自動売買系の中でも評判の良いツール「トライオートFX」。
儲かる設定方法などは広く知られていますが、利回りの良い通貨ペアで取引できるかどうかで、収益性は大きく変わってきます。
今回は成功してるトレーダーの意見も踏まえながら、トライオートFXで選択すべき、おすすめ通貨ペアを設定していきます!
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このページのもくじ
トライオートFXとは
トライオートFXはインヴァスト証券が提供している自動売買サービスで、簡単な設定で自動売買を運用できます。
また自分のアイディアで自動売買を作るビルダー機能も搭載されており、上級者も充実した自動売買運用を行えます。
ビルダー機能が人気
トライオートFXのビルダー機能は、高いカスタム性で自動売買を細かく設定することが出来ます。
自由度の高いロジックを構築し、スマホアプリから作成することも可能なので、中級者から上級者まで構築したい自動売買を作成することができます。
最もおすすめな通貨ペアは豪ドル/NZドル
トライオートFXのおすすめ通貨ペアは、豪ドル/NZドルが鉄板です。
公式が触れることもあるペアリングで、コアレンジャーで豪ドル/NZドルを選ぶのがトライオートFXで売り上げを出すおすすめ設定というのは良く言われます。
ただ、漠然とすすめられるままに豪ドル/NZドルを選択すると、なぜ収益をあげられるかのポイントが分からずじまいなので、注意しましょう。
FXの通貨ペアとは?初心者におすすめの通貨ペアの特徴・おすすめできない通貨ペアを紹介
豪ドル/NZドルは初心者でも手を出しやすい
ドル系の通貨は安定性が高く、チャートが急激に動きにくいので安心です。
実際のところ、ドル系+円というのは、初心者がFXを始める上でおすすめされることの多い通貨です。
豪ドル/NZドルはトライオートFXと相性が良い上に、初心者が取り掛かりやすいという大きな強みがあります。
中期レンジ状態なので自動売買で稼ぎやすい
レンジ相場には初期・中期・後期がありますが、レンジが始まってから中期はレンジ幅が限定されており、逆張りをしても利益の蓄積が可能です。
豪ドル/NZドルはこの中期レンジに入っている上に値幅が狭く、かつ相場がかなり動いている状態となっています。
一定期間内で比較的、規則的に動くので、一定のポジション方法を設定する自動売買で利益の出やすい通貨ペアだと言うことが出来るでしょう。
初心者におすすめの豪ドル円・NZドル円
その他、トライオートFXでおすすめなのが豪ドル円やNZドル円です。
自国通貨で値動きが安定しており、かつ情報量が多いので初心者も取り組みやすいです。
儲かり方は豪ドル/NZドルよりも弱めですが、トライオートFXを始める上ではおすすめの通貨ペアです。
必ずしもトライオートFXでやるメリットはない?
豪ドル円・NZドル円はトライオートFXと相性の良い2通貨に円を合わせた安定している通貨ペアですが、「それをトライオートでやる意味はあまりない」と考える方も少なくありません。
どういうことなのか整理をすると、豪ドル円・NZドル円は非常に特徴が似通っており、レンジ相場になりやすいのです。
特に注目したいのが、豪ドルとNZドルは中国経済の影響を如実に受けるという点です。2020年現在は中国経済が停滞を見せていますが、豪ドル/NZドルなら特徴が似通っているので、影響はあまり受けないのです。
一方、豪ドル円やNZドル円ならこの影響を如実に受けてしまうので、安定はしていますが、豪ドル/NZドルと比べると相対的に不向きと考えられます。
トライオートFXでおすすめできない通貨ペア
トライオートFXにおすすめなのは一言でいうとレンジ相場を形成できる通貨ペアです。
一方で、トレンド相場を形成する以下のような通貨ペアは、トライオートFXになかなか向いていません。
- ドル円
- ポンド円
- ポンド円
これらの通貨ペアは自動売買よりも裁量トレード向けと言えるでしょう。
トライオートFX向けでもそこまでおすすめできない通貨ペア
一方で、トライオートFXに向いてはいるものの、そこまで利益が期待できない通貨ペアがこちらです。
- ユーロドル
- ユーロ円
ユーロドル・ユーロ円はレンジ相場を形成しやすい通貨ペアですが、ユーロドルは下げトレンドの傾向、ユーロ円は必要資金が高額になりがちという懸念点があります。
コアレンジャー・豪ドル/NZドルがトライオートFXには一番おすすめ!
コアレンジャーは自動売買だけでなくETFの取引もできるような、柔軟性の高いサービスとなっています
このコアレンジャーで取引をする際にやはり間違いないのが、豪ドル/NZドルでしょう。
多くのトレーダーのバックテストでも好成績を収めています。
ただ、あなたにとって最適な通貨ペアを見つけることも十分可能だと思うので、ぜひチャレンジしてみてください。
トライオートFXを豪ドル/NZドルでおこなうリスク
トライオートFXを豪ドル/NZドルでおこなう際はリスクもあるので、十分注意しましょう。
リスク➀含み損が膨らみやすい
コアレンジャーはコアレンジで両建て注文を繰り返すスタイルです。
このスタイルは利回りが高い一方で、含み損が発生しやすいので注意が必要です。
コアレンジャーを利用する際は通貨ペアに関わらず言えるリスクなので、事前に把握をしておきましょう。
リスク②一定額以上の資金が必要
豪ドル/NZドルの利回りが高いとはいっても、資金が少額なら相応の利益しか発生しません。
初心者なら少額から始めるのが安心ですが、ロスカットを受けるリスクもその分高まってしまいます。
儲けを出すには一定額以上の資金が必要ですが、特に初心者はいきなり高額資金で取引をするとリスクも高まります。
トレーダーとしてのレベルアップに合わせて、段階的に資金を増やしていくことをおすすめします。
トライオートFXのおすすめ通貨ペアを自分で選ぶときのポイント
トライオートFXにおすすめの通貨ペアは上記の通りですが、それ以外にも自分で最適なペアを見つけ出したい!という方もいると思います。
ここからは、トライオートFXの通貨ペアを自分で選ぶ際のポイントを解説していきます。
中・長期的にレンジ相場になっている通貨ペアにする
コアレンジャーのようなリピート系自動売買を実施する上で、絶対に抑えておきたいポイントとなります。
一定のレンジ内に繰り返し取引をおこない利益を上げるリピート系は、レンジ相場の長さが肝となってきます。
トルコリラ・南アフリカランドなどの通貨は基本的に、トライオートFXに不向きです。
ボラティリティの強さで通貨ペアを選ぶ
前述の通り、チャートに動きがなければトライオートFXで利益を上げるのは難しくなります。
この動きをボラティリティと言いますが、これを計測する上でおすすめの指標が値幅ではなく、値動きの総推移(全ての値動きの合計)です。
高低差の大きな通貨ペアを選ぶ
トライオートFXで利益を得るにはレンジ相場の分析が肝ですが、高低差が大きくても動きが激しい通貨ペアだと、過去は良くても将来的にどうなるのか分からないので、分析が難しくなってしまいます。
トライオートFXは、過去の長期間で平均的に高低差が大きかった通貨ペアを選ぶのがおすすめです。
似たような通貨ペアはコストが低いほうを選ぶ
似た要素が多くて絞り切れない場合は、レートの低さやスプレッドの狭さで選ぶのも一つの手です。
その他、スワップポイントがより多く貯まるほうにするのも一つの手です。
トライオートFXと通常のFX取引の違いから通貨ペアの傾向を掴む
トライオートFXは初心者におすすめされているドル円が不向きであるなど、通常のFXとは異なる要素もあります。
この、トライオートFXの特徴に沿った通貨ペアを選ぶことが成功の秘訣となります。
設定方法の他、通貨ペア選びにも力を入れて、最大のパフォーマンスを目指しましょう。