ループイフダンの資金運用をしている人は、「含み損がでているけど大丈夫なの?」、「含み損が出ていると失敗している?」と心配している人が多いですよね。
今回はループイフダンの含み損について詳しく解説していきます。
含み損は、自動売買をしていると必ず発生するものです。
しかしポジションを手放さない限り資金に影響する事はありませんが、増えすぎると資金をすべて失う危険があります。
ループイフダンで資金を増やすには、含み損をうまくコントロールする必要があります。
ループイフダンの含み損の目安や、含み損が発生する理由を知りたいという人は参考にしてください。
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このページのもくじ
ループイフダンの含み損はどのくらいが安全なのか解説
ループイフダンの含み損は膨らめば膨らむ程こわくなってきますよね。
実際、含み損が増加し続けると証拠金維持率が低下して危険な資金運用になってしまいます。
ループイフダンを安全に運用するためには、ロスカットにならない程度の含み損で抑える必要があります。
含み損は必ず発生するものですが限度を超えた数値は失敗してしまうので、資金を失わない為にも目安を把握しておきましょう。
ロスカットにならない程度
含み損はポジションを決済しない限り、資金に反映されません。
レートは常に上下しているので、長期間ポジションを保有していれば含み損が解消されて決済することができます。
しかし、含み損が資金より大きくなると証拠金維持率がロスカット値まで下がり強制決済が発生します。
強制決済は、全てのポジションを手放すので含み損のポジションも決済します。
ロスカットになると入金した資金すべて失ってしまいます。
つまり、含み損の目安はロスカットにならない程度に抑える必要があります。
ロスカットになる含み損は、資金の大きさによって異なります。
自分の資金に対して、ロスカットにならない程度の取引数量を考えましょう。
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積極的に取引していきたい場合は有効証拠金に余裕を持つ
ループイフダンでは、取引数量を設定できます。
積極的に資金を増やしたい人は取引数量を増やす必要があります。
しかし、資金に対して取引数量が多いとロスカットの確率が高くなります。
積極的に取引したいと考えている人は、50万~100万円程度入金して、取引数量を増やしましょう。
ポジションを多く持つと含み損が増える可能性が高いので注意
ポジションを多く持つと必然的に含み損も増えます。
含み損が増えてもロスカットにならない資金が必要なので、資金と取引数量の対比を考えましょう。
ループイフダンは長期間運用するタイプの自動売買なので、証拠金維持率は最低でも600%~800%必要と理解しておきましょう。
ロスカットになりにくいループイフダンの設定方法
含み損を持っても安全に運用する方法はロスカットにならないこと説明しましたが、「具体的にどのような設定が良いのか分からない」という人もいると思うので、どのような部分に着眼して設定していくのか説明します。
- 1つの通貨ペアで取引しない(資金分散)
- レンジ相場を狙う
- 過去最大に起きた下落・上昇に耐えられる資金を用意する
ループイフダンは自動売買なので、自分で細かく取引をコントロールできません。
自動で資金を増やしていくので、ある程度大まかにチャートが動く幅を決めてロスカットにならない資金を計算する必要があります。
資金と含み損の比率を考える
資金と含み損の比率が1:1になると証拠金維持率100%なのでロスカットコースになります。
含み損は資金より少ないことが大前提で、証拠金維持率600%を切らないことを意識しましょう。
含み損が増えて証拠金維持率が下がりやすい人は、取引数量が多いかトレンド相場で設定している可能性が高いです。
ループイフダンはレンジ相場で資金を増やす自動売買なので、レンジ相場で取引すると損失続きのトレードになってしまう可能性もあります。
相場の高値・安値ラインを把握する
通貨ペアの最高値・最安値のラインを把握しておきましょう。
為替市場は、予想外の展開になることもあります。
過去に起きたリーマンショックやコロナショックでの下落は誰も予想していませんでした。
ループイフダンは自動売買なので、経済が為替相場に影響しても設定を変えない限りポジションを保有します。
上記の理由から、万が一大暴落しても耐えられる資金を入金すると含み損が増えてロスカットになる事はほぼないです。
しかし、高値安値の幅が広いので資金が膨大になってしまうのが欠点です。
大枠の範囲を考えると資金が足りなくなるという人は、月足単位で見た高値安値に設定しましょう。
ループイフダンは途中で稼働停止することもできるので、危険を感じたら稼働停止してロスカットを回避しましょう。
ループイフダンの含み損は問題ない?損切りすべき?
ループイフダンの含み損は、ポジションを保有した時点で発生します。
含み損の大きさによっては損切りが必要になりますが、損切り設定内の含み損は問題ありません。
含み損が心配になって、手動でポジションを動かすと逆効果になるので静観しておくのがベストです。
ループイフダンは自動売買ということを念頭に入れて、うまく活用していきましょう。
ループイフダンに含み損は付き物
ループイフダンに含み損は付き物です。
レンジ相場で取引しているので、当然レートの上下によってマイナスになるポジションも出てきます。
含み損がどうしても気になってしまう人は、ループイフダンのシステムを基礎から把握しましょう。
自己判断で手動損切りはNG
含み損が気になって、自分で損切りするのは逆効果になります。
含み損は損失と違って、ポジションを手放さない限り資金に影響はありません。
レンジ幅を考えてループイフダンがエントリーしたポジションなので、むやみに自己判断しないようにしましょう。
予想外の経済不況や災害・戦争で為替が暴落した場合、相場状況が危険と判断したら稼働を注視することもあります。
しかし基本的に大枠のレンジを捉えて取引する際は、長期運用するので手動取引はしない方向性で考えましょう。
ループイフダンで含み損が発生する理由
ループイフダンで含み損が発生する理由は大きく分けて3つあります。
- レンジ相場での取引だから
- ポジションを複数保有しているから
- スプレッド
ループイフダンはレンジ相場でポジションを複数エントリーするので、含み損が発生しているポジションが必ず存在します。
レートが上下してプラスに転換した時に決済するシステムなので、プラスに転換するまで含み損が発生すると考えましょう。
レンジ相場で売買しているから
ループイフダンはレンジ相場で売買しています。
例えば買い注文を5本にして取引幅10銭で設定してA地点で買い注文が入ったとします。
レートが10銭下がると再び買い注文が入ります。
レートが再び上がるまで10銭幅で買い注文が入るので、最初に入れたポジションから含み損が発生します。
レートが回復するまで含み損が発生しますが、上昇して利確ポイントまで回復すればポジションは決済されます。
上記のように、ループイフダンはポジションを一定の値幅ごとにポジションを保有するので必ず含み損は発生します。
複数ポジションを保有しているから
ループイフダンは最良トレードのように、1つのポジションで運用することはありません。
複数ポジションを保有しながら利益をコツコツ貯めて行きます。
複数のポジションは保有しているレートが異なるので、レート変動によって含み損は必ず発生します。
スプレッドがあるから
スプレッドはFX会社が設定している取引手数料のようなもので、買い注文と売り注文のレート値に差をつけています。
スプレッドがあるので、レートが動いて居ない場合でもポジションを保有した時点でスプレッド幅の含み損が発生します。
スプレッドはFX取引する時に必ず付くものなので、最初から含み損は発生することを把握しておきましょう。
ループイフダンの含み損を計算する方法
ループイフダンの含み損を計算する方法は以下の通りです。
Xはポジションの数で、最大ポジションを5にした場合X=5になります。
Yは設定した値幅によって発生する含み損を入れます。
例えば米ドル円で5銭ごとにポジションを保有する場合、含み損は500円になります。
上記の計算式を使って含み損を計算して資金と比べると、ロスカットを回避しやすくなります。
ポジションを保有する数が多ければ含み損も増える
ポジションを保有する数が多ければ含み損も当然増えます。
最大取引回数を10回に設定して変動幅を5銭にした場合、(10×10-10)÷2×500=22500円になります。
この含み損以上の資金を持っていないとロスカットになるので注意する必要があります。
取引回数だけでなく、変動幅を大きく設定すると含み損も増えるので計算して資金と比較しましょう。
ループイフダンの含み損は必ず発生するので焦らず運用しよう
ループイフダンの含み損は必ず発生することがわかりました。
含み損は必ず発生するものなので、うまくコントロールしてロスカットにならないようにしましょう。
含み損を計算する方法もあるので、資金と照らし合わせて取引数量・変動幅の設定が問題ないか確認してください。
ループイフダンは長期運用型なので、リスク管理を徹底する必要があります。
どのような場面でも含み損によってロスカットにならないことを心がけましょう。