの本を紹介します。

【1位】カリスマ受講講師細野真宏の経済ニュースがよくわかる本 世界経済編

カリスマ受講講師細野真宏の経済ニュースがよくわかる本 世界経済編

著者細野 真宏
出版社小学館
発売日2003/1/14
単行本(ソフトカバー)293ページ

ファンダメンタルズ分析をする前に、まずは世界経済の流れを知ることが大切です。

各国の貿易関係や経済政策、紛争などの知識がなければ、要人発言などをチェックしても正確に分析することができないので、国際関係の話題に疎い方はまず基本的な学習から始めましょう。

この本は80年代以降のヘッジファンドやデリバティブの仕組みについて解説している他、日本経済が世界に及ぼす影響や、ポンド危機など国際経済で起きた事件などを分かりやすく解説しています。

【2位】イチからわかる!FXファンダメンタルズの読み方・使い方

イチからわかる!FXファンダメンタルズの読み方・使い方

著者横尾 寧子
出版社成美堂出版
発売日2012/3/22
単行本(ソフトカバー)191ページ

ファンダメンタルズ分析のために必要な知識が丸ごと掲載されており、国際経済の見方を理解した後に、実際にどのように主要指標を分析していくかがわあります。

GDP・雇用統計・CPIなどの主要指標の見方が丁寧に解説されているので、どこから分析を始めれば良いか分からない方におすすめです。

指標の理解度が上がったことで、トレンドへの理解度がアップしたという報告も多数あります。

【3位】そうだったのか! FX大相場の真実

そうだったのか! FX大相場の真実

著者吉田 恒
出版社ビジネス社
発売日2020/11/21
単行本(ソフトカバー)240ページ

FXで勝つためには過去の相場変動から学ぶことが原則という考えのもと、トランプ政権やアベノミクス、リーマンショックなど、経済的に大きな動きがあった出来事の前後で何が起こっていたかを分析しています。

大きな相場の変動の裏で起こっていた思惑の衝突などがわかり、相場の動きを立体的に見られるようになるので、トレーダーの成長にも繋がります。

普段何気なく見ているFXの相場変動に隠されたドラマを垣間見ることができ、経済に苦手意識を持っている方でも、面白さに惹かれる作りとなっています。

【4位】投資家のための金融マーケット予測ハンドブック

投資家のための金融マーケット予測ハンドブック

著者三井住友信託銀行マーケット事業
出版社NHK出版
発売日2020/3/27
単行本(ソフトカバー)520ページ

世界経済の実勢がどのようにチャートへ影響するのかを、豊富なデータを通して分析・解説しています。

2020年3月に第7版が発行され、トランプ政権やイギリスのEU離脱、マイナス金利政策などのトピックが収録されています。

トレーダーだけでなく金融業界に携わる方も教科書として参考することの多いバイブル的な一冊です。

さらに儲けがほしい人におすすめのFX本

FXの基本的な内容を学習してトレードを始めて、ある程度軌道に乗ったら更に大きな利益を追求するために、再び本を取るのをおすすめします。

トレーダーが無料で手軽に参照できるWebメディアやブログは始めたての初心者をターゲットにしていることが多く、実際に中・上級者が使っている稼ぐコツなどを知るのは難しい部分もあります。

月額・年額を支払ってセミナーに入会しても欲しい情報を得られる確証はなく、費用が無駄になる可能性があります。

FXで更なる高みを目指したいなら、有名なトレーダーが著している指南本などにあたってみましょう。

ガチ速FX 27分で256万を稼いだ”鬼デイトレ”

ガチ速FX 27分で256万を稼いだ”鬼デイトレ”

著者及川圭哉
出版社ぱる出版
発売日2019/6/1
単行本(ソフトカバー)176ページ

10通貨ペアの値動きを比較して相関関係を分析する独自の手法を用いて、30万円を約3年で4億円に増やした著者がノウハウを余すことなく伝えています。

通貨の強弱や相関・逆相関を基に取引通貨ペアを選ぶ手法は一般的にはあまり浸透していない方法なので、一度試してみたいトレーダーはぜひ手に取ってみることをおすすめします。

口座の選び方や注文方法などの初心者向けの解説は省略されており、利益が出ている中級者以上のトレーダーにおすすめの1冊です。

東大院生が考えたスマートフォンFX

東大院生が考えたスマートフォンFX

著者田畑 昇人
出版社扶桑社
発売日2015/2/17
単行本(ソフトカバー)207ページ

スマホによるFX取引で、50万円を9か月で1000万円にまで増やすことに成功したノウハウが著されています。

スマホを活用した独自の手法などが掲載されている訳ではなく、「比較的トレード期間の短い(数時間ほど)デイトレなら、スマホでも十分稼げる」という内容になっています。

基本的なポジションの見方・考え方も収録されているので、中級トレーダーが基礎を見返すのにも活用できます。

FXの真髄がわかるおすすめ本

FXなどの投資をしていると必ず突き当たるのが、「上には上がいる」という現実です。

特に中級者以上のトレーダーは取引手法だけでなく、投資の達人がどのような考えで取り組んでいるかを知ることが成果に繋がるケースも多いです。

ここからは、FXを突き詰めるなら是非読んで欲しい良書を紹介します。

バフェット投資の真髄 株で富を築く永遠の法則

バフェット投資の真髄 株で富を築く永遠の法則

著者ロバート・G・ハグストローム (著), 三原 淳雄 (翻訳), 小野 一郎 (翻訳)
出版社ダイヤモンド社
発売日2005/9/15
単行本(ソフトカバー)320ページ

株式投資の世界で史上まれに見る成果を残し続けるウォーレン・バフェットの真髄にメスを入れた一冊。

バフェットが実際に使っているテクニックはもちろんのこと、考え方なども知ることができます。

世界最高の投資家がどんな考えでどんな取引をしているのか知ることで、大きなステップアップにつながるでしょう。

金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

金持ち父さん 貧乏父さん

著者三井住友信託銀行マーケット事業
出版社NHK出版
発売日2020/3/27
単行本(ソフトカバー)520ページ

国内外で話題になったベストセラー書籍で、富裕層はどんな心構えで“お金を稼ぐ”ということに向き合っているのかが良く分かります。

お金持ちほど時間があり、希望を叶えられるという提唱は当時、多くのトレーダーのモチベーションをアップさせることになりました。

当時のアメリカの投資市場と比較すると現代に投資で財を築くのは簡単ではないという批判もありますが、その考え方は十分参考になる部分が多く、投資家を目指すなら一度は目を通しておきたい一冊です。

合わせて参考にしたい!株式投資のおすすめ本

今こそチャンス! 資産を増やす米国株投資入門

今こそチャンス! 資産を増やす米国株投資入門

著者岡元 兵八郎
出版社ビジネス社
発売日2020/12/3
単行本(ソフトカバー)224ページ

米国株投資を考えている方はぜひ読みたい一冊です。

米国株投資の仕組みや考え方、始め方が詳しく解説されているので、初心者の方が1から学ぶのに最適です。

10年後を見越した銘柄の選定方法や戦略の決め方は、多くの投資家が参考にしています。

人生を逆転する10倍株入門

人生を逆転する10倍株入門

著者西野 匡
出版社ビジネス社
発売日2021/5/1
単行本(ソフトカバー)224ページ

筆者の投資の考え方や哲学が詰まった一冊で、相場に対する考え方のヒントが詰まっています。

新規上場直後のIPO株を売買するセカンダリー投資について詳しく説明されている珍しい書籍でもあり、他の人がまだやっていない効果的な手法を探している方は特におすすめです。

チャートのダマシに惑わされず、相場の本質をとらえた取引をしたい方はぜひ参考にしましょう。

株高・資源高に向かう世界経済入門 株がバブルというウソ

株高・資源高に向かう世界経済入門 株がバブルというウソ

著者朝倉 慶
出版社ビジネス社
発売日2021/9/24
単行本(ソフトカバー)272ページ

アメリカや中国、日本の経済情勢と今後の見通しがわかりやすく書かれており、株初心者が経済の見通しを学ぶのにおすすめの一冊です。

脱炭素の動きや資源価格の高騰、中国経済の行方など、今後の経済を占う上で重要なポイントが丁寧に解説しており、施策の判断などで参考にすることが出来ます。

コロナ禍の株高騰がバブルかどうか、多くの方が懸念を抱いていますが、本書では「現在の株価高騰はバブルではない」という見立てのもと、その根拠が分かりやすく解説されています。

FX本を読む前に初心者が注意すべきこと

FXの本であれば、何でも良いから読めば良いという訳ではありません。

FX本を購入する前に初心者が抑えておくべきポイントとはどこなのでしょうか?

リアルタイム情報のほうが価値は高い

FXはリアルタイムで変動するチャートを分析しながら取引をするものなので、過去にあった事例を学んでも将来的に取引で活かせる確証はありません。

現在は多くのトレーダーやディーラーがYouTubeで最新の傾向を交えた解説動画を配信していますが、目先の利益への効果を考えると本より最新動画のほうが信頼性は高いです。

古い本に書かれている必勝方程式を鵜呑みにしすぎないようにしましょう。

読んだ本の数と実力は比例しない

FXに関する本は多数存在しますが、株式投資などと比べると狭い市場なので、内容は重複していることも多いです。

「ポジショントレードがおすすめ」「スキャルピングがおすすめ」など、相反する主張を持つFX本も多いので、浅く広く読んでも実践の予定がないスキルのノウハウが蓄積されていきます。

FXは明確な根拠を持って素早い決断をすることが求められるので、様々な判断基準を頭に入れるのは決して良いことではなく、失敗に繋がるリスクもあります。

知識を頭に詰め込むだけでなく、必ず実践で利用することを心掛けましょう。

本で学んだ知識を活用できる環境を整備する

本で学んだ知識は実践を通して成果に繋げるのが大前提です。

しかし、レバレッジのかけすぎや資金不足、取引環境が理由で、柔軟に新しい手法を試せないという方も多いです。

FXの知識を学習する時は、取引で試しながら学べる環境を用意しておくことで、大きな成長に繋げることが出来ます。

 

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