FX初心者は取引をはじめる時に、「安全に資金運用したい」と思いますよね。
実際初心者・上級者関係なくほとんどのトレーダーが安全に資金を増やしていきたいと考えています。
ネットで調べてみると、自己破産したトレーダーや脱税で捕まったトレーダーなどの情報が出てくる為「FXは安全に取引できない?」と疑問に思う初心者もいます。
今回は「FX取引で安全に勝つ手法を知りたい」・「安定して稼ぎたい」と考えているFX初心者に、初心者でも安定して勝てる1番安全なトレード手法を紹介します。
安全なトレード手法でもトレーダーの資金管理によって大損失してしまう可能性もあります。
手法だけでなく安定して稼ぐコツも詳しく解説していくのでFX初心者は参考にしてください。
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このページのもくじ
FX初心者でも勝てる1番安全な手法はデイトレード
FXには大きく分けて3つのトレード手法があります。
- スキャルピングトレード
- デイトレード
- スイングトレード
上記3つのトレード手法はそれぞれメリット・デメリットが存在するので、この手法なら100%勝てるというものはありません。
この3つのトレード手法の中でFX初心者が1番安全にトレードできる手法は「デイトレード」です。
トレーダーとの相性もあるので一概に言えませんが、取引に不慣れな初心者でもリスクを抑えて取引できるのでおすすめです。
デイトレードは数時間~1日で完結するトレード手法です。
スイングトレードに比べてポジションを保有する時間が少なく、リスクをしっかり抑えて取引することができます。
ポジションを翌日に持ち越さないので、寝ている間にロスカットになる心配がありません。
自分がチャート画面に向かっている間取引を完結することができるのでFX初心者でも安全に取引できます。
デイトレードのメリット・デメリット
デイトレードはFX初心者でも安全に取引できる手法ですがデメリットも存在します。
- メリット:ロスカットリスクを抑えられる
- デメリット:スキャルピングトレードより損失が大きくなる
デイトレードはスキャルピングトレードより長い時間ポジションを保有するので、利益・損失幅が広くなります。
スキャルピングトレードより効率よく稼げますが、損失が膨らんでしまうデメリットもあるので損切りは必須です。
1日ポジションを完全放置するのはNG
デイトレードが安全といっても1日ポジションを保有して放置するのはNGです。
FX取引で必要な最低限のリスクケアをしていないとデイトレードでも負けてしまいます。
ポジションを保有している間は値動きを見て損切りしたり両建てを考えたりしてリスクを抑えましょう。
FX初心者で損切りをまだ知らないという人は、手法を学ぶ前にFXの基礎知識から学ぶ必要があります。
スキャルピングやスイングトレードを初心者におすすめしない理由
FX初心者が安全に取引する手法はデイトレードと解説しましたが、他の2つはなぜおすすめできないのか理由を詳しく解説します。
スキャルピングトレードやスイングトレードで稼いでいるトレーダーも居るので、絶対におすすめできない訳ではありませんがFX初心者には少々リスキーな取引になってしまう可能性があります。
ただし、取引スタイルを確立した後は変更しても問題ないので興味のある人は、取引に慣れてから実践してみましょう。
スキャルピングはコツコツドカンが発生しやすい
スキャルピングトレードは数分~数十分で取引を完結する手法で、利益幅・損失幅が狭くなる特徴があります。
損失を抑えられる為、一見初心者に最適の手法に見えますが、初心者が陥りやすい「コツコツドカン」が発生します。
- 利益を小さく重ねて大きく損失してしまうこと
スキャルピングは利益幅が狭く短時間で取引を完了するので、大きく利益を伸ばすことができません。
FX初心者は利益をだすことより損失を抑えることに苦手意識を持つ人が多く、損切りできずに積み重ねた小さな利益を一瞬で飛ばしてしまうケースがあります。
スキャルピングトレードは厳格な取引ルールを決めて、ルールに沿って確実に取引していける人でなければ利益を増やすことは不可能です。
損切りに慣れていないFX初心者は大損失を引き起こして利益を全て無くす危険性があるのがおすすめできない1番の理由です。
スイングトレードは資金管理を徹底する必要がある
スイングトレードは数日~数ヶ月かけて取引を完了するトレード手法で、長期間ポジションを保有して大きく利益を狙います。
値動き幅とは別にスワップポイントを貯めて資金を増やしている人もいます。
スイングトレードはポジションを長期保有する手法なのでデイトレードやスキャルピングトレードに比べて細かい取引ルールはありません。
しかし長期間ポジションを保有するには、レバレッジをかなり低く抑える必要があり損失した時のリスクが高くなります。
損切りできずに一発退場してしまう恐れもあるので、初心者におすすめできません。
ある程度相場状況をテクニカル分析・ファンダメンタル分析で読めるようになってから挑戦することをおすすめします。
FX初心者がデイトレードで安全に勝つ方法
FX初心者がデイトレードで勝つ方法を紹介します。
- 有名なダウン理論をチャート画面に当てはめる
- 順張り・逆張りの意味を知る
- レンジブレイクでエントリー
- テクニカル分析を意識する
FX取引において必勝法はありません。
しかし、勝ちやすい取引環境にすることは可能です。
これから紹介するデイトレードで勝つ方法を理解して実践に取り入れてみましょう。
ダウ理論に基づいて取引する
ダウ理論は投資をしている人は必ず聞いたことがある言葉で、FX以外の投資でも利用することができます。
ダウ理論はトレンド相場で3つの局面に分けています。
トレンド発生時は先行期で、まだトレンド転換が確立していない段階です。
どのような局面になるか予想できていない段階ですが、積極的にトレードしているトレーダー達が参入しはじめ緩やかに上昇・降下していきます。
トレンド発生から値動きが傾きはじめると追随期に到達します。
追随期ではチャート分析をしているトレーダー達がトレンドに乗って取引に参入します。
追随期では多くのトレーダーが参入する為強いトレンドが発生します。
追随期が終わると利食い期が始まります。
利食い期は最初の先行期でエントリーしていたトレーダー達が利食いをはじめます。
利食いしているトレーダーが増えて来るとトレンドは終了します。
ダウ理論で言われている3つの局面の中で1番重要なのは追随期で、安全に利益を取るには追随期でエントリーするのが1番と言われています。
ダウ理論は「トレンドは明確な終わりのサインが出るまで終わらない」ということを明記しています。
デイトレードの場合一時的にトレンド終了しそうなサインがでてもトレンドが本当に終わっているか把握して、焦って取引しないように注意してください。
順張り・逆張りを理解する
FX取引には順張りと逆張りがあります。
順張りはトレンドと同じ方向性でポジションを保有し利益を得る方法で、主流の取引方法です。
逆張りは順張りの反対で、トレンドとは逆の方向にポジションを保有します。
順張りの場合失敗すると大損失になりますが、天井付近にうまくエントリーすると大きな利益を生むことができます。
FX初心者が安全に取引する場合、「順張り」をおすすめします。
逆張りは難易度が高く、中級~上級トレーダーでも失敗することもります。
為替の値動きは世界各国のトレーダーが動かしているので、必然的に多くの人と同じ方向に向くと大損失する可能性は低くなります。
逆張りトレードも考えたいという人は、一通りテクニカル分析を覚えてからにしましょう。
レンジブレイクを狙う
レンジブレイクは、レンジ相場になっていた通貨ペアがレンジをブレイクした瞬間のことを言います。
レンジ幅の上限をレジスタンスライン、下限のラインをサポートラインと言います。
為替の値動きがレジサポサインを突破すると、トレンド転換と把握してエントリーします。
レジスタンスライン・サポートラインは多くのトレーダーが意識しているラインなので、ラインを突破すると大きく値動きは起きる可能性があります。
移動平均線を使ったテクニカル分析
移動平均線はテクニカル指標の一種で、一定期間の値動きを平均化して結んだ線をチャート画面に表示します。
移動平均線の数値設定はトレーダーによって異なりますが、一般的に25日・75日・100日と設定する人が多いです。
移動平均線の交差しているポイントはトレンド発生のシグナルになることもあり、他のテクニカル指標と組み合わせてエントリーポイントを探りましょう。
デイトレードはFX初心者でも安全に取引できる
デイトレードはFX初心者が1番安全に取引できる手法ということを紹介しました。
デイトレードは多くのトレーダーが実践している手法で、プロトレーダーも実践しています。
手法のみで安全に運用することは難しいので、テクニカル分析や為替相場に対する考え方を勉強して成長しましょう。