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FXの手法

FXのティックチャートとは?正しい見方と取引に活用する方法を紹介

FX取引で利用するチャートには、複数の種類があります。

その中の一つにティックチャートというものがあります。ティックチャートを活用することで、FX取引をより効率よく進めることができます。

今回はティックチャートの見方から、取引にどう活用するかまでを分かりやすく解説していきます。

FXチャートの見方をローソク足の仕組みから鉄板チャートパターンまで分かりやすく解説

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ティックチャートの特徴

ティックチャート

引用:「OANDA JAPAN」公式HP

ティックチャートは値動きの最小単位を表すチャートで、具体的には取引の成立回数を表したチャートを指します。

ティックチャートは通貨ペアごとに表示をされて、おこなわれる取引の総数などに応じて推移していきます。

ティックチャートが上昇している時は取引が増えており、下落している時は取引が減っていることが分かります。

横軸は時間、縦軸は時間を表し、取引が成約する度に新しくチャートが更新されていきます。

ローソク足のティックチャート

ローソク足のティックチャート

こちらは、楽天証券「楽天FX」のティックチャートです。

以前のティックチャートはグラフでの表示のみでしたが、現在では上記のようなローソク足で表示するタイプも増えています。

これはティック足と呼ばれ、指定されたティック回数を超えた時に表示される仕組みとなっています。

ティック足の表示

この形式のチャートは、50ティックチャート(50回約定につき1本の足)や、70ティックチャート(70回約定につき1本の足)が良く用いられます。

1つの足を形成するのにかかる時間は相場の動きによって数秒のこともあれば、1日かかることもあります。

通常の時間足であれば指定した時間が経つごとにローソク足は必ず表示されるので、ティックチャートとは仕組みが大きく異なります。

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この、表示回数が一定ではないという点を活用することが、ティックチャートを上手に手法に取り入れるカギとなります。

ティックチャートを使ったFX取引の方法

ティックチャートは一般的なFXチャートや経済指標などとは異なる要素を持ちます。

そのため、独自のアプローチで取引に活用して、結果に繋げることも可能です。

ここからは、ティックチャートからFX取引への4つのアプローチを紹介していきます。

エントリー・決済のポイントを判断する

FXはトレーダー達の動きに応じてトレンドが形成されます。

この特徴を知っていれば、ティックチャートを使ってトレンドを分析することも出来ます。

ティックチャートの盛り上がりを確認して、トレンドが続くと把握したら、順張りを選択するといった手法が可能になります。

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トレードが活発なタイミングを知る

ティックチャートの推移の周期が分かれば、トレードが活発な時とそうでない時の目星がつきやすくなります。

取引の活発なタイミングはチャートの推移が激しいため、エントリーから決済までの時間を早める必要があります。

この情報が分かれば、含み損が膨らみそうな状況なら早めに損切りするといった判断が可能です。

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経済指標発表時の状態を把握する

経済指標の発表時の取引は危険などと言われますが、実際のところトレーダーがどのような動きをしているか実際に見る必要があります。

こうしたイベント時のトレーダーの動きをチェックするために、ティックチャートは大いに活用できます。

発表の内容によっては、多くのトレーダーが先導されて同じ動きをするケースが多いです。

価格が一定方向に動いているなら、それに合わせたエントリーができます。

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スキャルピングに活用する

ティックチャートを活用したスキャルピングの手法は、有名な専業トレーダーも利用しており、高い成果が確認されています。

手法の内容としては、ティックチャートのレートの動きが活発になり、値幅が出てきたらエントリーをするというシンプルなもの。

初心者でも真似できそうな手法ではありますが、ティックチャートから市場の様子や他のトレーダーの思考を読み解く必要があるため、経験やセンスも問われてきます。

スキャルピング自体が瞬時の判断を必要とする上級者向けの手法ではあるので、このやり方を初心者がいきなり踏襲するのはおすすめしません。

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ティックチャートを活用する際の注意点

ティックチャートを活用する際の注意点

ティックチャートを活用することで、相場の動きを短期間で把握することができます。

ただし、ティックチャートを信頼しすぎるのはリスクもあるため、注意が必要です。

ここからは、ティックチャートを取引に活用する際の注意点を紹介します。

スプレッド・手数料は共通ではない

ティックチャートは取引がいつ・どのようにおこなわれているのかが分かります。

しかし、これを完全に真似しようとする際は、通貨ペアのスプレッドとサービスごとの手数料に気を付ける必要があります。

もしもスプレッドや手数料が他の人よりも高い場合、ティックチャートを追従していると大きな損失が発生する恐れがあります。

理想的な取引のタイミングが分かったとしても、取引コストによってはおすすめしない場合があります。

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どう併用するかの工夫をする

為替チャートとティックチャートを同時に表示しながらFX取引をおこなうのは、かなり集中力がいる作業となります。

どちらのチャートも忙しく見続けていたら、混乱してトレードが続かない可能性が高いです。

FX会社が提供しているツールなどを通して、この問題を解決していく必要があります。

ティックチャートを使いこなすには相場の知識が必要

ティックチャートは、その推移さえ見ておけば誰でも分析ができるほど簡単なものではありません。

ティックチャートを使いこなすためには、相場の知識や分析力も当然必要になってきます。

ティックチャートを使う際は、チャートに頼り過ぎないことが大切です。

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