FXでは大きく分けて3種類あり、スイングトレードは長期間ポジションを保有する取引方法です。
今回はスイングトレードで負けない取引手法を詳しく説明していきます。
FXは取引方法によって適切な時間足チャートがあります。
スイングトレードの場合4時間足がちょうど良く、プロトレーダーも4時間足を使って分析しています。
4時間足で最善のエントリーポイントを見つけると、負けないトレーダーになれるので参考にしてください。
FXのおすすめ手法をランキングで紹介!低リスク高利益を実現できる人気のトレードスタイル
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このページのもくじ
FXでスイングトレードする時に4時間足チャートがおすすめの理由
FXでスイングトレードする際、4時間足チャートがおすすめの理由を紹介します。
4時間足はデイトレードにも活用することができる優秀な時間足チャートです。
ゆったりとローソク足が変動するので、チャート画面に全集中する必要もありません。
時間に余裕を持ってトレードしたいという人におすすめです。
だましに引っかかりにくい
4時間足は4時間の値動きをまとめて1本のローソク足で表示しています。
つまり1日に表示されるローソク足は6本となります。
6本のローソク足で1日の値動きを現すので、だましのチャートパターンになりにくくなっています。
大きな枠で値動きを捉えているので、短時間足でのだましは反映されません。
素直にエントリーシグナルを見つけて取引することができるので、初心者にもおすすめです。
FXでなぜだましは発生するのか?だましの仕組みとだまされた後の対処法
相場の全体像を掴みやすい
4時間足は30分足・5分足に比べて相場の全体像と捉えることができます。
短時間足でトレンドが発生していても、4時間足を見るとレンジになっていることがあるので、本物のトレンドを見つけることができます。
スイングトレードは長期ポジション保有して利益を上げるので、本物のトレンドに乗らないと失敗してしまいます。
4時間足はガセトレンドが発生することが少なく、数ヶ月単位のトレンドに乗りやすくなっています。
ローソク足で買い圧・売り圧を確かめられる
4時間足チャートのローソク足は、4時間で起きた値動きの集大成です。
ヒゲが大きく伸びている場合は、短期トレンド転換が発生したが長期的にはトレンドは継続していると理解できます。
4時間足で発生する大きなヒゲは世界各国のトレーダーの買い圧・売り圧を知ることができます。
FXチャートでのローソク足の見方を初心者でも分かるようにやさしく解説
スイングトレードで4時間足を使うメリット
スイングトレードで4時間足を使うメリットは以下の通りです。
- 取引画面を見る時間が少なくても勝てる
- 焦らずトレードできる
- 短期売買で必要なピーキーなテクニックが必要ない
スイングトレードで4時間足を使うと取引をゆったりはじめることができます。
FX取引は1秒判断が遅れただけで損失してしまうイメージがありますが、4時間足でのトレードは半日取引画面を見なくても勝つことが可能です。
日中働いている人や、外出が多めの人に最適の時間足チャートです。
ゆっくり取引を進められる
1日に6本しかローソク足が形成されないので、取引を頻繁にする必要がありません。
4時間足でのトレンドは長期間続く可能性があるので、じっくり利益を積み重ねることができます。
長期間ポジションを保有するスイングトレードは、トレードをメインに生活できない人に最適です。
即決判断するポイントが少ない
スキャルピングやデイトレードは、即決判断してエントリーするポイントがあります。
しかし4時間足を使ったスイングトレードは、即決判断することがありません。
ローソク形成期間が長いので、短時間足の動きを細かく把握しなくても問題ないです。
即決判断が苦手という人にも適した取引方法なので、興味のある人は手法に取り入れてみましょう。
スイングトレードで4時間足を使うデメリット
スイングトレードで4時間足を使うメリットを紹介しましたが、デメリットもあります。
デメリットはテクニカル指標をつかったり他の時間足チャートをつかったりしてカバーできるので、デメリットも把握しておきましょう。
4時間足は細かな値動きを見られないので、小さく利益を積み重ねられません。
5分足・30分足・1時間足で見るとどのような経緯で動いているのか細かく分析できますが4時間足チャートは不可能です。
4時間足チャートを見てトレンドに乗ったつもりでも予想外に反転してしまうこともあるので注意しましょう。
エントリー回数が少なくなる
4時間足は1日6本しかローソク足が表示されないので、エントリーするポイントも少なくなります。
エントリーポイントが少なくなると、コツコツ稼ぐことが難しくなってしまいます。
押し目買い戦略でスイングを目指している人は、4時間足だけでなく1時間足も使ってマルチタイムフレーム分析しましょう。
スイングトレードは取引回数が少なくても問題ない
スイングトレードは取引回数が少なくても問題ありません。
4時間足で強いトレンドが発生している通貨ペアを見つけて、1回エントリーするだけで利益を得るトレーダーもいます。
取引回数が少ないことはスイングトレードにとって大きなデメリットにならないことを覚えて起きましょう。
FXのスイングトレードで4時間足を使った最強手法
FXのスイングトレードで4時間足を使った最強手法を紹介します。
スイングトレードと4時間足は相性がとても良いので、勝率も上がります。
利益を出すことに悩んでいる人やスイングトレードでFX取引をはじめたいと思っている人は参考にしてください。
スイングトレードで4時間足を使った最強手法で重要なポイントは3つあります。
- 1つの通貨ペアに固執しない
- テクニカル指標は必須
- 有効証拠金を多めにする
どんなに勝てるトレード手法でも、ロスカットが執行される証拠金維持率手前でポジション保有すると負けてしまいます。
トレードの基本を捉えた前提で最強手法を利用してください。
月足・日足でトレンド発生している通貨ペアを選択する
スイングトレードで勝つポイントは、大きなトレンドに乗ることです。
値動きの方向感が分からない通貨ペアは4時間足で分析しても負ける可能性が高くなります。
まずは月足・日足でチャートを見て大きくトレンドが発生している通貨ペアを見つけましょう。
長期トレンドが発生している通貨ペアを見つけると次に4時間足でトレンド状況を確認します。
4時間足でトレンドラインやレジサポラインを引いて意識されているレート帯を把握しましょう。
MACDや移動平均線といったトレンド系テクニカル指標を使ってエントリー
月足・日足でトレンドを把握して4時間足チャートを開くと、大まかなエントリーポイントが把握できます。
トレンドラインやレジサポラインを描画すると、大方どの程度で大きく下落・上昇するか把握できます。
しかし、大まかにわかっても誤差が生じると失敗してしまう可能性もあります。
4時間足チャートだけでなくテクニカル指標を使って確実に利益を狙えるエントリーポイントを探りましょう。
4時間足で使うテクニカル指標は、トレンド系のテクニカル指標がおすすめです。
MACDや移動平均線といったトレンド系テクニカル指標と組み合わせましょう。
損切りの設定はリスクリワードを使う
勝てると思っていてもFX相場は予想外のことが起きるので、損切り設定をしておく必要があります。
スイングトレードの損切り設定はリスクリワードを元に決めていきましょう。
多くのトレーダーはリスクリワードを1:2に設定しています(損失1:利益2)。
例えばスイングトレードで100pips狙う場合、損切りは-50pipsとなります。
1:2より損切りポイントが速くなる場合も相場状況によってあります。
スイングトレードは資金管理が重要となるので、取引をはじめる前にリスクリワードで資金管理しましょう。
4時間足のチャートで勝つエントリーポイントを見つける方法
4時間足のチャートで勝つエントリーポイントを見つける方法は3つあります。
- ローソク足のヒゲを見る
- 1時間足を使ったマルチタイムフレーム分析
- ヒートマップ・通貨強弱チャートを利用する
4時間足チャートでエントリーするべきポイントは少なく、一度入ると数ヶ月保有するパターンもあります。
勝てるポイントを厳選するためには、他のツールをつかったりマルチタイムフレーム分析が有効だったりするので併用して使って見ましょう。
マルチタイムフレーム分析を取り入れる
マルチタイムフレーム分析は4時間足以外のチャート画面を見て、レートの方向感を把握します。
4時間足は特に1時間足と相性が良いので、組み合わせて見比べて見ましょう。
マルチタイムフレーム分析は、4時間足で見えなかった細かい変動もキャッチすることができます。
エントリーポイントを確実に決めたい人は必須の分析方法です。
FXでスイングトレードするには4時間足チャートが最適
FXでスイングトレードするには4時間足チャートが最適ということがわかりました。
スイングトレードは、まったり取引を進めていくので初心者も運用できます。
しかしレバレッジを抑えたトレードは必要なので、資金が少ない人はおすすめできません。
4時間足を使ってトレードすると、うまくトレンドに乗って大きな利益を得られるので実践してみてください。