近年、NFT作品にだんだんと注目が集まり始めています。
Non-Fungibleトークンという代替不能の作品という名前が付けられているNFT作品には、それぞれ固有の価値がつけて売られています。
日本ではまだあまり浸透していませんが、世界ではもはや当たり前のジャンルとして確立しつつあります。
そんなNFT作品を転売することで、お金を稼ぐことができると、お金儲けの観点でも人気が出ています。
この記事ではNFT転売のメリットや具体的な始め方、NFT転売で儲けるコツについて紹介していきます。
スマホで遊べるおすすめNFTゲーム6選！稼ぎ方や注意点も合わせて解説
※本ページにはPRが含まれます。
このページのもくじ
NFT転売とは？
NFT転売とは、NFT作品を安く購入して高く売ることです。
NFT作品の価値は一定ではなく、それぞれ出品者やニーズの多さによって変わってきます。
具体的に言えば、人気のないアーティストが作品を100円で売っていたとして、人気が出てくるにつれて作品の価値が上がっていくといった感じです。
今後成長しそうな作品を安値で購入して、人気が出始めてから売却する事で利益を生み出すことができます。
購入した作品の価値が必ず上がるとは限らないので非常に難しい転売方法ですが、かなり大きく稼ぐことができる可能性を秘めています。
NFT転売では一般的な転売のような「買い占め」行為をしません。
一人で買い占めてしまうと世に作品が出回らず評価されないので、作品の価値が高くならないからです。
そのため自分の判断で価値が上がりそうな作品を購入する必要があります。
NFTアートを作れるおすすめアプリ8選！作成から販売までの手順も紹介
NFT転売のメリット
NFT転売は通常の商品の転売とは異なるので、NFT転売ならではのメリットがあります。
NFT転売のメリットは、次の3つです。
- 代替不可能のモノだから価値が付きやすい
- 信頼が担保されている
- 紛失や破損の心配がない
どれも一般的な転売の不安要素を解消するメリットですね。
以下にそれぞれ解説していきます。
代替不可能なモノだから価値が付きやすい
NFT作品はコピーができない、代替不能の作品です。
ブロックチェーンネットワークに作品が登録されるので、作品の改ざんも防ぐことができます。
そのため、他に偽物や似た作品が生まれる可能性が低く、唯一無二のモノとして価値が付きやすくなっています。
希少価値が高い作品ほど価値が高まるので、NFT作品は一つ一つの価値が高く、売却時の価格も上がりやすいです。
信頼が担保されている
NFTはブロックチェーンという、作品の信頼を担保するための技術が使われています。
簡単に言えば、「あるデータを誰が作成し、誰が所有しているか」を判別するための技術です。
例えば野球選手のサインを転売するとしたら、そのサインが本当に本人が書いたものかを半別する方法はありません。
鑑定書をもらうか、何か別の証拠を表明する必要があります。
ですが、NFT作品では作品一つ一つに本物だという証明がブロックチェーンを利用してされているので、信頼して買うことができます。
一般的な転売をする場合だと偽物をつかまされたりすることもありますが、NFT転売ではほとんど偽物を買わされる心配はありません。
紛失や破損の心配がない
NFT作品は実際に手にするものではなくデータで保存するものなので、紛失や破損といった事故に遭う可能性が低いです。
一般的な転売の場合、商品を仕入れて保存しているときに破損してしまった、などの事故が起こりえますが、NFTではほぼ起こりません。
パソコンのデータが全てとんだ、NFTサーバーが閉鎖されたなどの場合は失うことがありますが、それも一般的な破損や紛失といった事故から考えると頻度は少ないです。
また、NFTはデータで保存されるので、保管場所が取られないこともメリットの一つです。
場所を取らず、パソコン内でデータを紛失することもないのでNFT転売はミスが少なくなります。
NFT転売の始め方
NFT転売は一般的な転売に比べてミスが少なくなるので非常におすすめの転売方法です。
そんなNFT転売の始め方は、次の通りです。
- 暗号資産取引所で無料口座開設
- MetaMaskでウォレットを作成
- OpenSeaでアカウントを作成
- MetaMaskにコインを送金
- NFTを購入する
NFT転売は、仮想通貨で取引されるのでまずは仮想通貨の口座や財布を作成する必要があります。
まだ作っていない人は、早めに作っておきましょう。
以下にそれぞれのステップを具体的に解説していきます。
暗号資産取引所で無料口座開設
NFT作品を購入できるのは、NFTマーケットプレイスだけです。
NFTマーケットプレイスは世界中にいくつもプラットフォームがあり、それぞれ作品の特色があるので自分が取引したい分野の作品が売られているプラットフォームを利用することになります。
そんなNFTマーケットプレイスは、仮想通貨で取引します。
仮想通貨の口座を作っていない人は、まずは無料で口座開設しておきましょう。
コインチェックという無料で作れる口座が初心者にはお勧めです。
始める際は入金する必要がありますが、最低額の1000円を入れておけばいいでしょう。
MetaMaskでウォレットを作成
コインチェックで口座開設した後は、メタマスクという仮想通貨を入れる財布を作成する必要があります。
メタマスクがなければ、現実世界で言うとモノを買うときに直接銀行口座からお金を払っているようなものです。
そのため、メタマスクを作成して仮想通貨で取引できるようにしましょう。
OpenSeaでアカウントを作成
OpenSeaとは、NFT最大のマーケットプレイスです。
NFT作品を売買するマーケットプレイスはいくつかありますが、OpenSeaはダントツで人気があるので、初めての人はまずはOpenSeaに登録すると良いでしょう。
アカウント作成は基本情報とコインチェックで作った口座を登録するだけでいいので、非常に簡単です。
MetaMaskにコインを送金
アカウント登録が済めば、Web上のお財布MetaMaskにコインを送金します。
メタマスクにお金を送っておかなければ取引できないので、少額でいいので送っておくと良いでしょう。
具体的にはコインチェックで日本円→ETH(イーサリアム)という仮想通貨に換金してから、そのETHをMetaMaskに送金します。
NFTを購入する
準備ができれば、将来的に価値が高くなりそうな作品を購入していきましょう。
NFT作品には固定の金額がかけられている物から、オークション形式でお金をかける作品があるので、どのように購入するか確認しましょう。
NFT転売で儲けるコツ
NFT転売は儲けるコツは次の4つです。
- 安く買って高く転売する
- 長期保有して値上がりを待つ
- 英語を使う
- 市場分析する
NFT転売は普通の転売とは違って、多少取引にコツがいります。
以下にそれぞれ解説していきます。
安く買って、高く転売する
基本ですが、安く買って高く転売するのがNFT転売で儲けるコツです。
シンプルですが、確実に儲けることができる方法です。
安く買うためには、他人よりも早めの行動を心がけることが重要です。
NFT作品は売り出されてから周りから受け入れられるまでに多少時間がかかります。
多くの人に買われ始めると価値が高くなってしまうので、価値が上がる前に購入しておくように、できるだけ早い行動をとりましょう。
どんな作品が伸びやすいか、人気の出やすい作品はどんなものがあるかを判断する必要があるので初心者のうちから大きく稼ぐのは難しいですが、日々価格をチェックしておけば対応できます。
長期保有して値上がりを待つ
NFT作品の転売は、別にすぐに売らなければいけないわけではありません。
この先伸びそうなアーティストの作品を買っておいて、後から人気が出て価値が上がる可能性もあります。
一般的な転売では安く仕入れてから売り出すまでに時間をかければ商品が劣化することがありますが、NFT作品はデータなのでその心配もありません。
数か月から数年ほど置いていても劣化せずに転売できるので、すぐに価値が伸びなくてものんびり保有しておくのも一つの手です。
NFT作品はインフルエンサーが購入するだけで価値が爆上がりする可能性を秘めているので、どんな作品の価値が上がるかはわかりません。
そのため、とりあえず安く買えるものを買っておくと莫大な資産に化ける可能性があります。
英語を使う
NFT作品を転売する際は、情報発信や商品の説明を英語で行うと売れやすいです。
というのも、NFTの市場はほとんどが海外です。
日本でもやっている人はいますが、現在活動している人はほとんど海外のユーザーです。
できる限り海外のユーザーに購入してもらえるように、情報発信や商品説明は英語で行うと良いでしょう。
市場分析をする
NFT転売においてもっとも重要なポイントは、市場分析です。
どんな作品に人気が出ているのか、この先伸びていくジャンルは何かを常に分析することによって、高値になる商品を安く購入できます。
需要が増えてくるかを分析する際のポイントは次の3点です。
- 多く売れているジャンル
- SNSやニュース等で扱われるジャンル
- 売られている値段
市場分析はNFT転売に関わらず、どの分野でも必要になります。
分析をするのとしないのでは利益に大きく差が出るので、初心者の人はいきなり購入しようとするのではなく、まずは分析してみましょう。
【2021年最新】クラウドソーシングおすすめ7選！！初心者でも稼げる人気サイトをランキングで紹介
NFT転売の注意点
NFT転売は大きく稼ぐことができる手段ですが、必ずしも安全に取引できるわけではありません。
NFT転売をする際の注意点は次の2点です。
- 偽物を買わない
- 詐欺に注意する
以下にそれぞれ解説していきます。
偽物を買わない
NFT作品はコピーや改ざんができない唯一無二のデータではありますが、よく似た作品は販売されています。
本物と似ていて判断できない場合もあるので、購入時には偽物を買わないように注意が必要です。
当然ですが偽物の価値は本物に比べるとかなり落ちるので、購入価格より安い値段で売ることになるでしょう。
Openseaでは人気の作品には公式マークが付けられているので、きちんと販売者も確認してから購入することが大切です。
また、現在Opensea自体の偽サイトも出回っているので、違うサイトに登録しないように注意も必要です。
詐欺に注意する
現在は転売目的でNFTについてあまり知らない人も参入し始めているので、初心者を狙った詐欺も存在します。
伸びる見込みのない作品を高額で買わされたり、本来高値で売れるものを安く売らされたりといった被害があります。
初心者に優しく教えるように詐欺を働く人もいるので、作品の売買の意志決定は自分でやることを心がけましょう。
ある程度自分で市場分析をしておけば怪しい言葉に引っかかる心配もないので、誰かに任せず、自分で作品を選んで購入、転売することが大切です。
【2021年】儲かる在宅副業ランキング！PC・スマホで安全に稼げる10個の副業を徹底比較
NFT転売は稼げる可能性が多い！
NFT転売は現在世界で広まっていて、これから需要が拡大していくジャンルです。
市場分析をして早めの行動を心がければ、初心者でも稼げるチャンスが広がっているのでこれから始める人は非常におすすめです。
ただし、初心者に対して詐欺を働く人もいるので、自分で市場分析をして購入する作品を決めるようにしましょう。
NFT転売で効率よく稼ぎましょう！
