ループイフダンはリピート系自動売買で、24時間自動でトレードしてくれます。
ループイフダンはレンジ相場に強く、裁量トレードでは得られない収益を細かく積み重ねてくれるので初心者の人でも簡単に取引をはじめられます。
今回はループイフダンの両建て運用について詳しく説明していきます。
両建ては一方方向だけで注文するのではなく、売買両方注文して2倍の利益を狙います。
一見効率の良い取引方法に見えますが、リスクもあるのでメリット・デメリットを把握しておきましょう。
これからループイフダンで両建てを考えているトレーダーは参考にしてください。
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このページのもくじ
ループイフダンで両建ては可能
FX自動売買は両建て禁止のシステムもありますが、ループイフダンは両建て可能な自動売買です。
ループイフダンの両建ては、証拠金を安くして取引数量を多くすることが可能です。
相場状況にもよりますが、利益を2倍にすることもできるのでトリッキーな動きで収益を得たい人におすすめです。
売りポジションを長期保有するとマイナススワップポイントが加算されて損失するので注意しながら運用しましょう。
両建てポジションを保有した場合保有数量の大きいポジションのみ取引証拠金が必要
ループイフダンで両建てポジションを保有した場合、保有数量の大きいポジションのみ取引証拠金が必要となります。
例えば売り注文を3Lot、買い注文を5Lotで両建てすると買いポジションの方が大きい取引数量となるので、必要な証拠金は買い注文の5Lotとなります。
同じ取引数量で両建てポジションを保有した場合、片方の注文数量分証拠金が必要となります。
例えば売り注文が5Lot、買い注文が5Lotだった場合5Lot分の証拠金が必要となります。
両建ては実質証拠金より多くポジションを持つことが可能なトレードスタイルなので、投資効率を上げることができます。
ループイフダンで両建てするメリット
ループイフダンで両建てするメリットを紹介します。
- 値動きが上がっても下がっても利益をだすことが可能
- 証拠金を少なくしより多くのポジションを保有できる
- 利回りが2倍になる可能性がある
ループイフダンの両建ては、レンジ相場でどちらに値動きしても利益を狙うことができます。
証拠金を少なくして多くの取引数量も保有することが可能なので、レバレッジのように投資効率を上げることが可能です。
値動きが上がっても下がっても利益をだすことが可能
両建ては、上昇した時買い注文での利確が可能で下落しても売り注文の利確を取得できるのでレート変動を柔軟に対応することができます。
相場は年間7割がレンジ相場で3割はトレンド相場となっています。
レンジ相場の場合、同じレンジ帯を上下しているのでどちらか一方のポジションではなく両方から利益を狙うと2倍の利益を得ることができます。
証拠金を少なくしてより多くのポジションを保有できる
ループイフダンの両建ては、保有数の多い注文のみの取引証拠金が必要となっているのでポジション数より少ない取引数量の証拠金で取引することができます。
買い注文と売り注文が同じ取引数量であった場合、どちらか片方の取引数量分つまり合計取引数量の半分の証拠金で取引できます。
証拠金を少なくして通常より多くのポジションを保有することが可能なので、投資効率は格段にあがります。
利回りが2倍になる可能性がある
上記のメリットで説明しましたが、両建てはレートが上昇しても下落しても利益を得ることができます。
設定と相場状況が合致した場合、上昇・下落両方面から利益を得るので通常の2倍収益を得ることが可能です。
一方方向だけを見て利益を狙うやり方でないので、相場状況がどのように転んでも対応できるのは両建ての魅力です。
ループイフダンで両建てするデメリット
ループイフダンで両建てするメリットを説明しましたが、当然デメリットも存在します。
- 利益が2倍になる可能性があるが損失2倍になる可能性もある
- ロスカットリスクが高くなる
- 売り注文のポジション保有によってマイナススワップポイントが発生する
両建ては色々な相場状況に対応できるトレードスタイルですが、予想が全てハズレてしまうと通常時の2倍損失を得ることになります。
柔軟な対応が可能となる代わりに、予想外のレート変動やトレンド相場になるとうまく機能しなくなるので注意しましょう。
利益が2倍になる可能性が損失2倍になる可能性もある
両建てはどちらかのレート方向に向いても含み損が出てしまいます。
買い注文売り注文両方もっている状況で、どちらか一方に傾くと含み損がでるポジションとプラス収益になるポジションが両方でるので、レートがうまく上下してくれないと含み損がどんどん溜まっていきます。
レンジ相場の場合、含み損になっても利確するレート帯に戻るので利益をだすことができますがトレンド相場になってしまうとどちらか一方のポジションが損失し続けてしまいます。
ループイフダンは自動売買なので、裁量トレードのように微調整できません。
なるべくレンジ相場が続きやすい通貨ペアを見つけて運用する必要があります。
ロスカットリスクが高くなる
買い注文・売り注文どちらか一方で取引する人はロスカットが予想と反している場合のみ
発生します。
しかし、両建ての場合どちらの方向にレートが動いてもロスカットになる可能性があるのでロスカットリスクが高くなります。
両方向からポジションを保有しているので、含み損を逆方向の注文で打ち消すことが可能ですが設定方法を間違えると全てのポジションが損切りとなり、大損失になってしまうので注意しましょう。
売り注文のポジション保有によってマイナススワップポイントが発生する
両建ては売り注文のポジションも保有するのでマイナススワップポイントが発生します。
買いポジションをもっていてもスワップポイントの差額が発生するので損失してしまいます。
例として米ドル円のスワップポイントが買い10円売り-15円だとします。
買い注文を持っているのでプラス10円になりますが、売り注文も持っているので結果-5円の損失となります。
上記の様に売り注文を保有し続けるとマイナススワップポイントがたまるので注意しましょう。
ループイフダンで両建てをうまく利用する方法
ループイフダンで両建てをうまく利用する方法を紹介します。
両建てはメリットもありますがデメリットもあります。
デメリット部分をいかにケアするかによって収益に差がでます。
- レンジ相場になりやすい通貨ペアで設定する
- コアレンジ帯に両建てを仕掛けてサブレンジ帯に以降したら損切りをする
- 自動売買で両建てをしつつ裁量トレードを運用する
両建てはレンジ相場でメリットを発揮します。
年間レンジ相場が長く続いている通貨ペアがあるので、トレンド相場になりにくい通貨ペアで両建てを設定しましょう。
レンジ相場になりやすい通貨ペアで設定する
両建てでロスカットリスクが高い原因は、トレンド相場になりレート上下が激しくなってしまうことです。
上記の理由から、両建てはある一定のレンジ帯を行き来する通貨ペアで運用するとリスクを抑えられるということがわかります。
- 豪ドルNZドル
- 豪ドル円
- 米ドル円
レンジ相場になりやすい通貨ペアでも、経済状況の大きな変動がおきればレート帯も大きくかわります。
相場状況を常に把握しつつ両建て運用しましょう。
コアレンジ帯に両建てを仕掛けてサブレンジ帯に以降したら損切りをする
レンジ相場では両建てがうまく運用できると説明していますが、レンジ相場を抜けると両建てはうまく機能しません。
なので、コアレンジ帯を抜けてサブレンジ帯にレートが以降すれば両手を解除して通常の設定で収益向上を目指しましょう。
レートを解除するレート値を両建てする時に決めておくと損失を軽減することが可能です。
自動売買で両建てをしつつ裁量トレードを運用する
いまから説明する方法は初心者向けのトレード方法ではないので、初心者トレーダーは経験を詰んでから試してみましょう。
ループイフダンで両建て設定をし、裁量トレードをすると両建てポジションで発生している含み損を解消する方法があります。
この裁量トレードを併用した方法は、自動売買で利益をコツコツ積上重ねて、長期相場にはいった場合裁量トレードで含み損を相殺決済することが可能です。
トレードスキルが必要なので、初心者向きではありませんが上記の方法をうまく活用すると両建てのデメリットを解消することができます。
ループイフダンの両建ては初心者に向いていないので注意
ループイフダンの両建ては、初心者向きのトレードスタイルではありません。
損失リスクが高く、両建ての損失リスクを軽減する方法は初心者トレーダーでは難しい可能性があるので注意しましょう。
どうしても両建てで運用したいという人は、レンジ相場が続きやすい通貨ペアを選択して運用してみましょう。
初心者はトレード経験をあるていどこなすまで両建てはNG
初心者トレーダーはなるべくトレード経験を積んでから両建て運用をはじめましょう。
両建てはチャート分析をしっかりできる人でないと運用しても損失が倍になってしまうので、初心者が利用すると大損失になる可能性があります。
リターンが2倍になる方法ですが、リスクも高くなります。
両建て運用をする人は相場状況を読めるようになってから利用しましょう。
両建ての設定方法を間違えるとロスカットで資金を全て失う可能性がある
両建ての設定方法を間違えるとロスカットで資金を全て失う危険性があります。
両建てはロスカットリスクが通常設定の2倍になるので、資金管理を徹底して運用する必要があります。
損切り設定も細かく決めておく必要があるので、損失リスクを雑多に考えないようにしてください。
ループイフダンは両建て可能なFX自動売買!リスクリターンを考えて慎重に設定しよう
ループイフダンは両建て可能なFX自動売買ということがわかりました。
両建てはハイリスク・ハイリターンな運用方法なので、初心者はトレードスキルを磨いてから利用しましょう。
ループイフダンの両建ては証拠金を少なくして取引数量を多く持つことができます。
資金効率をレバレッジ以外の方法で実行できるのでおすすめです。
相場状況としっかり合致する両建て設定を作れば利益が2倍になるので、挑戦してみてください。
両建てトレードはうまく行くと利益を2倍できる
両建てトレードはうまくいくと利益を2倍にすることが可能です。
年間の利回りが通常より2倍になったという人もいます。
損失リスクもたかくなりますが、常に相場状況とポジションを把握しておけば大きく損失することはありません。
投資効率を上げて収益を伸ばしていきましょう。
取引ルールを細かく決めておこう
両建てを設定する前に、取引ルールを細かく決めておく必要があります。
利確する値幅や損切りラインを細かく決めて運用しましょう。
相場状況が一転して、サブレンジ帯にレート移行した場合は両建てを止めて様子みすることをおすすめします。