取引口座数が日本で最多を誇る、DMM FXのFX取引口座を解約する方法を知っていますか?
解約したいけどやり方が分からない、忙しいし面倒だから放置している、などしている方もいるのではないでしょうか。
ここではDMM FXの簡単な解約方法を注意点と合わせてご紹介します。
DMM FXの評判・口コミ!メリット・デメリットと口座開設時の注意点を徹底解説
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DMM FXの解約方法
DMM FXでの取引口座解約はとても簡単です。
特に必要書類もなく、スマートフォンやタブレット、パソコンなどのネットにつながったデバイスさえあれば簡単な手続きですぐに解約できます。
しかし一部準備することもあるので解説していきます。
解約前に事前に準備すること
前述のとおり、本人確認書類や印鑑などは必要なく、比較的簡単な手続きで解約できますが、スムーズに解約するために、事前に準備することがあります。
1つ目は、事前に口座の証拠金を0にしておかなければなりません。
追証が発生していたりすると、口座残高がマイナスになってしまっている状態では、解約することはできません。
出金できるタイミングも当日すぐに出金できるわけではないので、事前に準備しておくべきでしょう。
2つ目は過去の取引履歴を保存・印刷しておくべきです。
確定申告する時に必要な書類となりますが、解約後は開設した口座の画面にアクセスできないので注意しましょう。
また、解約後も自動的に取引履歴を送付してくれることは無く、自身がカスタマーサポートに郵送依頼を出さなければならないのでやはり事前に取得しておくと便利です。
しかし解約後に取引履歴などの書類が必要になり郵送依頼を出した場合、書類作成料で2,000円かかるので気をつけましょう。
DMM FXを解約する手順
DMM FXを解約する際は、メールや電話では申請できず、DMM.com証券の公式ページにある、お問い合わせフォームからのみ申請可能となりますので注意しましょう。
まずはDMM FXのお問い合わせフォームから必須項目を記入していきます。
各項目に正しく情報を入力し、解約の完了通知が登録メールアドレス宛に届けば、正式に解約完了です。
ネット回線の関係でうまくつながらなかったりして、送信がうまくいってないケースもあるので、フォーム送信後は必ず、解約通知のメールを確認しましょう。
そうすることで、解約したと思っていたのに開設した口座を知らないうちに放置してしまっていた、ということがないようにしましょう。
また、解約に際して、違約金などの料金が発生することは無いので安心して手続きをすすめましょう。
DMM FXを解約する際の注意点
DMM FXでは上述の通り、簡単な手続きで手軽に解約することができますが、中には注意点もあるので解説していきます。
口座を再登録する際に再開手続きが必要
DMM FXでは一度解約した口座については、すぐに再開できるではなく、口座再開の手続きが必要となります。
再開手続きはDMM FXのサイト内の再開お申込みフォームからのみ受け付けており、メールや電話では受け付けていないので注意が必要です。
また口座再開時には、マイナンバー確認書類の提出やそれとは別に本人確認書類の提出が求められますので、非常に面倒です。
なお、再開お申込みフォームからは個人口座の再開申し込みのみ受け付けており。法人口座に関しては一度解約すると、新規の口座開設フォームからの手続きとなりますので注意しましょう。
DMMで利用している他の口座も解約となる
DMM FXは合同会社DMM.comの展開するサービスの1つで、株なども展開しています。
DMM FXを解約するとなると、DMM 株などのほかの口座も解約となるので注意しましょう。
もしDMM FXのみを解約したいのであれば、問い合わせフォームでの解約手続きの際に問い合わせ内容欄に記載する必要があります。
DMM FXの解約理由
上述の通り、DMM FXは簡単な手続きで解約可能ですが、ユーザーはどのような理由で解約しているのでしょうか。
DMM FXを解約するタイミングの参考にもなりますのでチェックしていきましょう。
キャッシュバックキャンペーンが適用されたから
DMM FXでは新規口座解説+新規取引をおこなうと2万円のキャッシュバックを受け取ることができるキャンペーンが用意されています。
DMM FX自体は利用しないけどそのキャンペーンの恩恵だけ受けたくて、登録してキャンペーンの特典適用後にすぐ解約する方も多いようです。
そういった方は、キャッシュバックの条件を調べて、キャンペーン適用後に解約すべきでしょう。
海外に移住するから
DMM FXでは海外に移住する際は必ず、取引口座を解約しなければならないから解約したという理由もあります。
現状の日本の法律では居住地に対してかなり厳しい制限が設けられています
もちろんDMM FXでも規約で海外移住者の口座開設を認めておらず、海外に移住する際には必ず口座を解約する必要があるとのことです。
場合によっては法律に引っかかってくるので、海外移住の際は必ず口座を解約し、無駄なリスクを背負わないよう気をつけましょう。
DMM FXでは希望の通貨ペアが存在しないから
DMM FXでは、20通貨ペアの取引通貨を取り扱っていますが、全ての通貨ペアがそろっているわけではありませんので、それ以外の通貨での取引を希望する場合に口座の解約をする人もいます。
特にトラベルポイントの高い通貨であるメキシコペソとトルコリラの通貨ペアがそろっていないことも、解約する要因となっているようです。
FX会社で新規口座を開設する際に、必ず取り扱っている通貨や特徴などをリサーチしてから、口座開設すべきでしょう。
利用するFX会社を変更したいとき
キャンペーンなどにつられて口座開設し、取引はしてみたものの、思っていたより操作性がよくなかったり、サーバーが重いことが多かったり、さまざまな理由から別の会社に変更したい人は解約すべきでしょう。
スキャルピングで取引したいから
DMM FXでは、スキャルピングという数秒から数分の短い時間に、何度も取引をすることで利益を積み重ねる手法が禁止されているからという方もいます。
間違って短期間での取引を繰り返してしまったユーザーの口座が強制的に凍結されてしまうなどのケースもあるので注意が必要です。
口座を一度凍結されてしまうと、解除の方法は一切なく、二度とDMM FXでの取引ができなくなるので、もしスキャルピングでの取引を希望する場合は別のFX会社で口座を開設し、取引すべきでしょう。
最低と取引通貨単位が1万だから
国内の別のFX会社で、最低取引通貨単位が1通貨の会社もあるなか、DMM FXでは最低取引通貨単位が1万通貨で高いから、という理由で口座を解約する人も多いようです。
単純に考えて、最低取引通貨単位が高いと、一度に扱う取引金額が高額になるため、リターンも大きい分リスクも跳ね上がります。
またFX初心者で、少ない金額で取引をして勉強したいという方は、開始金額が高くなるので、取引が難しくなります。
経験の浅い初心者のうちは、最低取引通貨単位の低いFX会社で口座開設すべきでしょう。
スワップポイントが他のFX会社よりも低いから
DMM FXは他社と比べてス、ワップポイントが低いからとの理由で口座を解約する人も多いようです。
そうすると中期~長期の取引となるので、ポイントを狙って取引している方には向いていないと言えるでしょう。
トレーダー自身が、取引ツールや自身の取引戦略に適性のあるFX会社を選ぶべきです。
必要証拠金が少なくなったから
FXの売買取引には、当然資金が必要ですし必要証拠金が100%以下になると、開設口座に新たに入金しなければ取引ができません。
精神状況や取引時の判断力にも影響があるので、資金に余裕をもって取引するべきです。
もし必要証拠金が100%以下になった段階は、一度今後の取引について検討し解約するか決める良いタイミングであると言えます。
解約せずに放置するとどうなる?
DMM FXの口座を開設してみたけど、いろんな理由があって使わなくなったりし、解約せずに放置している人も多いのではないかと思います。
なんとなく放置しているけど長年放置していると、何かデメリットがあるのではないかと不安になりますよね。
金銭的に言うと、DMM FXの取引口座自体は解約しなくても、口座維持費や手数料などの諸経費がかかることはありませんが、リスクとなる可能性もあります。
そこで取引口座を解約せずに放置し続けると、どういったリスクやデメリットがあるかを解説していきます。
他人に悪用される可能性
DMM FXなど、FXの取引口座を長い間放置すると、不正アクセスされてしまう可能性があります。
犯罪集団に、知らぬ間に個人情報を抜き取られてしまい、放置している口座を使用されてしまうと、知らぬ間に犯罪に加担してしまっていたり、最悪濡れ衣を着せられ犯罪者とされてしまうこともあります。
身に覚えのない取引により、犯罪者に仕立て上げられると、損するのは当然自分ですので、不正アクセスによる悪用を未然に防ぐ意味でも、必ずFX口座を放置せずに解約するようにしましょう。
また不正アクセスされることで、他人が勝手に取引をしてしまうケースもあります。
当然不正アクセスを行った側が悪いのですが、解約せずに口座を放置して取引が行われ損失が出ると、口座の債務責任をとることになるのは、口座の名義人となるので使わないのであれば放置せず、必ず解約の手続きをしましょう。
口座が凍結され強制的に解約される可能性がある
国内FX会社では口開設した口座の残高が0円でない場合、解約できない決まりとなっています。
しかし、口座残高が0円で長期間口座が放置されている場合は、状況を判断し、強制解約されることもあるので注意しましょう。
また、口座の残高が0円でなくそのまま放置していた場合、口座は凍結してしまいます。
口座が凍結してしまった場合、2度と解除できなくなり、DMM FXでの取引を今後一切できなくなるので注意が必要です。
DMM FXはスキャルピング禁止なの?口座凍結・強制解約されるか徹底調査してみた
不要なメールが届き続ける
DMM FXの口座を解約せずに放置していると、登録しているメールアドレス宛にメールが届き続けます。
定期的に利用するのであれば、お得な情報を送ってきたりしますが、使う予定がないのであれば基本的に不要なメールですので、口座を解約しメールが届かないようにしましょう。
いつまでも放置し続けると、必要なメールがDMM FXからの不要なメールに埋もれてしまい、見逃してしまうリスクもありますので注意しましょう。
DMM FX解約時によくある質問
DMM FXのカスタマーサポートに聞きたいけど、対応が遅かったり、面倒だったりする人のために口座解約時にユーザーからよくある質問をまとめてみました。
解約は引き止められないのか?
上述の通りオンラインでの簡単な手続きを終わらせると、DMM FXのカスタマーサポートから、取引口座の解約確認完了の旨の通知メールが届きます。
その後はDMM FXの営業などから直接勧誘があったり、不要なメールが届くことは一切ないので安心してください。
もしその後、DMM FXを名乗るメールが来た場合、DMM FXのカスタマーサポートセンターに連絡し、止めてもらいましょう。
違約金は発生するのか?
これはDMM FXだけではないですが、国内のFX会社全体が取引口座解約時に、違約金などの諸経費が発生することはありません。
DMM FXではオンラインの簡単な記入フォームに該当情報を記入するだけで、簡単に解約が成立します。
年間取引履歴は解約後も送ってもらえるか?
DMM FXでは取引の年間履歴を解約後は自動的には送ってもらえません。
郵送依頼をDMM FXのカスタマーサポートに送れば、郵送してもらえますが、証明証書代2,000円がかかります。
解約前なら、カスタマーサポートへの郵送依頼の手続きや証明証書代2,000円もかけずに、無料でダウンロードできるのでおすすめです。
できるだけ無駄な経費をかけないよう注意しましょう。
解約時、提出書類はどのように管理されるのでしょうか?
DMM FXでは口座開設時に提出した本人確認書類とマイナンバー確認書類は、税務署に各種支払い後に提出します。
書類に不備がなく、問題なければ一定期間経過後に原本ごと削除しています。
DMM FXを解約する前に基本的な内容を把握しておこう
今回はDMM FXの解約方法と解約時の注意点・タイミングについて解説しました。
DMM FXの解約手続き自体は簡単なのですが、知らなければ手間となるような細かい注意点などがしっかりと理解できたのではないでしょうか。
DMM FXを解約する時は、上述の注意点に気をつけて解約するとよいでしょう