セントラル短資FXは老舗FX会社として有名で、裁量トレードの「FXダイレクト」や自動売買システムの「セントラルミラートレーダー」を提供しています。
老舗FX会社ならではの高い安心感と約定力の高さが魅力で、初心者も手軽に口座開設することができます。
今回はセントラル短資FXの強制ロスカットについて詳しく解説していきます。
強制ロスカットは保有しているポジションをすべて強制的に決済されるので、FX口座に入れている資金をほぼすべて失う危険性があります。
強制ロスカットにならない為の方法や、セントラル短資FXが提供している強制ロスカットを回避する機能を紹介するので必見です。
これからセントラル短資FXで取引を始めようとしている人や、強制ロスカットについて詳しくしりたいという人は参考にしてください。
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このページのもくじ
セントラル短資FXの強制ロスカットルール
セントラル短資FXの強制ロスカットのルールは以下の通りです。
- 証拠金維持率100%以下で強制ロスカット執行
- ワーニングメールが来ていない状態でも証拠金維持率100%を下回れば執行される
- 証拠金維持率の計算は(資金-ポジションの証拠金)÷維持証拠金×100
セントラル短資FXの強制ロスカットは証拠金維持率100%以下になっています。
各FX会社によっては証拠金維持率50%のところもありますが、セントラル短資FXは異なるので注意しましょう。
強制ロスカットの際に約定の関係で、口座残高がマイナスになってしまう場合があります。
口座残高がマイナスになってしまうと追証を支払う必要があるので、ロスカットにならないように資産運用計画を立ててください。
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証拠金維持率100%以下で強制ロスカットが執行される
セントラル短資FXではどんな状況であっても証拠金維持率100%を下回ると強制ロスカットになります。
強制ロスカットになる時のレバレッジは25倍となっており、セントラル短資FXは最大25倍のレバレッジをかけられるFX会社ですが、25倍のレバレッジをかけると即強制ロスカットの危険性があります。
レバレッジを高くすると、より多くの利益を得るチャンスがありますが、逆に大損してしまう可能性もあるので注意してください。
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ワーニングメール送付の有無に関わらず執行されるので注意
セントラル短資FXではワーニングメールが強制ロスカット前に送られます。
しかしワーニングメールは取引終了時間前に送られてくるので、取引状況によってはワーニングメールが届く前にロスカットになる場合があります。
強制ロスカットは保有ポジションをすべて決済するので、入金している資金の殆どを失います。
ロスカットになるとFX相場から一発退場ということもあるので、ロスカットルールを真摯に受け止めて慎重に取引状況を見極めてください。
セントラル短資FXで強制ロスカットが執行される事例
セントラル短資FXで強制ロスカットが執行される事例を紹介します。
強制ロスカットの事例は、セントラル短資FXに関わらずどのFX会社でも共通しています。
為替相場はレートの変動が静かな通貨ペアでも状況によって激しくなる場合もあります。
強制ロスカットになってしまう事例を見て、リスクの高い相場では取引しないように心がけましょう。
重要経済指標による大幅の変動が起きた時
重要経済指標は経済状況を表す指標があり、レートの上下が激しくなることがあります。
特に米国の雇用統計は多くのトレーダーが意識している指標で、短時間の間に2~5円程変動したこともあります。
短期間のポジション保有でも一気にロスカットに陥る可能性があるので、重要経済指標の発表前後はトレードを避けましょう。
経済指標の確認は、セントラル短資FXが提供している経済指標カレンダーで確認することができます。
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週明けの窓開けで初値が終値から大きく乖離した時
通常FX取引は土日閉場しているので、トレードすることはできずレート配信は停止しています。
しかし、実際レートは動いており取引をしている国があります。
土日に大きな出来事が発生した場合、土日の間に大きく変動して月曜日の初値が土曜日早朝の終値から大きく乖離していることがあります。
大きく乖離してしまうと、一気にロスカットになってしまう可能性が高くなります。
レバレッジを低く設定して運用している場合は、ある程度耐えることができますが大きく損失した状態からスタートするので、基本的に土日にポジションを持ち越すことはおすすめできません。
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ハイレバレッジ状態で取引している時
最初に説明しましたが、ハイレバレッジ状態(レバレッジ15倍~20倍)は取引していると少しの振れ幅でロスカットになります。
証拠金維持率を見るとどのくらいのレバレッジが安全なのか簡単に分かるので、証拠金維持率をみながら取引数量を設定しましょう。
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セントラル短資FXは強制ロスカット前にワーニングメールが送られてくる
セントラル短資FXは、ロスカットを回避できるように、証拠金維持率が125%を下回るとメールが送られてくるようになります。
ワーニングメールが送られてきている時点では、強制ロスカットは執行されませんが素早く行動しないと強制ロスカットになってしまいます。
証拠金維持率100%以下にならないようにするには、追加入金するかポジションを決済する必要があります。
保有ポジションの状態とレート変動の動きをみて、どのような手段で回避するのか判断しましょう。
取引終了前に証拠金維持率が125%以下になった場合に送られる
セントラル短資FXのワーニングメールはリアルタイムではなく、取引終了時前に送られてきます。
よってワーニングメールが来ないまま強制ロスカットになってしまうこともあります。
ワーニングメールが来ない状態でロスカットを受けてしまう状況は、ハイレバレッジ取引をしていたかレートが激しく上下してしまっている状況のどちらかです。
ワーニングメールを受け取っている状態は首皮1枚残っている状態なので、なるべく早めに対処することをおすすめします。
セントラル短資FXは色々な通知をメールで受け取ることが可能
セントラル短資はワーニングメールのように、色々通知をメールで受け取ることができます。
- 約定メール
- 強制ロスカットメール
- ワーニングメール
強制ロスカットメールは執行された後に送られてくるものなので、強制ロスカットまでの執行猶予などはありません。
ワーニングメールが届いている時点でかなり危ない状況になっているので、通知機能を有効活用して資金をすべて失わないように心がけましょう。
セントラル短資FXで強制ロスカットを防ぐ方法
セントラル短資FXで強制ロスカットを防ぐ方法は3つあります。
ロスカットを防ぐ方法は共通して損失を抑えることができます。
トレーダーによっては大損してしまったと感じる人もいますが、ロスカットより損失を防げているので次のトレードチャンスを掴むことができます。
ハイレバレッジの取引は控える
強制ロスカットになってしまう原因は証拠金維持率の低さです。
証拠金維持率は、レバレッジが高くなるほど可能性が高くなります。
特に初心者は分析が未熟で負けてしまうことが多いので、ハイレバレッジ取引でより多くの利益をねらおうとするのはやめましょう。
土日を跨いでポジションを保有しない
通常FXは土日に市場が開いておらず、取引することができません。
しかし、レートは動いており月曜日に窓開けが発生することがあります。
窓開けが発生すると、トレーダーのスキル関係なく大損してしまうのでなるべく土日にポジションを保有することは控えましょう。
数カ月間ポジションを保有して取引することを考えている人は、数円動いても強制ロスカットにならない程度の低レバレッジで運用することをおすすめします。
損切り設定をする
損切りは強制ロスカットになる前に決済して損失をおさえる方法です。
マイナス損益になってしまいますが、強制ロスカットのように資金を全額失うことはありません。
資金を損失させても、挽回する可能性が残るので初心者は損切りルールから確立しておきましょう。
注文方法によっては最初から損切りを設定してエントリーすることもできます。
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セントラル短資FXの強制ロスカットは証拠金維持率100%以下なのでハイレバ取引は控えよう
セントラル短資FXの強制ロスカットは、証拠金維持率100%以下で強制ロスカットが執行されることがわかりました。
証拠金維持率100%はレバレッジ25倍状態になっているのと同じなので、25倍レバレッジでの取引は控えることをおすすめします。
ハイレバレッジでの取引は、利益率を上げるのと比例して損失するリスクも高くなります。
ある程度の根拠とスキルがないと大損を繰り返してしまうだけなので、最初は低リスクで小さな利益を積んでいきましょう。