現在非常に多くのユーザーが利用しているフリマアプリ「メルカリ」。
1秒に3.5個の商品が売れているほど活発に取引がされているメルカリでは、人気商品にはたくさんのユーザーが殺到します。
ただし、中にはほしいけど多少値引きしてほしい商品があります。
そんなときに使える手段が、値引き交渉です。
上手くすればかなり減額してもらうことができるので、積極的に活用していきましょう。
この記事では値下げ交渉を上手く進めるための具体的な例文と、値下げ交渉をしてもらう際の注意点について紹介します。
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このページのもくじ
メルカリの値下げ交渉とは？
メルカリでは、個人が商品価格を自分で決めて売り出すシステムになっています。
購入者は取引前にコメント欄で商品の価格引き下げを直接お願いすることができ、これをメルカリでの値下げ交渉と言います。
ただしメルカリで値下げ交渉する際も、交渉に応じる際も注意しておきたい点がいくつかあります。
ネット上で顔の見えない相手と交渉することになるので、相手が不快に感じる表現や交渉内容（極端な金額の提示や再三にわたる要求、誹謗中傷など）は避ける必要があります。
常識の範囲内で値下げを頼み、たとえ断られたとしても暴言を吐くなど相手を不快にさせる行為はしてはいけません。
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値下げを頼むときの注意点
値下げ交渉を頼むときには、次のことについて注意する必要があります。
- 値下げ交渉可能か確認する
- 具体的な数字を提示する
- 良識の範囲内で値下げ交渉する
とにかく相手のことを考えて活動することが大切です。
欲しいものはできるだけ安値で購入したい気持ちはわかりますが、直接顔を合わせて言えること以上は発言しないようにしなければいけません。
以下に注意点をそれぞれ解説していきます。
値下げ交渉可能か確認する
メルカリで値下げ交渉をする前に、値下げ交渉が可能かどうかを確認しましょう。
商品ページに「値下げ交渉は受け付けていない」と書いている場合や、出品者のプロフィール画面に書いていることがあります。
確認せずに連絡すると失礼に当たるので、きちんと確認してから交渉する必要があります。
「値下げ交渉に応じる」「値下げ交渉に関する記載がない」場合には値下げ交渉ができるケースです。
値下げ交渉ができる場合は積極的に行っていいでしょう。
具体的な数字を提示する
値下げ交渉をする際には、具体的な数字を提示する必要があります。
「少しだけ安くしてもらえませんか？」とコメントされたところで、出品者からするといくらに下げたら買ってくれるのかわからないので困ってしまいます。
値下げ交渉をする際には、具体的に「〇円に下げてほしい」と伝えると良いでしょう。
実際に他の商品がどのくらいの価格で売られているのか確認して提示すると相手も受けやすいです。
良識の範囲で値下げ交渉する
値下げ交渉をする際には、常識はずれの金額を提示しないようにしましょう。
具体的に言えば、値下げ交渉で下げて良い金額は出品されている商品の1割と言われています。
3000円の商品であれば2700円まで減額することができる、ということになります。
もちろん「キリが悪いから2500円」などと言った交渉で応じてくれる人もいると思いますが、基本的には1割までに抑えておくようにしましょう。
値下げ交渉後の横取りに注意する
値上げ交渉は商品のページ上、誰でも見ることができるコメント欄で交渉をすることになります。
値下げ交渉は直接した人ではなくても値下げ交渉後の商品を購入することはできるので、自分が値下げ交渉をしたのに横取りされるなんてこともあります。
出品者からすれば誰に売ろうが同じ金額がはいってくるので問題なく商品の手続きを進めてしまうケースが多いです。
他人が交渉していた商品を横取りすることは無作法であると考える人もいますが、ちょうど値下げしたタイミングでコメント欄を見ることなく購入ボタンを押してしまう人もいるので、悪質とは限りません。
人気商品であれば値下げ交渉をしている間に元の値段で購入されるなんてこともあるので、本当に値下げ交渉が必要か考えてから購入する様にしましょう。
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値下げを頼むときの例文
では実際に値下げ交渉を頼むときの例文を紹介します。
具体的には次の3種類あります。
- 商品1点を値下げ交渉
- まとめ買いで値下げ交渉
- ポイント購入で値下げ交渉
どの場合でもできるだけ丁寧にお願いすることが大切です。
真摯な姿勢が見られると、出品者も価格を下げてくれる可能性が高くなるので、きちんと連絡しましょう。
商品1点を値下げ交渉
「はじめまして。こちらの商品に興味があるのですが、○○○円でお譲りいただくことはできますでしょうか。ご検討いただけると幸いです。」
「はじめまして。こちらの商品の購入を検討しています。○○○円ほどお値引きをしていただくことはできますでしょうか。ご検討いただけると幸いです。」
特定の商品の値下げ交渉をする際は、以上の2つの文章を使うと良いでしょう。
値引き金額が小さいときは値引き金額を伝える、元々高値の商品を値下げ交渉する場合は具体的な数字を紹介すると良いでしょう。
値下げ金額が少ないと、「この程度下げれば買ってくれるなら下げるか」と思ってくれることが多いです。
まとめ買いで値下げ交渉
「はじめまして。こちらの商品の購入を検討しています。また、〇〇様の別ページで紹介されている商品〇〇の購入も考えているのですが、併せて購入させていただくことは可能でしょうか？もしよろしければ、2点併せて～円にお値引きしていただけますと幸いです。」
同一の出品者から複数の商品を購入する場合は、まとめ買い交渉をすると値下げが上手くいきやすいです。
例えば3000円で売られているコスメを3点購入する場合、「すべて買うので8000円程度にしてほしい」などのコメントを送ると良いでしょう。
出品者からしても、1つ1つ梱包して送るよりもまとめて一人の相手に送ると送料が少なく済むので好まれます。
多少1割を超えた金額を要求しても呑んでくれることが多いので、交渉しどくです。
ただし、出品時点で梱包してしまっているユーザーもいるので、その場合はまとめ買い交渉ができません。
事前梱包している人は、出品者のページに書いているはずなので確認しておきましょう。
ポイントで購入する旨を伝える
「はじめまして。こちらの商品を、保有しているポイントで購入したいと思っています。急なお願いで大変恐れ入りますが、○○○円までお値下げしていただくことはできますでしょうか。よろしくお願いいたします。」
メルカリでは商品を買う際に「メルペイ」のポイントを使って購入することができます。
ポイントで購入するため、微細な金額を減らしてほしい際に使いやすいです。
ただし、ポイント利用に関しては完全に購入者側の都合です。
減額してくれないこともあるので、その場合は仕方ないと割り切って購入すると良いでしょう。
値引きしてもらったら感謝を伝える
値引き交渉に応じてもらった場合、きちんと感謝の気持ちを伝えましょう。
コメント欄で感謝の言葉を伝えて、購入後の商品購入ページでもお礼を言っておきましょう。
メルカリでの関係はかなり薄いですが、自分が好む商品を出品しているということは同じように好みの商品を他にも出してくれる可能性があります。
きちんとお礼を言っていい関係を築いておけば、今後同じように割引してくれるかもしれませんよ。
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値下げ交渉をされた時は？
反対に値下げ交渉をされた時はどのようにすればよいのでしょうか？
具体的に値下げ交渉に応じる際、断る際に分けて解説します。
値引き交渉に応じる際の例文
「コメントありがとうございます。ご希望の〇円で、お取引させていただきます。金額変更させていただきますので、ご購入手続きをお願い致します。」
値下げ交渉を受け入れる際は、以上の文章を送ると良いです。
値下げ交渉に応じる側は相手の要求を呑んであげている側なので上から接したくなる人もいると思いますが、きちんとお金を払ってくれる相手なので丁寧に対応しましょう。
もしかすると自分の商品をまとめて買ってくれるかもしれませんよ。
値引き交渉を断る際の例文
「申し訳ありません。値下げをするつもりはございません」
基本的に値引き交渉を断る際も、上記の文章を送れば問題ありません。
一度コメントに書けば他の人からもコメントが来る可能性は減るので、はっきりと明言しておきましょう。
また、しつこく値下げ交渉をしてくる人や良識の範囲外の値下げ交渉をしてくる人には返信する必要はありません。
余りにしつこい場合は運営に連絡もできるので活用しましょう。
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メルカリでの値引き交渉は良識の範囲内で！
メルカリは個人が商品を出品するので、値下げ交渉が割と活発に行われています。
悪い事ではないので、良識の範囲内で丁寧に値下げするとよいでしょう。
値下げ交渉時は実際にお金を提示することに注意してください。
ぜひ値下げ交渉を身に着けて、メルカリを有効に活用していきましょう！
