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投資家とは?機関投資家と個人投資家の違いや投資先の種類など徹底解説

近年、本業以外の収入を得る為に副業を始めている人が増加しています。

そして副業の中でも投資家を目指している人が多いです。

しかし「投資家ってどんな人?」と疑問に思う人も居ますよね。

今回は投資家とはどのような事をおこなっているのか、またどうしたら投資家になれるのか解説していきます。

今後副業で投資を始めたい人は、投資家のしていることに興味がある人は、参考にしてください。

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投資家とは

投資家は一般的に投資をしている人の事を指します。

有名な投資家は、投資で成功させて億以上の資産を持っています。

海外に比べて国内の投資家は少人数ですが、近年投資意識が高まり、成功している国内投資家も増加傾向にあります。

将来価値が上がりそうなものに出資して後に利益を得ようとする人

投資をしている人といっても具体的な内容が分からないので、イメージしづらいですよね。

投資は一般的に、将来価値が上がりそうなものを購入して価値が上がった時点で売却して利益を得ます

投資先は様々で、株や為替に投資する人が多いです。

投資家とトレーダーの違い

投資をしている人という観点でみると「トレーダーも同じでは?」と疑問を持つ人も居ます。

トレーダーも投資している人を指す言葉なので、大枠で考えると投資家もトレーダーも同じ意味合いを持ちます。

しかし、細かく見ていくと投資のやり方や対象商品なども変わってくるので違いを理解しておきましょう

投資家とトレーダーの違いを表にまとめました。

投資家とトレーダーの違い
投資家トレーダー
投資先投資信託/株/不動産…etcFX/仮想通貨/株
投資期間長期短期・中期
重視するポイントファンダメンタルテクニカル
投資金額人によって異なる人によって異なる

投資家は、長い目を見て投資するスタイルでトレーダーはチャート上の動きを見て投資するスタイルが一般的です。

これから違いを詳しく説明していくので、参考にしてください。

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重視するポイントが違う

投資家は、世界情勢や経済動向・投資先の企業分析をメインに行い投資先を判断します。

一方で、トレーダーはチャート上の動きを分析し投資するタイミングを伺います。

上記の様に、投資家・トレーダーは投資する判断を行うポイントが異なります。

トレーダーも世界情勢や経済動向などを見ることもありますが、全体的な流れを捉えるより短期的な動きを見る人が多いです。

投資して利益を得る期間が異なる

投資家は長期間かけて利益を得る手段を取りますが、トレーダーは投資家より短い期間で利益を得る手段を取ります。

よって、投資対象も異なってきます。

トレーダーは短期的な動きでも利益を得やすい、FXや仮想通貨・個別株に投資するのに対して、投資家は不動産や投資信託などをメインに投資します。

トレーダーが投資しているものを投資家も投資対象にすることはありますが、戦略が異なりリスクを低くして長期間投資します。

投資家の種類

投資家にはいくつか種類があります。

一般的に投資家と言われて想像するのは、個人投資家ですが他にも種類があるので把握しておきましょう。

個人投資家

個人投資家は、そのままの意味で個人で投資している人達のことを指します。

よって、個人の意思で投資を始めた人はすべて個人投資家に当てはまります。

個人投資家のスタイルは、目的によって異なり副業でやっている人から本業で稼いでいるプロまで居ます。

国内では、近年非課税制度を利用できるNISAがリリースされており、少額でコツコツ利益を増やしていこうとしている個人投資家が増加しています。

個人投資家の括りに厳しい条件は無いので、投資初心者でも「投資を始める!」と決意した日から投資家になれます。

機関投資家

機関投資家は法人で投資を行なっている大口投資家のことを指します。

法人で投資する大口投資家と言っても、イメージが付きづらいので具体的な機関投資家を紹介します。

  • 生命保険会社
  • 投資信託会社
  • ヘッジファンド

基本的に機関投資家は、顧客から預かった資金を利用して株式・債券等で大口投資します。

そして投資で得た利益の一部を顧客に還元し、残った利益を機関投資家は受け取ります。

機関投資家も投資をしていることに変わりがありませんが、資金元や投資数量が異なる為、個人投資家より市場を動かす力があります。

ヘッジファンド

ヘッジファンドは機関投資家の中に属する投資家です。

投資信託では公募投信と言って広く一般に募集されますが、ヘッジファンドは私募投信と言って限られた人の身が出資して運用するファンドになります。

ヘッジファンドは様々な取引手法を駆使して、利益を得る為市場が上がっても下がっても利益を追求することを目的にしています。

普通の投資信託に比べて自由な運用が可能で、先物取引や信用取引など積極的に活用できるので、市場の上下関係なく利益を得ることが可能です。

海外投資家

海外投資家は外国人投資家と表すこともあり、海外在住の人達が国内市場で売買している個人・機関投資家のことを指します。

逆に国内の投資家が米国や中国の市場で取引する場合も、米国や中国にとって国内投資家は海外投資家になります。

2020年の株式売買代金(東証1部)をみると約7割が海外投資家で占めています。

日本の株式市場は、海外投資家の動向によって左右することがあるので、日本株式市場で投資している人は海外投資家の動向もチェックしましょう。

有名な投資家を紹介

国内、海外含めて有名になっている投資家を紹介します。

世界でもトップクラスの投資家なので、経歴や投資の理念など参考にしてみてください。

ウォーレンバフェット

ウォーレンバフェット
引用元:Yahoo!

ウォーレンバフェットは1930年生まれの投資家で、現在はオマハに暮らしながら投資会社バークシャー・ハサウェイの会長兼CEOを務めています。

投資会社バークシャー・ハサウェイは色々と問題を抱えていましたが、今では世界トップクラスの大企業に成長しています。

バフェットはバリュー投資を実践している投資家で、実際の価値より割安になっている株を購入して、本来の価値に戻った時に売却して利益を得ています。

現在ウォーレンバフェットの資産は1004億米ドルといわれており、大富豪の仲間入りに成功しています。

ジョージソロス

ジョージ・ソロス
引用元:yahoo!

ジョージ・ソロスはユダヤ系ハンガリー生まれで、グローバル・マクロ手法をメインに大規模なヘッジファンド運用で利益を得た有名投資家です。

1992年に割高とされていた英ポンドに目をつけて、100億ドル以上のポンド売りを仕掛けたことで、ポンドが急落し英国中央銀行を負かした投資家として恐れられていました。

現在は慈善家としても有名で、2011年にはファンド運用から引退し、個人資金を除くファンド内の投資家資金を全額返済しています。

ジムロジャーズ

ジム・ロジャーズ
引用元:yahoo!

ジム・ロジャーズは世界的投資家として有名で、ジョージ・ソロス/ウォーレンバフェットに並ぶ「世界三大投資家」の一人です。

ジョージ・ソロスとジム・ロジャーズはクォンタム・ファンドを共同設立し、10年で4200%という驚異的なリターン実績を残しています。

ジム・ロジャーズは世界を愛する冒険家としても有名で、バイクや車で世界を一周したこともあります。

現在の総資産額は不明ですが、2018年時点で3億4000万ドルを超えていると言われています。

個人投資家になる流れ

投資家の定義や、有名投資家の説明をしてきましたが、話を聞いていると「私も投資家になりたい!」と思いますよね。

これから個人投資家になる流れを紹介します。

個人投資家は、人によって利益を得る方法が異なるので自由度が高いです。

しかし逆に何を始めれば良いのか分からなくなる人も居ます。

これから紹介する流れは、上記のように迷ってしまう人も悩まず投資を始められる方法も解説しているので必見です。

投資する種類を決める

まず、投資でどのくらい利益を得たいのか、何の為に投資するのか把握しましょう。

「投資をすれば儲かる」と抽象的な思惑から始めると、大失敗したり挫折したりしてしまいます。

具体的な数字を決めて、投資家での目標を決めましょう。

目標を決めたら、目標を達成するプランに合った投資先を決めます

投資する種類は様々ですが、出資する資金によって相性の良い商品が異なります。

またどのくらいのリスク・リターンを求めているのかによっても異なるので、目標は明確に決めておきましょう。

口座を開設する

投資先が決まったら、取引する口座を開設します。

例えば、株式投資を始めるのであれば証券口座が必要になります。

「どの口座が良いのか分からない」という場合は、まずは大手証券会社の口座を開設しましょう。

現在、国内では大手のネット証券会社が1番コスパ良く運用できます。

投資知識が浅い段階は、大手のネット証券口座を開設して投資経験が身に付いた後に、自分の投資手法と相性の良い証券口座を見つけましょう。

将来価値のあるものに投資する

投資するジャンルを決めた後は、投資先を決定します。

将来的に価値が上がるものを分析する方法は様々で、数学のように絶対的な答えが無い為、勉強・研究が必要になります。

世界三大投資家も投資について勉強して必死に利益を得ている時代があります。

投資は楽に稼げる方法ではないので、上記のことを理解して日々勉強していきましょう。

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投資家は誰でもなれる!資産形成したい人にもおすすめ

投資家は、誰でもなることが可能で今後資産形成を考えている人におすすめです。

また投資家というと、大金が必要と思う人も居ますが少額から運用することも可能です。

「投資ってどんな感じ?」と疑問に思う人は、まず少額運用で気軽にはじめてみましょう。

ただし投資家で利益を得ていくには、ある程度の投資知識が必要になります。

今後、投資で利益を着実に得ていきたいという人は勉強して独自の手法を確立していきましょう。

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