FX取引で収入を得るといっても、やり方は各トレーダーによって違います。
近年流行しているFX取引手法は「スキャルピングトレード」・「デイトレード」で、1日完結型の利益を少しずつ積み上げていく方法です。
しかし実際に1日完結型のトレードをやると専業トレーダー出ない人達は仕事中にチャート画面がきになって仕事にならなかったり、仕事中にレートが暴落してロスカットしてしまったりして大損した人が多数存在しています。
今回は、初心者や仕事で忙しい人でも活用できるポジショントレードについて解説していきます。
ポジショントレードの特徴やメリット・デメリットを詳しく説明していくので必見です。
FXでゆっくり資産運用をしていきたい人や、デイトレードで損失を連発してしまって居て困っている人は参考にしてください。
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このページのもくじ
ポジショントレードとは？
ポジショントレードは、短期・中期・長期の中でいうと長期に当てはまるトレード手法です。
1回エントリーすると数週間～数カ月間の間ポジションを保有するので、デイトレやスキャルピングのように1日単位でポジションを動かすことはありません。
ロングスパンで利益を狙っていく手法なので、日中仕事をしている人も手軽にはじめられる手法です。
長期ポジション保有型のFX取引手法
ポジショントレードはポジションを長期保有します。
人によって保有期間は異なりますが最低でも3週間以上は保有します。
長期保有型なので利確する回数は少なく、デイトレやスキャルピングと比べると利益効率は若干悪くなる可能性があります。
日中仕事で忙しい人も活用できる
ポジショントレードはポジションを長期保有するので、日中仕事で忙しい人もチャート画面を気にすることなく運用できます。
ある程度条件を満たす必要がありますが、スキャルピングやデイトレなどのような細かいケアは必要ないので専業トレーダーではない人と相性の良い手法です。
仕事が忙しいという人には自動売買システムもおすすめできますが、手動で運用したい人はポジショントレードで資産運用するのが最適です。
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スワップポイントで稼ぐことも可能
ポジショントレードはレート変動幅で得られる利益以外にもスワップポイントで利益を積み上げることも可能です。
高いスワップポイントを得られる通貨ペアは新興国通貨が絡んでいるので、ボラティリティが高くなりますが長期保有すると継続的にスワップポイント分の利益を得られるので効率良く稼げます。
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ポジショントレードの特徴
ポジショントレードの特徴は大きく分けて3つあります。
- ゆっくり取引できる
- チャート画面とにらめっこする必要がない
- ファンダメンタル分析重視
ポジショントレードは主流のデイトレードと違い、テクニカル分析よりファンダメンタル分析を重視する傾向があります。
長期的にポジションを保有するので、世界情勢や取引している通貨を使っている国の経済活動をチェックして流れを読み取ります。
ゆっくり資産運用を進められる
ポジショントレードはポジション保有期間が長いので、毎日「利確」「損切り」する必要がありません。
ポジショントレードでも損切りする必要はありますが、ある程度長期スパンを見越してトレードするのでスキャルピングやデイトレードのように忙しくポジションを手放したり保有したりすることはありません。
利益を短期間で重ねて大きくしていくことはできませんが、ゆったりチャートをみながら取引することが可能です。
24時間チャート画面を見続ける必要がない
特にスキャルピングはポジション保有期間が短い為、ポジション保有中はチャート画面を見続ける必要があります。
更に明確なエントリータイミングを探す必要があるので、1日中チャート画面を見ているトレーダーもいます。
ポジショントレードは完全放置とまではいきませんが、ある程度チャート画面を見なくても進めていける取引手法です。
1日に数回チャート状況を確認して、運用していくので場合によっては心の余裕を保つこともできます。
テクニカル分析よりファンダメンタル分析を重要視するトレーダーが多い
ポジショントレードは勿論テクニカル分析は必須ですが、デイトレやスキャルピングのような細かい分析というより長時間足で全体像をみる分析がメインになります。
よってテクニカル分析より、時にはファンダメンタル分析も重要になっていきます。
FX取引はテクニカル分析を重視しているトレーダーが多く、ファンダメンタルは気にしないスタイルがあります。
しかしポジショントレードはファンダメンタル分析も重視しており、経済動向や市場のリスクオン・オフを予想して取引をおこないます。
各トレーダーによってポジショントレードの内容は変わってくるので一概に言えませんが、デイトレやスキャルピングと比べてファンダメンタル分析が重要になっています。
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ポジショントレードで効率的に稼ぐ方法
ポジショントレードで効率的に稼ぐには、ある程度余裕のある資産が必要です。
FX取引において長期ポジションを保有するということは、ロスカットリスクをケアすることが最低限必要になってきます。
ハイレバレッジをかけてのポジショントレードは、予想と反する方向にレートがすすんで行くと1日も持たずロスカットになってしまう可能性があります。
ポジショントレードにあった運用条件があるので、損失リスクを知らなずに上げてしまうことがないように注意しましょう。
長期トレンド相場でエントリーする
ポジショントレードと相性のよい相場は、長期トレンドが発生している相場です。
日足・月足でみて、長期トレンドが発生している通貨ペアを狙うことが効率良く勝つ方法の1つです。
しかしトレンド相場といっても下落トレンドの場合、マイナススワップで毎日一定数損失してしまうことがあるので注意が必要です。
スワップポイントの高い通貨を選ぶ
ポジショントレードは、ポジションを長期保有するのでスワップポイントで稼ぐこともできます。
スワップポイントは南アフリカランド円・トルコリラ円といった流動性の高い通貨ペアが高めに設定されています。
ポジショントレードで変動幅の利益以外にも利益が欲しいという人はスワップポイントが高めの通貨ペアを選びましょう。
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低レバレッジでローリスク運用する
ポジショントレードはポジションを長期保有するので、レバレッジを抑えて運用する必要があります。
レバレッジは高ければ高い程、変動幅によるロスカットリスクが高くなります。
ポジショントレードは数週間以上ポジション保有するので、スキャルピングより変動する幅が大きくなります。
エントリーする時に証拠金維持率を高めに設定してレバレッジが高くならないように調整しましょう。
ポジショントレードのメリット
ポジショントレードのメリットは、初心者でも手軽に始められる手法ということです。
スキャルピングも比較的初心者が始めやすい手法ですが、失敗を繰り返してしまう人が多く挫折しやすい手法です。
ポジショントレードはゆっくり資産運用を進められるので、短期間で損失を連発することもなくゆったりポジション状況を見られます。
専業トレーダーになる必要がない
ポジショントレードは長期間ポジションを保有して長期取引する手法なので、専業トレーダーでない人でも手軽にはじめられます。
条件を間違えるとハイリスクな取引になってしまいますが、リスクリワードを考えて取引すると仕事をしている人でも手軽に進められるので初心者に優しい手法です。
レート変動幅での利益以外も狙える
スキャルピングやデイトレードは、純粋なレート変動幅で利益をねらっていますがポジショントレードはスワップポイントで収入を貰うこともできます。
スワップポイントの高い通貨ペアは、流動性が高くスプレッドが広いので損失リスクを徹底管理する必要がありますが、安全に運用していくことができれば充分な収入をスワップポイントで得られる見込みがあります。
ポジショントレードのデメリット
メリットの多いポジショントレードですが、当然デメリットも存在します。
ポジショントレードは長期間ポジションを保有する1点張り型なので、保有しているポジションが失敗してしまうとすべて失敗してしまいます。
ポジショントレードのデメリットを補うには他のトレード方法や、取引数量をふやしてリスクヘッジできるようにしておきましょう。
資産分散しないと一点張り投資になってしまう
ポジショントレードは1つのポジションを長期間保有し続けて利益を上げていくので、1つのポジションがマイナスになってしまうと資産もマイナスになってしまいます。
カバー方法として、株式投資などで資産分散するか他の通貨ペアでもポジショントレードをする方法があります。
デイトレと併用しておこなう方法もデメリットを上手くカバーできるのでおすすめです。
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証拠金維持率に余裕をもたせる必要がある
ポジショントレードは証拠金維持率に余裕をもたせておかないと、ロスカットになる可能性が高まります。
短期間のポジション保有の場合、一気に下落することはあってもある程度の値で止まります。
ポジショントレードで保有している場合、短期間で下落した後に更に下落したとしても耐えられる資金が必要になります。
FX取引はポジションを長期的に保有するとレバレッジを低く保つ必要があので、取引数量を決める時は証拠金維持率をベースに考えましょう。
ポジショントレードは初心者でも手軽にはじめられるFX取引手法だからおすすめ
ポジショントレードは初心者でも手軽に始められるFX取引手法です。
しかし、証拠金維持率のコントロールやファンダメンタル分析といった取引スキルも必要になってきます。
単純にポジションを長期放置して良いということではないので、勘違いしないようにしましょう。
