インデックス投資は近年若者から注目を浴びている投資方法で、株初心者がインデック投資を始めるケースが増えています。
インデックス投資は初心者でも手軽できる投資手法として人気ですが、具体的になぜ手軽にできるのか知らない人も多いですよね。
今回はインデックス投資とはどんな投資方法なのか紹介します。
これからインデックス投資を始めようと考えている人は参考にしてください。
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インデックス投資とは
インデックス投資は、市場の動きを示す代表的なインデックスと同じ値動きを目指して運用する投資方法で、個別銘柄では無く全体的な市場の動きを見ながら運用します。
代表的なインデックスは、国内で言うと日経平均株価やTOPIXなどが上げられます。
国外も含めて代表的なインデックスは下記の通りです。
- S&P500
- NYダウ
- 日経平均株価
- TOPIX
- CAC400
上記以外にも指数は存在します。
インデックスと同じ値動きを目指す運用手法
「インデックスと同じ動きを目指すとなぜ良いの?」とインデックス投資の概要を見ると疑問が浮かびますよね。
市場の動きをしめしているインデックスは、長期目線で見ると殆ど上昇しており、インデックスに連動させておくだけで収益を上げられる仕組みになっています。
スキルの無い人や経験の浅い人でも、連動している金融商品を購入するだけで収益を上げられるので、初心者から高い人気を得ています。
実際にS&P500の指数を見ていきましょう。
S&Pは2009年まで上下変動が繰り返されているものの、リーマンショック後から急上昇しており、コロナショックからも回復して右肩上がりの状態です。
ただし十数年単位で見ている話なので、投資して成功するとすれば長期的な運用が必要になります。
今後もインデックスは大きく上昇していく見通しがされている為、今から投資を始めた人にも大きなチャンスがあります。
インデックス投資の始め方
インデックス投資は、インデックスに連動させる事によって儲ける投資方法と説明しましたが、実際にどのように投資していくのか気になりますよね。
インデックスは株価指数なので、株価指数自体に投資することが難しく、インデックスに構成されている銘柄を購入する方法もあります。
しかしインデックスの構成銘柄は30~100以上の銘柄の株価を元にして作成されているので、個人ですべて購入していくのは厳しいです。
よってインデックス投資する方法はおおきく分けて3つあります。
これからそれぞれの投資方法を紹介していくので、インデックス投資を始めたい人はどの金融商品が自分にマッチするか参考にしてください。
株価指数CFDに投資する
株価指数CFDは、日経平均株価やダウ・S&P500などの株価指数を利用して取引できます。
CFDは現物を購入する取引ではなく、資産の価値が上昇・下落を予想して取引する方法なので、株価指数に対しての投資も可能です。
またCFD取引なので、下落方向に投資することもできるので利益を得るチャンスが増えます。
ただし国内業者で、株価指数CFD取引を24時間おこなえるのはIG証券のみとなっています。
IG証券では有名なインデックスだけでなく、マイナーな株価指数も取り扱っているので、株価指数CFD取引したい人におすすめです。
投資信託
投資信託は、インデックスの連動を目指す金融商品に投資する方法で、インデックスファンドのことを指します。
インデックスファンドは、販売元がインデックスに構成されている銘柄を組み合わせて作った商品を売っており、投資家は組み合わさった商品を購入します。
よって投資家がインデックス連動を目指す投資信託に投資するだけで、インデックス投資を行うことができます。
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ETF
ETFは投資信託と同じ内容ですが、上場している投資信託なので、個別銘柄と同じ様にリアルタイムでの売買が可能です。
また投資信託より運用コストが安く、コスパ良くインデックスと連動を目指して資産運用できる点が初心者から人気です。
米国ETFも近年注目を浴びてきているので、リアルタイムで購入できるメリットやコストを抑えたい人におすすめです。
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インデックス投資のメリット
インデックス投資のメリットは様々存在します。
長期運用で右肩上がりになる傾向が高く収益を得られる可能性が高い事もメリットの1つですが、他にもメリットがあります。
これから各メリットを紹介していくので、ご自身の資産運用プランに合致しているか確認しmしょう。
初心者でもプロ並のパフォーマンスで運用できる
株式投資は様々な方法で投資することが可能で、個別銘柄を研究して投資している投資家も存在します。
しかしその多くの運用がインデックスの利回りに劣っていると言われていて、3/4はインデックスより低い利回りと言われています。
プロの投資家が戦略立てしてもインデックスのパフォーマンスにかなわないので、インデックス投資を選ぶほうが効率良く利益を増やすことができます。
またインデックス投資はプロの投資家が持っているスキル不要でしっかり資産運用できるので、初心者でもプロ並のパフォーマンスで運用できます。
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トレードスキルが無くても運用できる
インデックス投資で用いるインデックスファンドは、販売元に運営を任せている状態なので、個人で組み合わせを設定したり市場の知識を深める必要がありません。
優良なインデックスファンドを選ぶ眼力は必要ですが、選んだ後は販売元が利益を出せる様に動いてくれるので自身のトレードスキルを向上しなくても運用できます。
少額運用できる
投資信託やETFには積立機能が存在し、毎月○○円と決めて投資することもできます。
また自動的にお金が引き落とされるサービスを利用すれば、運用する手間が省けるので、日中忙しいサラリーマンなどにもおすすめです。
通常の株式投資だと個別銘柄を選別して100株単位で投資する必要があるので、ある程度まとまった資金と調査力が求められますが、インデックス投資はまとめて管理できるので、初心者でもやりやすい投資方法です。
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分散投資でリスクを抑えられる
インデックス投資は、個別銘柄単体を購入して資産を増やす方法ではなく、複数の銘柄をセットで購入している状態なのでリスクを分散して投資している状態になります。
分散投資を行うと、1社が大きく株価を下落させても他の企業の株価が上昇すれば損失リスクをカバー出来ます。
複数の投資信託に投資することによって、更に分散投資できるのでリスクを抑えて運用できます。
インデックス投資のデメリット
魅力的な内容の多いインデックス投資ですが、当然デメリットも存在します。
資産運用方法によってはデメリットが大きな悪影響を及ぼす可能性もあるので、デメリットを把握して運用に問題がないか確認しましょう。
利益率が低い
インデックス投資は分散投資を行いリスクを抑える投資方法である為、リターンが低くなる可能性があります。
投資はリスクとリターンが比例している存在で、リスクを抑える投資は利益率が低くなります。
例えば個別銘柄で1つの株価が高騰すれば高い利益を得ることになります。
一方インデックス投資に含まれている1社の株価が高騰したとして、その他の1社が下落していれば利益は相殺されてしまい貰える利益が減ります。
上記の様にインデックス投資は、ローリスク運用になる為リターンを低いことを把握しておきましょう。
長期運用だから運用コストがかかる
投資信託やETFなどを購入していると、商品の販売元が運営しているコストとして信託報酬などを支払う必要があります。
個別銘柄への投資と比べて運用コストがかかる為、利益をしっかり上げても運用コストによって利益が減ってしまいます。
更に長期期間に渡っての運用が必要になるので、運用コストが気になる人は、コストを抑えられる証券会社で口座開設する必要があります。
元本割れのリスクがある
インデックス投資は、長期的に見ると上昇傾向にある状態です。
しかし短期的に見た時に大きく下落している場面も多く存在し、投資を始めるタイミングを誤ると元本割れのリスクがあります。
インデックス投資は長期的にみて、利益を上げていく投資手法なので、短期的な動きに左右されずコツコツ利益を積み上げていく運用スタイルが合っています。
インデックス投資をはじめる時の注意点
インデックス投資をはじめる時の注意点を紹介します。
インデックス投資は、投資方法の中でも初心者におすすめの部類ですが、適当に運用していると破産してしまう可能性もあります。
注意点を確認して、大きな失敗を起こさないようにしましょう。
運用目標を明確に立てる
インデックス投資を始める際に、運用目標を明確に立てましょう。
どのくらいの期間で、どのくらい稼ぐことが目標なのか明確化することによって途中で挫折しなくなります。
インデックス投資は、一般的に長期間運用する必要があるので、始める前に具体的に詰められる部分は詰めておきましょう。
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長期間保有してじっくり運用しよう
インデックス投資は短期保有で運用することも可能ですが、長期的に保有してじっくり資産をふやしていく方法が効率良く利益を増やせます。
焦って色々な投資を始めると、逆に大失敗してしまうことに繋がるので、長期保有を途中でやめずにじっくり運用しましょう。
NISAやつみたてNISAを活用してみよう
投資信託やETFはNISAやつみたてNISAから運用することもできます。
NISAやつみたてNISAは、非課税対象の口座なので運用コストを抑えて利用できます。
全体的なコストを考えてコスパの良さを上げていきたい人は非課税対象の口座を活用しましょう。
インデックス投資は初心者でも資産運用できるおすすめの金融商品
インデックス投資は初心者でもおすすめの資産運用ということがわかりました。
インデックスは今後も右肩上がりになる可能性が高く、いまから初めても遅くないです。
これからインデックス投資を考えている初心者は、投資商品をしっかり選んで失敗しないように運用していきましょう。