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トラリピのおすすめ設定と設定変更の方法・注意点を解説

トラリピはマネースクエアが提供しているFXサービスで自動売買取引と裁量取引をすることができます。

トラリピの自動売買はいくつかの設定をするだけで、頻繁にチェックしないでも自動で売買をしていってくれることからFX初心者の高い人気を得ています。

今回は、トラリピの設定方法や変更方法を徹底解説していきます。

これからトラリピで取引しようと考えている方は必見です。

トラリピの評判・口コミは?メリット・デメリットも併せて徹底解説

※本ページにはPRが含まれます。

このページのもくじ

トラリピ設定方法を解説

トラリピの設定方法は、トラリピ1クリックというマネースクエアがあらかじめ用意した設定通貨ペアや値を反映させる方法と、細く自分で設定していく方法があります。

反映させたトラリピ1クリックの値も注文画面では利益確定金額やトラップ本数などが選べるようになっています

この記事ではイチから設定する方法とトラリピ1クリックを反映させる方法の両方を解説していきます。

MYページにログインする

ウェブサイトからトラリピの設定をするには、マイページにログインする必要があります。

また、スマホやタブレットからはアプリケーションをダウンロードして設定することもできます。

口座開設の時に付与されたIDとパスワードを、入力してログインしましょう。

メニューからトラリピ注文をクリック

画面右上に「トレード画面へ」という赤いボタンがあるのでそこからトレード画面に入っていきます。

トレード画面に入るとメニューのところに、「トラリピ注文」と言うボタンがあるので、そこから注文画面に入ります。

トラリピ注文画面から通貨ペア、売買、レンジ等各種設定をする

一番最初は「通貨ペア」から選択していきます。

2020年10月現在、トラリピは14の通貨ペアを用意しています。

次に「売買」の選択をしていきます。

例えば「買い」を選んだ場合は、相場が下がる局面の時に「買い」の新規注文を出し、下がる局面の時に「売り決済」を出していきます。

その次は、「範囲」を指定していきます。

実際にどのどの辺りの値動きまでをカバーしていくかを、ここで決めていきます。

次の章で操作方法については詳しく説明していきます。

想定リスク金額をチェック!備考欄にメモを残そう

すべての値を入れ終わると、「確認ボタン」に行く前に、「トラリピのリスクを試算」というボタンがあるので、必ずそこを押して、全ての取引が成立した時の評価額や必要資金の合計額を確認してください。

最後に実際の運用予定額を入れる欄がありますので、そこに実施の金額を入れると、この値になるとロスカットになる通貨の価格や、その際のロスカット見積額が表示されます。

リスクを試算した後は、注文画面に戻り、トラリピメモという「備考欄」に必要なメモを残していきます。

「確認」を押して取引開始

最後は最下部の赤の「確認」ボタンを押すと、注文内容確認画面になるので、十分に確認して「注文実行」ボタンを押します。

これでトラリピの設定が実際のトレードに反映されます。

これで、トラリピ注文の設定は終わりです。

トラリピのおすすめ設定は?コツさえつかめば初心者でも簡単に設定可能

ここではトラリピのおすすめ設定方法を紹介します。

選択する通貨ペアやレンジ設定を間違うと、損失になる可能性が高いので、注意しながら設定していきましょう。

トラリピの設定条件
  • 資金をあまり多くしない
  • 獲得できる利益はできるだけ多くする
  • リスクのある設定は避ける

通貨ペア14種類から絞る

トラリピでは、現在14種類の通貨ペアから選ぶことができます。

自分に最適な通貨を選択するのが一番ですが、もし通貨ペアで悩んでいるという人はメジャーな通貨ペアを選ぶのがおすすめです。

メジャー通貨であれば変動もさほど大きくはないので、安心した運用ができます。

トラリピ内で取引量の多い通貨ペア
  • 豪ドル/円
  • カナダドル/円
  • 米ドル/円

相場状況と合っているレンジでなければ稼げない!買い・売り注文のレンジを確認しよう

注文の時に、買い注文か売り注文が方向性を決めます。

長期運用を目指して通貨と通貨の金利の差であるスワップポイントを狙う時には、スワップポイントがプラスになりやすい方向で「売買」を決めましょう。

通貨の特性に合った注文方法を選択すると、より利益が大きくなりやすいです。

次に注文の「レンジ」を決めていきます。

レンジは注文を繰り返す値幅を設定することで、注文画面の右側には現時点でのチャートが表示されます。

レンジを設定すると、その幅がチャート上に表示されて、利益が確保できそうか分かります。

画面上に反映されるので、チャートの動きを予想しながらレンジの上と下を決めることが可能です。

注文金額と、トラップの本数、利益金額を決めよう

次に「注文金額」を決めていきます。

注文金額は、1回の注文で必要な金額のことで、1000通貨単位で設定することができます。

例えば、注文金額が0.1(1000通貨)、トラップ本数が21の場合、合計注文金額は2.1万通貨となります。

注文金額を増やせばその分、大きな額の証拠金が必要になるので、余裕を持った設定にしましょう。

次に「トラップ本数」です。先に設定したレンジの中で等間隔にトラップを仕掛けて、利益を多く狙います。

トラップの本数を増やすと、その分ポジションを多く持つことになり、多額の証拠金が必要になるので注意をしてください。

「利益金額」はどのくらいの額の利益を狙うかの設定です。

自由に設定できますが、1回の利益金額が多ければ、利益が確定するまで相場の上下を待たないといけないので、確定する可能性は低くなります。

利益金額は小さくして利益確定する回数を増やした方が、確実な利益を狙えると言えます。

決済トレールとストップロスは?トレールとストップロスの意味を考えて決めよう

「決済トレール」とは、相場の値動きを追いかけて決済する相場を変えていく設定です。

決済トレールを設定すると、設定しない時に比べて収益が悪くなることもあるので注意してください。

FX初心者は決済トレールを設定しない方が、利益を確実に取ることができオススメです。

次に「ストップロス」の設定です。

ストップロスは自分で設定する「損切り」で損失のリスクを低くすることができます。

とはいえ、適切なストップロスを入れるには、相場を読む力が必要なので、FX初心者にはこの設定は必要ありません。

自分の資金と必要証拠金からリスクを調整!「リスク試算」をしながら注文の最終調整をしよう

ここまで設定すると、利益の出やすい金額やトラップの本数が設定できたと思いますが、最後は必ず「トラリピのリスクの試算」ボタンを押してください。

リスクを確実に把握して、まずはローリスクローリターンで運用することが大切です。

すべての設定を自分で決めるのが難しい時は「トラリピ1クリック」で相場状況に合わせて簡単設定

トラリピ1クリックはあらかじめマネースクエアが設定した値を、トラリピの注文画面に反映してくれる機能です。

ただし50万以上の運用資金を想定した設定になります。

トラリピ1クリックの設定は注文画面からではなく、ログイン直後のホーム画面から入ります。

ホーム画面下の方に、「トラリピ1クリック」のボタンがあります。

トラリピ1クリックは3種類あり毎月更新されるので、定期的に更新する必要があります。

トラリピ設定変更は可能?注文しているトラリピは変更と再設定・停止ができる

ここではトラリピの設定変更は可能か見ていきましょう。

注文しているトラリピの設定は任意で変更可能です。

取引の停止もすぐにできます。

いくつかのトラリピ注文を組み合わせて運用しよう

資金に余裕がある場合、通貨ペアの違うトラリピの注文設定を複数持つと、利益が出やすくなります。

例えば米ドルが上がる時に一緒に値が上がる通貨ペアと下がる通貨ペアがある場合、上がる通貨ペアは「買い」の注文設定、下がる通貨は「売り」の注文設定にしておけば、米ドルの値動きに合わせて二本の収益軸を持つことができます。

トラリピの設定変更で利益を狙う!資金を増やして「トラップ追加」

また、おすすめのトラリピ設定の変更方法として、トラップ本数を追加するやり方があります。

必要証拠金を増額して、今まで仕掛けていたトラップとトラップの間に、更なるトラップを挟み込むことで、利益確定の間隔が狭くなりどんどん利益が積み上がっていきます。

相場変動によってポジション数が多くなるので、十分な証拠金がないとできない技です。

トラリピ設定変更の注意事項

最後にトラリピの設定の注意点をまとめました。

トラリピは1000通貨単位で取引が可能なFX自動売買ですが、少額の資金では運用に向きません。

FX売買自動売買でしっかりと収益を得たいの時には、必ず最低でも30万円から50万円の運用資金を用意して取引を始めましょう。

【注意事項1】トラリピは1000通貨単位から取引可能だが少額投資向きではない

トラリピの自動売買は少額資金で運用しても稼ぐことができません。

収益を上げている多くのトラリピトレーダー達は、最低30万円以上の資金を推奨しています。

少額の資金しかない場合は裁量トレードで増やしていくことをお勧めします。

【注意事項2】長期運用するのでレバレッジを抑えよう

トラリピは自動売買システムなので、長期運用で収益を出していくという特徴があります。

レバレッジはなるべく低くすることで、損失リスクも抑えられるので、1倍から3倍程度に抑えて取引を始めましょう。

高レバレッジになると、ちょっとした値動きでロスカットのリスクが格段に高まります。

【注意事項3】トラリピ機能の運用資産表で複数の設定を試算してみよう

トラリピの注文画面のMENUの中に、「運用試算表」という機能があります。

注文設定に値を設定せずとも、様々な通貨ペアや予算額で試算ができるようになっています。

ロスカットになる時の損失金額なども分かるようになっていますので、様々な設定を試してからトラリピの取引を始めましょう。

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