ポジポジ病はFXだけでなく、どの投資方法でもなってしまう人が居る病気です。
病気といっても健康を害するものではありません。
ポジポジ病は、資金を損失させてしまう病気で最悪の場合すべて失ってしまいます。
実際にFX取引をしている人はポジポジ病になってしまう心理をよく分かっていると思います。
今回はポジポジ病が起きる原因と治す方法を徹底解説していきます。
ポジポジ病診断もあるので、自分がなっていないか確認しましょう。
ポジポジ病を放置して取引を継続していくと、いつまでたっても目標を達成できません。
無駄な取引が多いなと感じているトレーダーは治す方法をしっかり把握して根拠のある取引ができるトレーダーを目指しましょう。
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このページのもくじ
ポジポジ病とはポジションを常に持ってしまうトレーダー
ポジポジ病とは、ポジションを常に持ってしまうトレーダーのことです。
通常トレーダーはエントリータイミングを見計らって、ポジションを保持しますがポジポジ病の人は安易にポジションを持ってしまいます。
無駄なエントリーが多いので、当然損失も増えます。
ポジポジ病の人はエントリータイミングが常にあると思いがちで、裁量トレードに向かない相場状況でもポジションを確保してしまう傾向にあります。
無駄な取引が多い
ポジポジ病の人は無駄な取引が多く、勝率も低いです。
根拠の無い取引や安易な考え方でエントリーしてしまうので負ける確率が高くなります。
トレーダーは皆稼ぎたいという気持ちを持っているので、ポジションを持つ=利益が出ると考えてしまう人が多いです。
特にFX初心者は上記の思考に陥りやすく、ギャンブルトレードを知らずの間にしてしまうこともあります。
ポジポジ病は初心者から中級トレーダーがなりやすい病気なので、一度投資の概念について考え直してみましょう。
プロトレーダーの取引回数は少ない
億トレーダーと言われているトレーダー達は億以上稼いでいますが、取引回数が多いわけではありません。
相場状況を見て、稼げる条件の時だけエントリーしています。
数撃ちゃ当たる方式で取引しているわけではありません。
稼ぐトレーダーになるには、相場を読む力も必要ですが辛抱強く待つ忍耐力も大切です。
ポジポジ病になってしまう人は忍耐力が足りない可能性があります。
ポジポジ病はなぜ起こるのか?3つの原因を徹底解説
ポジポジ病がなぜ起こるのか、3つの原因をまとめました。
- 稼ぎたい気持ちが肥大している
- 損失を取り戻したい気持ちがある
- 常にポジションをもって安心したい
ポジポジ病になってしまう原因はトレーダーが共通して持っている感情が原因です。
ならない人は、感情を上手くコントロールして取引しています。
【原因1】稼ぎたい気持ちが肥大している
トレーダーで稼ぎたくない人はいません。
皆稼ぎたいのですが、ポジポジ病になっている人は稼ぎたい気持ちが前のめりになっています。
FX取引において稼ぐ時はポジションを決済する時です。
つまり「ポジションを保持する=稼ぐことができる」という方程式が出来上がります。
上記に書かれている方程式を理解した上で「ポジションを保持する=損失する」という方程式も把握している人はポジポジ病にかかりません。
稼ぎたい気持ちが前のめりになっている人は、後者で説明した損失の方程式を考えていないのでポジポジ病になってしまいます。
稼ぎたい気持ちは万人トレーダーに共通する感情ですが、稼ぐ気持ちだけが先行しても目標を達成することはできません。
一度気持ちをリセットして、堅実に稼ぐ方法と取引ルールに沿ったトレードで収益向上を目指しましょう。
【原因2】損失を取り戻したい気持ちがある
損失トレードの後、損失を取り返したい気持ちを抑えられないトレーダーがいます。
相場状況的に取引しない方が良い場面でも、損失額を素早く取り戻したい心理が働きすぐエントリーしてしまいます。
損失トレードを全く気にしないのはNGですが、気持ちを切り替えて次のエントリータイミングまで待つ必要があります。
【原因3】機械損失したくないから常にポジションを保持したい
相場状況の急変でエントリータイミングを逃してしまうことがあります。
もしあの時ポジションを保持していれば儲けられたのにという心理が働きポジポジ病になってしまう人がいます。
常にポジションを保有しておくことによって急変に対応できるという考え方でポジションを保有しますが、損失方向に値動きすると意味がありません。
プロトレーダーはテクニカル分析をしっかりしているので、どのレートでエントリーするか元から決めています。
どんな時でも稼げる取引をしたい場合は、ポジションを常に保持しておくのではなくどんなレート変動でも予想を付けておくことが大切です。
ポジポジ病にかかっている自覚のないトレーダーが多い?ポジポジ病診断で調べよう
ポジポジ病は自覚の無いまま掛かっている人がいます。
ポジポジ病診断をして、自分のポジポジ病率を確認しましょう。
ポジポジ病に掛かっていると判断された人は、一度自分の取引方法を考え直しましょう。
ポジションを持っていると儲ける可能性があると考えるのではなく、損失リスクも常に考えて行動しましょう。
➀を選んだ人はポジポジ病率10%!冷静な判断ができるトレーダー
➀にたどり着いた人はポジポジ病率10%です。
しっかりエントリータイミングを見て取引ができています。
このまま堅実に取引していれば問題ありません。
ただし、損切りトレードが連発すると感情のコントロール不足でポジポジ病になってしまうかもしれません。
感情を常にコントロールする意識をもってトレードしましょう。
②はポジポジ病率40%!過度な自信は大損失に繋がるので注意
②にたどり着いた人はポジポジ病率40%です。
損切りを徹底しないと、大損失につながります。
損切り場面を見逃して相場急変で結果利確できても、何度も同じことが起きるわけではありません。
損切り設定をしっかりまもって取引しましょう。
③はポジポジ病率70%!焦らずじっくり相場状況を見よう
診断結果で③にたどり着いた人は、ポジポジ病率70%です。
稼ぎたい精神と損失したくない精神がポジポジ病発症の原因になっています。
自分で決めている取引ルールを見直して、厳格なルールを作成し直しましょう。
このまま放置しておくと無駄な取引が増えてしまい、稼ぐのが難しくなってしまいます。
④はポジポジ病率90%!重症一歩手前です
④にたどり着いた人は、ポジポジ病率90%です。
稼ぎたい気持ちを抑えて、ギャンブルトレードを減らす必要があります。
エントリーする前に、相場状況をみて損失するとどのくらい資金に影響があるか確認しましょう。
プラスになる予想が先行して、損失することを考えられない状況になっています。
このまま放置しておくとロスカットで大損失してしまう可能性があるので注意しましょう。
⑤はポジポジ病率100%!一度取引ルールから考え直そう
⑤にたどり着いた人はポジポジ病率100%です。
現状資金が大幅に減っている可能性が高いです。
取引ルールと目標を設定し直して、リセットする必要があります。
このまま放置していると高確率でFX退場となってしまいます。
ポジポジ病を治す・克服する方法
ポジポジ病を治すもしくは克服する方法があります。
- 資金を分散して投資する
- 取引ルールを細かく作成する
- FX自動売買に頼る
資金を分散する方法は、FX自動売買に頼る方法と似ています。
資金分散は損失リスクを下げることもできるので一石二鳥です。
資金を分散して投資する
例えば資金が100万円あるとします。
資金を分散するということは、100万円FXに投資するのではなく50万円FXに投資して残りの50万円を他の投資に回すということです。
FXで取引チャンスが無い時でも、他の投資にチャンスがあればポジションを保持して稼ぐことができます。
資金分散は損失リスクを下げることもできるのでおすすめの方法です。
資金分散して取引することによってポジポジ病を克服することができます。
取引ルールを細かく作成する
取引ルールを絶対に守るという前提ですが、現在作っている取引ルールよりもっと細いルールを作成します。
相場状況・値動き・チャートの形を細かく設定して、これに当てはまる時以外は取引しないというルールを設定すると強制的にポジポジ病は無くなります。
ポジポジ病のトレーダーは、全てのタイミングが取引チャンスに見えてしまっています。
しっかり通貨ペアの特徴を捉えて細かく取引ルールを作成するとエントリーチャンスが限定されるのでおすすめです。
FX自動売買に頼る
FX自動売買は裁量トレードではなく自動で売買してくれるシステムです。
自分が取引しなくてもシステムが取引してくれるので、ポジションを保持する必要がありません。
常にポジションを持っておきたい心理が働くひとは、FX自動売買を運用しながら裁量トレードすると改善します。
FX自動売買は常に売買を繰り返して収益を積み重ねてくれているので、自分がポジションを常に持っていなくても収益を自動的に取得してくれます。
ポジポジ病に惑わされること無く裁量トレードに集中できるのでおすすめです。
ポジポジ病が治らないとどうなる?最悪資金をすべて失うことも
ポジポジ病が治らない場合、最終的に行き着く結末は資金ゼロです。
ポジションを常に保持している人は、負けるトレードを多くおこなっているので損失額が増えてしまいます。
損失トレードが増えて精神的に焦りがでてしまうと、ギャンブルトレードに手を出してしまいます。
結果、損切りできない心理状況になりロスカットで資金がマイナスになります。
最悪の場合、借金してFXを再スタートする人も居るので危険です。
ポジポジ病の時間がある人は素早く改善する方法を実行しましょう。
借金して投資を再開してしまう
ポジポジ病が原因で資金をゼロにした人は、稼ぎたい気持ちと損失額を取り戻したい気持ちで借金してしまう傾向にあります。
借金で資金を作ると、失敗してしまう可能性が高く精神的な負担も大きくのしかかります。
自分のお金ではないので、失敗してしまうと返済しなければなりません。
借金を何度も繰り返してしまうと取り返しの付かないことになります。
FXで借金地獄に陥る事例とは?借金が発生する仕組み・理由と知っておきたい対処法
ギャンブルトレードにのめり込んでしまう
一気に取り戻したい気持ちが大きくなり、ギャンブル性の高いトレードをしてしまいます。
ギャンブルトレードは根拠のある取引ではないので、負ける確率が高くロスカットになる確率が非常に高いです。
FX取引は大きく稼ぐことも可能ですが、一発逆転トレードというものは存在しません。
毎日勉強と実践を積み重ねて稼げるようになっていくので、ポジポジ病になっていると思った人はトレードスタイルを見直しましょう。
自己破産に追い込まれるまで投資を続けてしまう
ポジポジ病をそのまま放置して借金で投資を続け、自己破産までのめり込んでしまったトレーダーがいます。
「ポジション保持=稼げる」法則しか頭にないので、勝つトレードをすることができません。
一度資金がゼロになった時点で、自分の取引方法が間違っていると気づくべきです。
借金して同じ取引をやっても、またゼロになってしまいます。
FXで自己破産できない理由・原因と免責許可が下りなかった時の対処法
ポジポジ病対策!おすすめの取引方法
ポジポジ病を直したいとおもってもすぐに治るようなものではありません。
自覚をもってトレードしても、感情のコントロールができなくなったり稼ぎたい気持ちが大きくなったりして再発してしまうこともあります。
ポジポジ病の対策として取引方法を変えてみる対策があります。
取引ルールを守りながら感情をコントロールするのは難しいので、少しでも自分を安定させる方法を考えましょう。
スワップ取引しながら短期取引メインで動く方法
スワップ取引は1日1日ポジションを持ち越すことによって発生するスワップポイントを貯めていく取引です。
長期取引なのでポジションを常に保持する必要があります。
ポジポジ病の人はいくらかスワップ取引に資金を回して短期取引に集中すると改善される可能性があります。
スワップ取引のポジションが常にあるので、機会損失を逃したとしてもスワップ取引用のポジションで地道に稼いでいるので損した気持ちを和らげることができます。
長期取引といっても永遠に決済しないわけではないので、定期的に相場状況をみながら決済タイミングを決めておきましょう。
FX自動売買をサブにして裁量トレードをする方法
FX自動売買をサブ口座で運用して裁量トレードに集中するとポジポジ病が改善します。
実際多くのポジポジ病トレーダーが実践しており、FX自動売買をしてポジポジ病が治った人がいます。
FX自動売買は24時間ポジション保持・決済を繰り返しているので機会損失しないシステムになっています。
相場状況によって損失トレードをしてしまうこともありますが、24時間自分の代わりにフル稼働してくれるのでポジポジ病になりにくくなります。
すべてFX自動売買に任せて相場を常に確認しないようにする方法
FX自動売買をサブにしても裁量トレードでポジポジ病を発症してしまう人は、全てFX自動売買に任せましょう。
チャートを見ることによってポジションを持ちたくなる気持ちを無くさなければならないので、一度取引画面から離れる必要があります。
FX自動売買は定期的に管理しておけばすべて自動で取引を繰り返してくれます。
一度取引画面から離れて、精神的負担を減らした状況でFX投資をはじめましょう。
FX自動売買(システムトレード)は儲かる!稼ぐためのポイントと知っておきたい注意点・リスク
FXでのポジポジ病は大損失につながる!収益アップするには治す必要あり
FXでのポジポジ病は大損失に繋がります。
取り返しの付かないことになる前に、ポジポジ病と向き合って治す必要があります。
ポジションを常に保持するということは損失リスクを常に背負っていることでもあります。
ポジティブなポイントだけ注目するのではなく失う可能性も同時に重要視して取引しましょう。
どうしてもポジションを常に持って起きたい人はスワップ取引がおすすめ
どうしてもポジションを常に持って起きたいという人はスワップ取引をおすすめします。
スワップ取引は毎日の積み重ねで収益を上げていきます。
長期的にポジションを保持しているので、落ち着いて取引できます。
ポジションを追加することはめったにありませんが、常にポジションを保持しておけるのでポジポジ病を治すきっかけになります。
根拠を持って取引しよう
根拠のある取引を目指すと、自然とポジポジ病が収まります。
プロトレーダーもポジポジ病になったことある人がいます。
ポジポジ病はFXに関して勉強すればするほどなりやすい病気です。
怠けている人は、ポジションを保持することの重要性が分かっていないので、そもそもなりません。
ポジションを保持=稼ぐという考え方は間違えではないので、正しく把握しましょう。
FXで負けないためにはどうすれば良い?勝つより負けない手法を身に着けるべき理由と絶対負けない方法の有無
焦らず着実に目標を達成しよう
目標を早く達成したくて焦ってしまう人はポジポジ病になりやすいので注意しましょう。
目標を早く達成したい気持ちを抑えて着実に達成できるようにしていきましょう。
プロトレーダーが億以上稼げるまで何年もかかっています。
FXで稼げるようになるには毎日の積み重ねが大切なので、自分の取引パターンを作り稼げる方法を編み出しましょう。