「利益がどんどん入ってくるようになったらFXで脱サラしたい」「何か脱サラする手立てはないか」と考えることってありますよね。
とはいえ、FXで脱サラすることは簡単ではないと言われています。
この記事では、FXで脱サラは可能なのか、成功談と失敗談を交えて、以下のように解説していきます。
- FXで脱サラする人もいる
- FX脱サラ失敗談
- FX脱サラ成功談
- 脱サラに失敗しない方法
- FXで脱サラには準備が大切
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このページのもくじ
FXで脱サラした人はいる！スマホさえあればトレード可能
今やFXトレードはパソコンに長時間向き合ってやるものではありません。
各FX会社の独自ツールも種類豊富になり、スマホにアプリをダウンロードしてすき間時間にトレードする生活スタイルは、FXトレーダーの中では当たり前になってきました。
ここでは、FXで脱サラは可能なのかを見ていきましょう。
ある程度資金があればFX取引は可能
どのFX会社も1千通貨から1万通貨から取引可能で、必要資金はおよそ5千円から5万円ほどになりますが、その金額でFXトレードを始めるのは危険です。
おおよそですが、初めて入金する額は一般的に10万円から100万円という方が多いようです。
FXに使うお金は余裕資金が原則なので、自分の経済状況に合わせて、なくなってしまっても困らない額を使っていきましょう。
FX専業トレーダーもいるのでうまくいけば脱サラ可能
兼業の時に安定して利益を出していることが専業になる必須条件です。
定期的な安定した収入がFXで得られるのであれば、FXで脱サラも可能性として出てきます。
それでも、専業トレーダーをし続けられるかはまた別問題。
日々の勉強を怠らず、FXトレードの腕を磨き続けられるかが、継続できるかの分かれ道です。
FXで脱サラに成功した人の体験談
FXで脱サラに成功するにはどんな秘訣があるのでしょうか。
ここでは３つの成功体験談を紹介していきます。
FX自体と性が合っていた、自分に合うスタイルが見つかった、負けていたけど勉強し直して勝ちに転じた、とさまざまな体験談を知ることができます。
【成功体験談1】副業でFX取引をして専業トレーダーになりました
色んな副業に手を出しましたが、最終的にFX取引に落ち着きました。
たびたび出される経済指標を分析するのも楽しいですし、チャートを読むのも性に合っていたので、FXが自分に合っていると感じています。
今は好きな場所や人を訪れて、セミリタイアのような生活を満喫しています。
【成功体験談2】資金を貯めてFX自動売買で脱サラ成功しました
サラリーマンとして働き貯めた500万円を元手に、自動売買を始めました。
今は相場の動きを見極め、一番利益が出やすいよう自動売買の設定も自分でいじっています。
この微調整と定期的な利益確定をして出金しているだけで、まさにお金に働いてもらっている感じです。
日々の情報収集は欠かしませんが、日課になっているので苦は感じません。
【成功体験談3】借金して自主退場しかけましたが諦めずに取引した結果今では億トレです
負けが込んできて、赤字を補填するのに借金までしてしまいました。
もうこれ以上負けてしまったら退場するしかないと思いましたが、もう一度トレードのあり方やスタイルを見直すための学びにかなりの時間を割きました。
もう後がなかったですからね。
深追いしないようにメンタルを強く保つようになったら、少しずつ結果が出るようになり、今は累計利益1億円を迎えることができました。
FXで脱サラに失敗した人の体験談
FXで脱サラに失敗する人たちには理由があります。
ここでは3つの体験談からその理由を探っていきましょう。
専業のプレッシャー、相場変動によるロスカット、相場の調子のいい時に儲けを出して自分を過信した等、人ぞれぞれのエピソードを一緒に見ていきましょう。
【失敗体験談1】FXのことをしっかり理解せずに脱サラしたら最初から大損失
兼業で始めてから、一定期間勝ち続けられたので、勢いで脱サラしました。
ただ、専業になってからが本当に悲惨でした。
副業で取引していた時のメンタルとは比にならないくらいのプレッシャーがかかり、負け続けました。
時間はあるけど勝てない時の自分に負けましたし、マイナスがたまった時に「取り戻さなければ、収入がない」という気持ちの焦りを抑えることができませんでした。
【失敗体験談2】スワップ運用を考えていたのに連続ロスカットでおわりました
スワップの差額で稼いでいこうと考えて、FXを始めました。
相場も安定していて順調に利益を上げてたので、1年ほどして脱サラしました。
しばらくは安定して稼ぐことができていましたが、原油価格の低下や金融政策で利上げの発表があり、相場が崩れ続けて大きな含み損を抱え、ロスカットとなりました。
その後、資金投入をしたのに相場は戻らず、再びロスカットになり一旦FXから退場しました。
【失敗体験談3】いきなりFX専業になるのはおすすめできない
FXで2000万儲けたのですが、その後、2000万円溶かしました。
一時は仕事も辞め、一日中FXにかかりきりになっていましたが、資金も利益も全てなくなってしまいました。
あとから、たまたま相場がいい時に巡り合わせて勝てていただけだったと気づきました。
ビギナーズラックから「このままイケる！」と思ってしまいましたが、一喜一憂せずに着実なトレードをこれからは目指そうと思います。
脱サラに成功しているトレーダーと失敗しているトレーダーの違い
脱サラを成功させるトレーダーと失敗してしまうトレーダ―にはどんな違いがあるのでしょうか。
ここでは資金面、勉強面、メンタル面から解説していきます。
自分の準備できる資金や、勉強に割ける時間、自分の性格や性質などを、よく考えてから脱サラについて考えていくことが大切です。
初期投資資金をしっかり持っていない
投資資金をトレードで増やせればいいですが、減ることも常に考えないといけません。
ゼロ円になるならまだよいですが、レバレッジを高くかけた場合は利益も損失もその倍数分になり、儲けるどころかマイナスの返済に追われます。
FXトレード用の十分な余裕資金と、生活していけるだけの貯金や収入を用意して、低レバレッジで取引を始めましょう。
FXについてしっかり勉強していない
勉強を怠り、自分の勘だけを信じて挑むトレードは、大きな損失を出す原因になります。
ローソク足の理解、テクニカル指標を用いてチャート分析をするテクニカル分析、経済や政治の情報から今後の相場の動きを予測するファンダメンタル分析など、しっかりした勉強が安定したFXトレードに結びつきます。
基本的な専門用語やローソク足の理解、アメリカや欧州の金融政策でどのような動きをするのか等、しっかり理解しているレベルか考えてみましょう。
楽観的に物事を考えている
「今はマイナスだけど、いつか戻る」と楽観的に考えると思考停止に陥ります。
損切りするタイミングを逃して、マイナスが膨らんでいくことも珍しくありません。
今の相場がどんな状態なのか、これからどんな動きになっていくのかを冷静に分析して予想できることが、成功するトレーダーへの近道です。
脱サラに失敗しない方法
専業のトレーダーが自分の経験を振り返ると、次の3つが必要だといいます。
FXで独立を考えた時には自分がその条件に見合っているか考えてみましょう。
- 常に安定した利益を上げ続けていること。
- 1000万円以上の貯金がたまっていること。
- 収入をFXのみに頼らずFXにまつわるコンサルタントやブログでの広告収入など収入源を分散させていること。
最初は副業で取引してみる
まずは定期的な収入を確保できる仕事に就きながら、副業としてFXトレーダーの活動をしていきましょう。
収入が他にあると思えば、リラックスした気持ちでFXトレードに迎えます。
大きな目標を最初から立てない
利益の目標は少額に設定してステップアップしていきましょう。
最初は2万、次は5万、その次は10万という風にして、決して最初から100万等の高額な利益を目指してはいけません。
現実的に達成可能だと自分で思える額を目標にしておくことで、着実に利益を積み上げていくことができます。
借金を作って投資を始めない
FX投資は必ずなくなってもいい余裕資金で始めましょう。
元手となる資金がないのに、借金までして始めるのはおすすめしません。
利益が出ない時にも、借金の返済日は近づいてくれば、冷静ではいられず誤った判断をすることになるかもしれません。
FXで脱サラに成功するかしないかは自分次第！しっかり脱サラの準備をすると失敗しない
FXで脱サラを目指すなら、自分ができる限りの準備をしてから専業になることが大切です。
もし、しっかりとした準備をしてきたという自負と、自分のFXトレードに確かな手ごたえを感じているなら、「FXで脱サラ」している自分の生活ぶりも見えてくるでしょう。
FXで脱サラに成功するために毎日FXの勉強をしよう
脱サラして専業FXトレーダーになった人たちは、間違いなく人の数倍FXについて勉強しています。
時には寝る間を惜しむくらいFXの勉強に時間を割き、本番トレードで実践と失敗を繰り返しながら、利益を積み上げています。
あなたもFXで脱サラしたいと思ったら、本腰を入れて勉強をしていくことが大切です。
