FXには約800種類の手法があります。初心者はどの手法を使えば良いのか迷ってしまうことと思います。
FXで成功するために、全ての手法を知る必要はありません。多数のトレーダーに支持されている手法というのは、全体のうちのわずかに限られます。
今回は、FXでおすすめの人気の手法をランキング形式で紹介します。また、FXの手法とは何か?という基本的な部分も詳しく解説します。
FXの取引手法とは?初心者でもわかりやすいトレードスタイルや分析方法を解説
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このページのもくじ
FX初心者におすすめの手法ランキング(スキャルピング編)
FX取引でスキャルピングをメインにしているトレーダーにおすすめの手法を紹介します。
- 【1位】2本のEMAを使ったトレード
- 【2位】ボリンジャーバンドを使ったトレード
- 【3位】ローソク足のひげをつかったトレード
スキャルピングは早い取引の場合数秒でおわります。
瞬発力と損切りタイミングをしっかり判断しなければ、負け分が小さくても資金をプラスにできません。
上記で説明した手法は、素早く直近の相場状況を把握する手法です。
スキャルピングに最適なので参考にしてください。
【1位】2本のEMAを使ったトレード
2本のEMA(指数移動平均線)を使ったシンプルなトレード手法です。
期間の異なる2本のEMAを使うことで、サインが見やすくなります。
- 為替下落後に短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜けるポイント
- 為替上昇後に短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜けるポイント
スキャルピングの場合、ゴールデンクロス・デットクロスがだましの可能性もあります。
だましになる前に利確するか、1つテンポをおいてだましか確認してエントリーしましょう。
2本のEMA設定が難しいという初心者はMACDを利用してゴールデンクロスとデッドクロスを見つけましょう。
【2位】ボリンジャーバンドを使ったトレード
ボリンジャーバンドはテクニカル指標で、相場の振れ幅を言って期間の価格データを元に推測しています。
実際の値幅の周りにいくつもの線が引いてありますが、価格から大きく離れている線の部分は到達する確率が低く、実際の為替値に近ければ近いほど確率は高くなっています。
ボリンジャーバンドの一番離れている線に為替値が等達した時、トレンド相場というのが理解できるので初心者でも簡単に利用することができます。
形状もトレンド相場の場合、ボリンジャーバンドは大きく開いた形になります。
逆にトレンド相場は幅が小さくなっているので、見た目でどんな相場状況か理解することができます。
スキャルピングでのボリンジャーバンドは1分足・5分足で使用して、超短期トレンドをみつけてエントリーするとコツコツ稼ぐことができます。
【3位】ローソク足のひげを使ったトレード
ローソク足のひげを使ったトレードは、長期・中期・短期どのトレードスタイルでも利用できますが、スキャルピングに一番効果があります。
ローソク足のひげは、ながければ長いほど抵抗がある印となります。
上ひげがついている場合買い注文の勢いが大きく売り注文によって押し戻された証拠で、次のローソク足で陰線となる可能性が高くなります。
下ヒゲの場合、上髭の逆で次のタイミングで陽線となる確率が高くなります。
ひげの長さが長いほど抵抗力は強く、次のローソク足に影響してきます。
直近の動きが重要なスキャルピングでは、ローソク足のひげを利用した順張りが高確率で利確できるのでおすすめです。
FX初心者におすすめの手法ランキング(デイトレード編)
スキャルピングでのおすすめ手法を紹介しましたが、次にデイトレード編を紹介します。
デイトレードは数時間~1日ポジションを保有して決済するトレードで多くのトレーダー達が利用している手法です。
スキャルピングより利確する値幅が広いので、1回の収益で得る利益はスキャルピングより高くなります。
- 【1位】レジサポラインを使ったトレード
- 【2位】日足・週足のチャート画面を使ったトレード
- 【3位】200EMAを使ったトレード
ただし、損切りをしっかりしないとスキャルピングよりリスクが高くなるので注意しましょう。
【1位】レジサポラインを使ったトレード
レジスタンスライン・サポートラインはトレーダーが意識しているラインで、レジスタンス・サポートライン付近でブレイクアウトが起きるとトレンド転換期が訪れます。
デイトレでは相場間を長期足で見て、4時間足・1時間足で分析していきます。
日足・週足で下落トレンドでも、4時間足・1時間足で強烈な上昇トレンドが発生している場合デイトレーダーは買い目線で物事を見ていく必要があります。
エントリータイミングをレジサポライン目安にすると、多くのトレーダーを同じ方向性でトレードできるのでおすすめです。
【2位】日足・週足のチャート画面を使ったトレード
上記でも説明しましたが、デイトレードは日足・週足レベルの相場状況も把握しておく必要があります。
1日の値動きがどちらに向いているのか、全体的にどちらのトレンド方向に向かっているのかしっかり把握すればするほど勝率は高くなります。
大きく相場状況を捉えることによって、どの値幅で勝負したら良いのか分かるのでおすすめです。
【3位】200EMAを使ったトレード
200EMAは過去の値動きの平均から表示される線で、短期・中期・長期すべて利用することができます。
特にデイトレードとの相性は良く、200EMAを意識した値動きをする通貨ペアがたくさんあります。
200EMAを利用した取引方法はいくつかありますが、200EMAに遠く離れている相場状況は200EMAのラインまで戻って来る可能性が高く、200EMAをブレイクアウトした場合は大きな上昇・下落トレンドになる可能性が高くなります。
1つの相場判断シグナルとなる上にわかりやすいのでおすすめです。
FX初心者におすすめの手法ランキング(スイングトレード編)
スイングトレードは長期間ポジションを保有するので、ある程度レバレッジを抑えて取引する必要があります。
スイングトレードはデイトレードやスキャルピングとちがって、値幅感以外の方法で収益を得る方法もあります。
目標金額によりますが、計画的に収益を上げる必要があります。
- 【1位】各国の経済状況を使ったトレード
- 【2位】通貨ペアの金利差を使ったトレード
- 【3位】最安値に到達している通貨ペアを使ったトレード
スイングトレードの場合、スワップ運用で収益を上げるトレーダーも居ます。
スワップ運用は近年人気になってきている手法なのでおすすめです。
【1位】各国の経済状況を使ったトレード
デイトレードやスキャルピングはファンダメンタル的部分より、テクニカル的な部分が重要となっていましたが、スイングトレードの場合ファンダメンタル要素も考える必要があります。
ただ、経済情報を入手して○国と▽国の関係が悪くなったから下落すると予想して良いわけではありません。
経済情報を把握して、把握したトレーダー達がどのような動きにでるか分析する必要があります。
長期の相場観を持つ必要があるので、今後の経済状況もしっかり予想してエントリーしましょう。
【2位】通貨ペアの金利差を使ったトレード
スワップ運用は為替値の値動き関係なく、金利差でもらえるポイントを貯める取引です。
スワップポイントはポジションを保有している日数が増えれば増えるほど儲けることができます。
しかし、通貨ペアが下落している状況の場合スワップポイントよりも為替値幅で損失してしまうことがあるので注意しましょう。
スワップ運用で稼ぐときは、通貨ペアが日足レベルで上昇トレンドである必要があります。
【3位】最安値に到達している通貨ペアを使ったトレード
長期的な相場状況をみて最安値に到達している通貨ペアに買い注文する方法は、リスクもありますが上手く行けば大儲けできるトレード方法です。
最安値は大きく反発することが大きい為替値であり、トレンドが変わる期待値の大きい状態でもあります。
コロナショックで大きく下落した為替を買い集めていたスイングトレーダー達は現在大きな収益を得ています。
上記の様に大きな下落の後は、大きく反発する可能性があるのでチャンスとなります。
下落の後大きく反発せず最安値を更新する可能性もあるので、リスク管理は徹底しましょう。
FXの手法は大きく分けて2種類
FXの手法は、大きく分けて2種類に分かれます。
- テクニカル手法
- トレードスタイル
まずはこちらの2つを分けて考える必要があります。
- テクニカル手法とは、チャートの変化を過去の傾向・実績などにあてはめることで、将来の推移を予測する分析方法
FXの勝率を上げるには国際情勢から相場推移を予測するだけでなく、細かく動くチャートの分析も必要になります。
テクニカル手法が分からなければチャートを分析し、根拠を持って取引をすることができません。
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
トレードスタイルとは、テクニカル手法のような分析手法ではなく、どのような戦略、スケジュールでトレードするかの手法となります。
例えば、以下のような手法がトレードスタイルに当てはまります。
- スキャルピング:数秒~数十秒で取引を完了させるスタイル
- デイトレード:1日で取引を終わらせるスタイル
- スイングトレード:中期取引
どのトレードスタイルを選ぶかによって、リスクや損切りのタイミングも変わってきます。
自分に合ったトレードスタイルを最初に選ばないことには、いくらテクニカル分析に力を入れても失敗するリスクは高くなります。
各トレードスタイルに合ったFX会社を厳選紹介!
各トレードスタイルに合ったFX会社を厳選紹介します。
スキャルピング・デイトレード・スイングトレードによっておすすめのFX会社は異なるのでしっかり把握しましょう。
まだどのトレードスタイルで取引するか考えていない人は、デモトレードで色々なトレードスタイルを試してみましょう。
【スキャルピングにおすすめ】FXプライムbyGMOはスキャルピング公認FX会社
FXプライムbyGMOはスキャルピング公認FX会社で、約定力100%のFX会社です。
国内FX会社でスキャルピングを公認しているFX会社は少なく、その上約定力100%なのでスキャルピングに最適の環境です。
スプレッドが少し広いので、スキャルピングにとって欠点となりますが絶対に滑らないので予想外の損失を抑えることができます。
確実に自分の思ったポイントで約定できるのはスキャルピングをしているトレーダーにとって最重要ポイントです。
FXプライムbyGMOの口コミ・評判は?メリット・デメリットとアプリの使いやすさ・口座開設のポイントを徹底解説
【おすすめポイント】FXプライムbyGMOはスキャルピング公認だから口座凍結の心配がない
国内FX会社ではスキャルピングを禁止している所もあり、スキャルピングで口座凍結になってしまうトレーダーもいます。
FXプライムbyGMOはFX会社側がスキャルピング公認と宣言しているので、口座凍結の心配はありません。
正々堂々と超短期売買できるので、スキャルピングをしたい人にとって最適のFX会社です。
【デイトレードにおすすめ】外貨ex byGMOはバランスの良いFX会社!
外貨ex byGMOはスプレッド・スワップポイント・取引ツールのスペックがバランス良く、大きな欠点の無いFX会社です。
デイトレ以外の取引も柔軟に対応できるので、色々なトレードスタイルを練習しながらトレードスタイルを確立することも可能です。
初心者向けコンテンツもしっかりあるので、初めてFX取引する人もおすすめです。
デイトレードに必要なテクニカル指標もしっかり搭載しているのでおすすめです。
外貨ex byGMOの口コミ・評判!メリット・デメリットと口座開設時の注意点を徹底解説
【おすすめポイント】外貨ex byGMOのスマホアプリはパソコンに劣らない機能性で提供
外貨ex byGMOはパソコンの取引ツールに劣らない機能性をもっており、スマホアプリとは思えないテクニカル指標とライン描画機能でしっかり分析をおこなえます。
外出先でも気軽にデイトレードできるので、働きながらFXしている人に最適のFX会社です。
【スイングトレードにおすすめ】外為オンラインはFX自動売買で長期資金運用可能
外為オンラインはニュース配信・マーケット情報が豊富なFX会社として有名で、為替情報量は業界トップクラスです。
FX自動売買のiサイクル2取引は、長期間自分で操作しなくても24時間取引をつづけてくれます。
長期運用はFX自動売買との相性は抜群に良いのでおすすめです。
外為オンラインの口コミ・評判は?メリット・デメリットと特徴・口座開設の流れを徹底解説
【おすすめポイント】外為オンラインは初心者向けセミナーも実施している
外為オンラインはマーケット情報も充実していますがFXについて学ぶコンテンツも充実しています。
レベルに合わせたセミナーを実施しているので、初心者の人でも参加できます。
知識0の人でもしっかり学べるFX会社なのでこれからFXについて勉強して成長したい人におすすめです。
FX初心者から上級者までおすすめのトレードスタイルを3つ厳選紹介
トレードスタイルには初心者向けのものから上級者向けのものまであり、いきなりリスクの多い手法を利用しても失敗する可能性は高くなります。
ここからは、トレーダーのレベル別に、抑えておきたいおすすめトレードスタイルを紹介していきます。
デイトレードはコツコツ稼ぎたいFX初心者におすすめ!
デイトレードとは、1日のうちに取引を完結させるFXの手法です。
短期間の取引のため、細かく相場の推移をみるというよりも、現状に比べて上がるか、下がるかというギャンブルの要素が強いのが特徴。
予測が簡単なだけでなく、積み上げた利益が一気に消えるというリスクもないので、初心者でも取り組みやすいのが魅力です。
デイトレードに継続して挑戦をすれば、コツコツ利益を積み重ねることができます。
デメリットとしては以下のような点が挙げられます。
- 1日に何度も取引するので手数料が高額になりがち
- 1日の中で多数の取引が必要なので、日中忙しい方には向いていない
- 高いレバレッジをかける分、リスクも大きい
最初のうちは高いレバレッジをかけずデイトレードに挑戦しましょう。
スイングトレードはまとまった資金を持つ会社員・主婦などにおすすめ
スイングトレードもFXを始めて間もない初心者~中級者におすすめの手法です。
一定の期間で相場の大きな変動を待ちます。利幅を活かして高額利益を狙っていきます。
時間に縛られず高額利益を狙えるので、日中忙しいサラリーマンへ特におすすめできます。
デメリットは、スイングトレードはデイトレードに比べて大きな利益を狙う分、損失のリスクも高まるという点です。
スイングトレードをする際は、リスク回避のために以下のポイントを抑えておきましょう。
- スプレッドの狭いFX会社を利用する
- 小まめに損切りを実施する
- 最初はレバレッジを抑える
スキャルピングはFXの経験者・上級者におすすめの超短期売買
スキャルピングは、数秒~数分の取引を1日に数十回、数百回と繰り返すことで、早く利益を積み上げる方法です。
1回あたりの利益は少ないですが、その分損失額も少ないのが特徴です。回数をこなして早く利益を積み上げたい方に適しています。
スキャルピングは超短期でレートを分析し、売買判断をする必要があります。そのため、一定以上の経験を持つ方でないと難しいと言われています。
上級者でも、重要な判断を一日に何回もすることで精神的に負担を強いられる方は少なくありません。
タフなメンタルを持つ人にしか、スキャルピングはおすすめできません。
自分に合ったFXの手法を見つけていこう
最初のうちは初心者向けで多くの利用者がいる手法を選択することをおすすめします。
利用者の多い手法ほどシンプルで、売買サインも見分けやすくなっています。
ただ、一つの手法を固定で取引し続けるのはトレーダーとして成長しないので注意が必要です。
FX取引を経験する中で、自分にあった手法を見つけていきましょう。
FXはテクニカル分析を手法に取り入れることで初心者を卒業できる!失敗を恐れず試してみよう
FX取引をするにあたってまずはトレードスタイルを決める必要があります。
FX初心者は自分に合うとおもうトレードスタイルを試して見ましょう。
最初から成功するトレーダーは居ないので失敗を恐れず取引に挑戦してみてください。
トレードを何回も経験することによって、自分に最適のトレードスタイルを身につけることができます。
1年で9割の初心者が自主退場すると言われているFXですが、上記の言ったことを9割のトレーダーはできています。
トレードスタイルを決めて次のFX手法のステップに移れなかった人たちが自主退場しているのです。
次のステップというのは、テクニカル指標を自分のトレードスタイルに上手く有効活用することです。
テクニカル指標は多く使えば良いものではない
テクニカル指標は種類が多く、トレンド系・オシレーター系と分かれています。
初心者は使い方がわかっても、上手く活用できず多くのテクニカル指標を利用して分析しようとします。
実はテクニカル指標は多く使えば使うほど価値がなくなってしまうので、使用するとしても最大2までが限度となっています。
テクニカル指標はトレードスタイル・取引通貨ペアによって異なる
テクニカル指標を使いこなす必要があることは多数のトレーダーが理解していますが、どれが最適のテクニカル指標か理解していないトレーダーがほとんどです。
テクニカル指標は相場状況によってマッチしたり噛み合わずに損失トレードを招いたりするので、自分で日々研究する必要があります。
FXに必勝法は無いので、自分の取引している通貨ペアの特徴を掴んで自分のスタイルに合うテクニカル指標を見つけましょう。
テクニカル指標を自分のトレードスタイルに上手く組み合わせられるようになれば初心者を卒業できますしプロトレーダーの第一歩となります。
上記で説明した第一歩はかなり難しい内容となっているので、見つからないと焦るのではなく時間をかけてじっくり見つけて行きましょう。