ETFは人気投資商品の一つで、多くの投資家から高い信頼と支持を得ています。
基本ETFは定期的に成績を見て、自分で管理する必要があります。
しかし管理するといっても「どのETFが良いの?」「保有し続けて大丈夫?」と疑問が多く、途中で挫折してしまう投資初心者が居ます。
今回解説するトライオートEFTは、ETF自動売買が可能で株式投資初心者でも気軽に始められるサービスです。
トライオートETFの特徴からおすすめ銘柄まで紹介するので「トライオートETFについてしりたい」と興味のある人は参考にしてください。
インヴァスト証券のFXの評判・口コミは?メリット・デメリットと口座開設の流れを解説
※本ページにはPRが含まれます。
このページのもくじ
トライオートETFとは
トライオートETFは、インヴァスト証券が提供しているサービスで2016年4月にリリースされています。
インヴァスト証券はFXの自動売買ツールを提供している業者として有名ですが、トライオートETFは米国株価指数であるS&P500などの有名銘柄に投資できるサービスです。
また少額でETF自動売買を始められるので、株式投資初心者も損失リスクを軽減してはじめることができます。
ETFを自動売買取引できる
トライオートETFはトライオートFXと同じ用に自動売買が可能で、簡単設定で運用できます。
また上級者用にビルダー設定を提供しており、細かい部分を個人で設定できる機能もあります。
ランキング上位のストラテジーを選択して、資産に合わせた取引数量を設定するだけで、運用開始できるので「とにかく投資をはじめたい!」という人にも最適です。
トライオートETFの評判・口コミ
トライオートETFの評判・口コミをまとめました。
「初心者でも始めやすい」というコメントが多く、投資初心者がトライオートETFをはじめている割合が高いということが分かります。
評判①忙しくても楽に運用できる
年齢: 33
本業で忙しい私でも、トライオートETFを手軽に利用することができました。
資金管理は最低限必要ですが、デイトレードを個人で行うより断然楽です。
しっかり投資する商品は見極めなければなりませんが、個別銘柄への投資とちがってリスクヘッジできるので、ありがたいです。
評判②安定した運用が可能
年齢: 34
全体的に使いやすく感じました。
初心者でも手軽に始められるし、収益も出せるのでおすすめです。
米国ETFも設定できるのは個人的に嬉しいポイントです。
取引ツールもアプリが搭載されているので、出先でも設定できます。
評判③運用コストがすこし高い
年齢: 35
トライオートETFは売買手数料などを無料にしていますが、スプレッドが発生します。
スプレッドは東京証券取引所・米電子BATSの価格に基づいて提供しているとのことですが、株価の変動や流動性によって変化するので割高になる時があります。
ほかの証券会社だと、約定金額から手数料が決まりますしコースによっては無料にすることができるので、そこを少し変えてほしいです。
評判④1万円から運用できる
年齢: 35
トライオートETFは1口1万円程度から始められるので、少額運用できるのが嬉しいです。
また、レバレッジも最大5倍かけられるので少額の人でも利益効率を高くして運用できます。
レバレッジは損失リスクを伴いますが、しっかり管理していればロスカットになることは無いと思います。
評判⑤すべて日本円で取引できる
年齢: 38
トライオートETFは実物を購入しているのではなく、CFDの仕組みで運用しているので外貨に換金して取引する必要がありません。
為替の価値も毎日変わるので、為替変動による損失リスクを無くせるのは大きいと思います。
株初心者の人は特に、外貨に交換して運用する難しさに直面すると思いますが、トライオートETFはそういった所が無いのでおすすめです。
トライオートETFの基本情報
トライオートETFの基本情報を紹介します。
気になる収益率や、どのようなユーザーが利用しているのかわ変わりやすく説明するので必見です。
取扱銘柄や取引ツール情報も詳しく解説するので、口座開設を検討している人は参考にしてください。
期間収益率
トライオートETFでのナスダック1000トリプル_ヘッジャーの2018年1月~2020年8月31日までのシミュレーション結果が収益率70%超えを達成しており、安心できるストラテジーを搭載していることが分かります。
設定済みの自動売買プログラムを選ぶだけで収益率70%超えるので、企業分析やファンダメンタル分析といった専門知識要らずで、資産を増やすことが可能です。
取扱銘柄数
トライオートETFは全部で26銘柄を搭載しています。
- MSCIワールド
- ナスダック100トリプル
- S&P500ETF
- 日経225ETF
- SPDRゴールド
- 原油ETF
- S&P500ダブル
- バンガード新興国株
- ナスダック100
- 大型バリュー株
- 小型株
- テクノロジー株
- エネルギー株
- 資本財株
- 公共事業株
- 一般消費財株
- 生活必需品株
- 金融株
- 金融株トリプル
- 中国代表50
- EU大型株
- 日経レバ
- 日経wインバ
- TOPIX連動ETF
- 投資適格社債
- 高利回り社債
レバレッジETFも搭載されているので、投資効率を高めて運用することも可能です。
有名な銘柄も含まれているので、初心者から上級者まで充実した内容で取引できます。
初心者ユーザー率
トライオートETFが出した口座開設者の統計では、株式投資初心者が50%以上ということが分かり、多くの初心者がトライオートETFを選んでいることが分かります。
アルバイト・パートの人も口座開設しているので、比較的初心者に優しいサービスとなっています。
またインヴァスト証券のカスタマーサポートは、取引画面の操作方法から初歩的な質問まで対応してくれるので、はじめての投資が不安という人も安心して運用できる環境が整っています。
手数料
トライオートETFは自動売買の売買手数料が無料で、両替手数料もすべて無料となっています。
その他の手数料も無料なので、取引コストを抑えた運用ができます。
取引コストの高い証券会社で運用するのと比べて、利益をより多く取得できることから、効率良く資産を増やすことが可能です。
取引ツール
トライオートETFはッパソコン版とスマホ版のツールを搭載しています。
トライオートETFのパソコン取引ツールの動作環境 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
Windows8.1 | Windows10 | OSX | Chrome | FireFox | ||
Edge | IE | Edge | IE | Safari | ||
○ | × | ○ | × | ○ | ○ | × |
パソコン版では、自動売買注文・マニュアル取引と相場状況に応じて取引手法を選べる内容になっており、ポートフォリオなども閲覧できます。
また、スマホでもトライオートETFは取引可能で、自動売買注文の発注も可能です。
パソコンツールの場合、推奨環境を満たしていないパソコンを利用すると正常に作動しない場合があるので注意しましょう。
トライオートETFのメリット
トライオートETFのメリットは、初心者にもプラスになるメリットが多いです。
これからトライオートETFのメリットを紹介するので、どのようなメリットを有効活用できるかチェックしてみてください。
初心者でもプロ並の運用が可能
トライオートETFはプロの投資家の設定を真似することが可能で、初心者でもプロ並の運用ができます。
トライオートETFの設定はブログやSNSなどで公開されている為、様々な設定をコピーして試すことができます。
投資初心者でも完成度の高い自動売買で運用できるのはトライオートETFの最大の魅力です。
仕事で忙しい人でも利用できる
トライオートETFは自動売買で運用する為、仕事で忙しい人でも運用することができます。
ETFの運用はシステムが設定された通りに自動で売買してくれるので、仕事している間や寝ている間も売買チャンスを逃さず運用できます。
手間いらずで資産を増やしていけるので、副業目的の人に最適です。
レバレッジで利益効率を上げられる
トライオートETFは最大レバレッジ5倍までかけられるので、利益効率を上げた運用が可能です。
しかしレバレッジは、リスクも比例して上ががるので、レバレッジをかける際は資金管理を徹底しましょう。
自己資金を使ってより大きな金額で運用できるメリットを上手く活用すれば、通常以上の利率を狙えるので、リスクを考慮しながら利用してみましょう。
少額運用可能
トライオートETFは2~3万円で十分始めることができます。
銘柄が限定されてしまいますが、約3万円あれば購入することができるので、少額運用したい人にも適しています。
少額運用はリスクを抑えて運用できるので、投資初心者はトライオートETFを少額から始めてみましょう。
トライオートETFのデメリット
魅力的なサービスを提供しているトライオートETFですが、当然デメリットも存在します。
トライオートETFのデメリットをこれから詳しく解説していくので、ご自身の投資プランに影響が出てこないか確認しましょう。
運用コストが割高
トライオートETFは売買手数料を無料に設定しています。
しかしトライオートETFにはスプレッドというものが存在し、市場の変動に応じて取引コストが発生します。
また建玉を保有しているだけで毎日金利を支払うシステムになっている為、主要ネット証券での運用と比べると運用コストが高くなります。
運用コストを重視したい人にとってやや不利な設定ですが、自動で売買してくれる点を考えると、ロボアドと同じで運用コストが高くなるのは仕方ないです。
必ず勝てる訳では無い
トライオートETFはプロが設定している方法などをコピーして、質の高い運用が可能ですが、必ず勝てる保証はありません。
投資は「必ず勝てる」サービスや手法は存在しないので、やはりある程度自分で市場状況を読んでコントロールする必要があります。
自動売買を設定すれば勝手に資産が増えると思っている人は一度投資の基礎知識を学んでから口座開設を検討しましょう。
取扱銘柄が少ない
トライオートETFの取扱銘柄は日本上場ETF4銘柄と米国上場ETF26銘柄を取り扱っています。
大手主要ネット証券と比べると、ラインナップが少なめになっている為、幅広く色々な商品に手を出したい人は物足りなさを感じるかもしれません。
トライオートETFの手数料は高い?
トライオートETFは売買手数料が無料と宣伝していますが、運用コストはゼロではありません。
トライオートETFにかかる運用コストは下記の通りです。
- スプレッド
- 金利
スプレッドは市場状況によって変動する為、売買するタイミングによって発生する運用コストが異なります。
またトライオートETFの金利は365日発生する為(米国銘柄は360日)、保有期間が長ければ運用コストが高くなります。
トライオートETFの金利調整の計算は下記の通りです。
- 買い建玉= – ( 前週木曜日の終値 * 保有口数 * (Libor + 0.9%) * 付与日数/365 )
- 売り建玉= 前週木曜日の終値 * 保有口数 * ((Libor – 0.9%) – (3% + カバー先金利)) * 付与日数/365
※Liborはインターコンチネンタル取引所が計算し公表するロンドン市場の銀行間取引金利のことです。
大手主要ネット証券では、金利が毎日発生する手数料設定はされておらず、約定代金に対して手数料が発生するシステムになっています。
上記の理由から、トライオートETFはネット証券に比べて手数料が高いと言えます。
しかし、自動売買サービスを利用する観点から見ると、トライオートETFの手数料設定は妥当と言えるでしょう。
トライオートETFの取引方法
トライオートETFは、3つの取引方法がありマニュアル取引も可能です。
各取引方法によって、利用する戦略も違うので、どのような取引方法が搭載されているかしっかり確認しましょう。
マニュアル取引
トライオートETFは自動売買をメインにしているサービスですが、マニュアル取引も可能です。
- 成り行き注文
- 指値・逆指値注文
- OCO注文
- IFD注文
- IFO注文
- クイック決済
- 一括決済
基本的な注文方法が搭載されているので、マニュアル操作で資産運用もできます。
ただしトライオートETFの売りは自動売買プログラムなので、マニュアル取引に特化したいという人には不向きな内容となっています。
自動売買セレクト
インヴァスト証券の自動売買セレクトは、インヴァスト証券が提供している自動売買プログラムをランキング形式から選ぶことがでできます。
自動売買を選時にいくつかの選択肢があり、収益率やリスク・リターンなどの項目で各ランキングを表示できます。
自動売買プログラムを選ぶ時に、詳細を見るとプログラムの詳細設定を閲覧できるので、現在の相場環境に適しているプログラムなのか確認しましょう。
自動売買ビルダー
トライオートETFは最初から用意された自動売買プログラムを選択して運用できますが、個人でオリジナルのプログラムを作成することもできます。
作成したプログラムは過去の値動きを利用してシミュレーション確認できるので、本当に上手く稼動するかテストすることも可能です。
ただし、シミュレーションは過去の相場でのシミュレーションなので、将来のレート変動に100%対応できるという訳ではありません。
リスク管理もしっかりする必要があるので注意しましょう。
トライオートETFのおすすめ銘柄
トライオートETFで運用をはじめるにあたって、おすすめの銘柄を紹介します。
トライオートETFは全26銘柄搭載しており、はじめての人は「どの銘柄が良いの?」と困惑してしまいますよね。
これから紹介するおすすめ銘柄は、初心者でも投資しやすい銘柄なので必見です。
S&P500ダブル
S&P500ダブルはS&P500の二倍の動きをしているレバレッジETFです。
レバレッジETFは原資産の動きにレバレッジをかけている為、変動が二倍になりより効率的に利益を出すことができます。
通常銘柄より、利益を出すチャンスがあり少額資産でもチャレンジできるのでおすすめです。
ただし、S&P500の株価指数が下落するとS&P500ダブルは2倍下落するので、損失リスクを管理する必要があります。
ナスダック100トリプル
ナスダック100トリプルは、S&P500ダブルと同じレバレッジETFです。
ナスダックの動きの3倍で変動するETFで、ナスダックは長年右肩上がりなので継続して大きなリターンを狙えます。
ナスダック100は、米国のベンチャー向け株式市場ナスダックの連動を目指している銘柄で、米国企業の今後の活躍を考えるとこれからも右肩上がりになる可能性が高いです。
ナスダック100の三倍分の変動が発生するので、リスク管理は必要ですが、長期間みると大きなリターンを狙えるのでおすすめです。
MSCIワールド
MSCIワールドは日本を含む主要国の株式を対象にしている指数で、先進国23カ国に上場する大・中型株を対象に1631銘柄で構成しています。
2020年のコロナショック後から急激に右肩上がりになっており、5年間のチャート推移をみても右肩上がりの形状をしているため、比較的安定して利益を狙うことができます。
世界の上場株式をカバーしてくれる銘柄で、普段投資できない株式にも投資してくれるのでおすすめです。
トライオートETFの会社概要
トライオートETFの会社概要は下記の通りです。
商号 | インヴァスト証券株式会社 INVAST SECURITIES CO.,LTD. |
---|---|
金融商品 取引業者登録 | 関東財務局長(金商)第26号 平成19年9月30日 |
主な事業 | 金融商品取引法に基づく金融商品取引業 |
設立 | 昭和35(1960)年8月10日 |
本店所在地 | 東京都中央区東日本橋一丁目5番6号 |
代表取締役 | 川上 真人 |
加入業協会 | 一般社団法人 金融先物取引業協会 日本証券業協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会 |
加入保護基金 | 日本投資者保護基金 |
トライオートETFの始め方
トライオートETFはインヴァスト証券の投資サービスなので、インヴァスト証券で口座開設する必要があります。
口座開設している5割以上が投資初心者ということが分かっているので、投資経験が無いという人も口座開設可能です。
インヴァスト証券で口座開設する
インヴァスト証券で口座開設する際に、マイナンバーカードと本人確認書類の提出が必須となります。
マイナンバーカードは税金と紐付けるために、どの証券会社・FX会社でも提示が必要になるので、マイナンバーカードを持っていないという人は市役所で事前取得してください。
またマイナンバーカードの代わりにマイナンバー通知カードやマイナンバーが記載されている住民票などを使用できます。
本人確認書類の提出に不安要素があるという人は、申し込む前に直接お問い合わせをして確認しましょう。
トライオートETFの口座開設手順
トライオートETFの口座開設手順は下記の通りです。
- 口座開設の申込み
- 本人確認書類の提出
- 審査
- ID・パスワードをメールで受け取り
- 取引スタート
トライオートETFの本人確認書類の提出は、スマホで完結することが可能です。
顔付き本人確認書類をもっている人は可能で、最短即日で取引を始められるのでおすすめです。
口座開設申込みフォームに記入する
口座開設の申込みフォームは、トライオートETFの公式サイトから行えます。
申し込みフォーム内容は、氏名・住所・勤務先など基本的な情報を記入します。
記入する住所は、後に確認する本人確認書類と同一でなければ再提出になるので、注意しましょう。
本人確認書類の提出
トライオートETFは大きく分けて2通りの本人確認書類の提出があります。
- 郵送で送る
- オンライン本人確認
オンライン本人確認は、スマホで本人確認書類を撮影して書類を提出する方法で、最短当日で審査を完了することができます。
オンライン本人確認はIDをメールで受け取る為、郵送書類が到着するまで待つ期間を短縮することができるのでおすすめです。
審査後ID・パスワード取得で口座開設完了
審査が完了した後に、ID・パスワードを取得します。
審査にかかる日数は手続きする人によって異なりますが、最短即日で終わります。
また審査に落ちてしまうと、再び申し込んでも落ちてしまうので注意が必要です。
トライオートETFは初心者でも簡単に始められる
トライオートETFは自動売買プログラムを設定するだけで始められるサービスなので、株式投資初心者でも手軽に始められます。
より緻密にプログラムを構成したい人はビルダー機能が向いています。
投資者のレベルに合わせてETFを運用できるので、ETF自動売買に興味がある人は口座開設を検討してみてください。