SBI FXトレードは少額取引しているトレーダーから高い人気を得ているFX会社で、取引練習として利用しているトレーダーも多数います。
今回はSBI FXトレードの提供しているアプリについて徹底解説します。
SBI FXトレードは全武で3つのアプリを提供しています。
取引環境やトレーダーレベルによっておすすめするアプリが異なるので、特徴をしっかり把握していきましょう。
- PC版取引アプリは初心者向きではない
- SBI FXトレードのスマホアプリは新と旧2つある
- SBI FXトレードの旧アプリは新アプリに劣っているわけではない
人によって取引スタイルや重視している機能性が違うので最適なトレードアプリは当然異なります。
自分のトレードスタイルにぴったりだと思うものを見つけて利用しましょう。
これからSBI FXトレードで取引しようと考えているトレーダーは参考にしてください。
SBI FXトレードの評判・口コミは?メリット・デメリットと初心者におすすめの理由・口座開設の流れを解説
※本ページにはPRが含まれます。
このページのもくじ
SBI FXトレードは3種類のトレードアプリを提供している
SBI FXトレードは3種類のトレードアプリを提供しています。
- PC版リッチクライアントアプリ
- SBI FXトレード新スマホアプリ
- SBI FXトレード旧スマホアプリ
SBI FXトレードの新取引アプリは2019年10月15日にリリースされています。
2020年9月現在、旧アプリが配信停止になっていないのでまだ旧アプリも利用可能です。
これから各取引ツールの機能や特徴を説明していきます。
PC版リッチクライアントアプリはパソコン専用のトレードアプリ!特徴と注意点を解説
SBI FXトレードの取引ツールの中で、1番高機能なのがPC版リッチクライアントアプリです。
画面がスッキリしているデザインで、自分でチャートや注文画面を配置できるようなシステムになっています。
PC版リッチクライアントアプリの基本スペックは以下の通りです。
PC版リッチクライアントアプリの基本スペック | ||
---|---|---|
足型 | 5種類 |
|
時間足 | 13種類 |
|
テクニカル指標 | 30種類 |
|
描画ツール | 30種類 |
|
最大チャート表示数 | 30枚 |
|
注文機能 | あり |
|
PC版リッチクライアントアプリはチャート分析機能が豊富で、しっかりチャート画面と向き合う事ができます。
SBI FXトレードが重要視している2WAY注文も対応しているのでスピーディーに取引可能です。
画面の各ツールボックスを自分でカスタマイズすることができるので、自分の見やすい取引画面に変更できるので便利です。
テクニカル指標・描画ツールの種類が豊富
PC版リッチクライアントアプリの最大の魅力は、テクニカル指標・描画ツールの種類が豊富というところです。
テクニカル指標は30種類搭載しており、描画ツールも30種類の中から選んで描くことができます。
チャートを最大30枚まで増やせるので、複数の通貨ペアを同時に見て取引したり同じ通貨ペアの時間足を変更して、時間足からチャート分析をおこなったりできます。
初心者トレーダーより、ある程度知識を持ってしっかりチャート分析をおこないたい人に向いているトレードアプリです。
外出先でも取引したいという人はスマホトレードアプリがおすすめ
細かい分析を得意とするPC版リッチクライアントアプリですが、PC版トレードアプリなので外出先で取引することは難しいでしょう。
ノートパソコンを利用して取引することも可能ですが、スマホトレードアプリのほうが持ち運び便利で手軽に取引できます。
外出する事が多いトレーダーはスマホトレードアプリの方が向いています。
自宅でしっかりチャート分析をおこなって取引したい人にPC版リッチクライアントアプリは向いています。
SBI FXトレードはスマホアプリを新しくリリース!旧アプリと上手く併用しよう
SBI FXトレードの新スマホアプリは、シンプルなデザインで直感操作が可能な取引ツールです。
FXをはじめたばかりの初心者でも手軽に操作できます。
スマホトレードアプリですが、機能性もしっかりしているので上級トレーダーも充実したチャート分析できます。
SBI FXトレードの新スマホアプリの基本スペックは以下の通りです。
SBI FXトレードの新スマホアプリの基本スペック | ||
---|---|---|
足型 | 1種類 |
|
時間足 | 12種類 |
|
テクニカル指標 | 22種類 |
|
描画ツール | 3種類 |
|
最大チャート表示数 | 4枚 |
|
注文機能 | あり |
|
新スマホアプリはテクニカル指標が豊富で、画面も4画面分割できるのでスマホの画面を最大限に利用して分析することができます。
新・旧アプリの違い
新トレードアプリと旧トレードアプリの違いを紹介します。
新トレードアプリは新しくリリースされたアプリですが、旧アプリの方が優れているポイントもいくつかありあります。
描画ツールの機能性は旧アプリの方が高く、新アプリよりも優れている機能性の描画ツールを利用することができます。
しかし、全体的にみると新トレードアプリのほうが優れている部分が多いので初めてFXトレードするという人は新トレードアプリをおすすめします。
新しいからといって旧アプリよりも使いやすいわけではない
新トレードアプリのほうがリリースされている日が新しいので、機能性もアップしていますが使いやすさを考えると旧アプリのほうが良いと考えているトレーダーもいます。
使いやすさはトレーダーによって異なるので、両方使用してみて使いやすい方を選択しましょう。
SBI FXトレードの旧アプリは描画ツールの機能性が新アプリより高い!
SBI FXトレードの旧アプリは描画ツールの機能性が新アプリより優れています。
トレーダーによって異なりますが、新アプリにはない機能もあるので旧アプリのほうが使いやすいと感じる人もいます。
旧アプリのデザインは新アプリと異なり黒画面になっていて、ローソク足をしっかり把握できるデザインになっています。
SBI FXトレードの旧アプリの基本スペックを紹介します。
SBI FXトレードの旧スマホアプリの基本スペック | ||
---|---|---|
足型 | 2種類 |
|
時間足 | 12種類 |
|
テクニカル指標 | 22種類 |
|
描画ツール | 1種類 |
|
最大チャート表示数 | 4枚 |
|
注文機能 | あり |
|
SBI FXトレードの旧アプリは自動トレンドライン機能がついていて、売買フラグも表示することができます。
ニュース情報は新アプリの方が豊富に提供していますが、旧アプリはチャート分析機能がユニークでトレード経験者からすると旧アプリのほうが魅力的に感じます。
マーケット情報は豊富でない
SBI FXトレードのニュース情報はMarketWin24のみとなっているので、手広くマーケット情報を入手したいという人に不向きです。
ファンダメンタル分析メインで立ち回りたい人は新アプリを利用した方が有利に分析することができます。
SBI FXトレードのアプリはどれが1番良い?レベルに合わせて利用しよう
SBI FXトレードのアプリを全て紹介しましたが、どのアプリが1番良いのかわからないという人も居ますよね。
SBI FXトレードのアプリはそれぞれ特徴があり、良い部分が違うので自分のトレードスタイルに合わせて利用するのが最適です。
どの取引ツールもメリットがあるので、1番良い取引ツールを選ぶことはできません。
自分の描いているトレードスタイルや重視するポイントをまとめて各トレードアプリを評価してみましょう。
PC版リッチクライアントアプリは初心者に不向き
PC版リッチクライアントアプリはチャート分析の専門性に長けていて、機能も高機能となっています。
トレードアプリの機能性は高性能ですが、初心者トレーダーは使いこなせない可能性があります。
チャート分析を助けるテクニカル指標の使い方を充分に理解していないトレーダーは、PC版リッチクライアントアプリの良い部分を引き出したトレードをできない場合があります。
初心者はPC版リッチクライアントアプリよりスマホアプリを利用して直感的なトレードで練習することをおすすめします。
SBI FXトレードのスマホアプリは新・旧共に使いやすい
SBI FXトレードのスマホアプリは新・旧ともに初心者でも使いやすい仕組みになっています。
2WAY注文でチャート画面を見ながら新規注文可能ですし、スマホなのでどこでも取引できる手軽さがあります。
SBI FXトレードのアプリはテクニカル指標もしっかり搭載されているので、チャート分析も問題なく行えます。
FX初心者は、トレードになれることを重点的におこなう必要があるのでスマホアプリでトレードに慣れることをおすすめします。
SBI FXトレードのアプリに関する注意点
SBI FXトレードのアプリに関する注意点をまとめました。
- SBI FXトレードは通知機能がない
- 経済指標を細かくチェックできない
- 豊富な注文方法で取引できない
SBI FXトレードのアプリはチャート分析に長けていますが、他の機能が乏しくチャート分析以外の機能も欲しいという人は物足りなく感じてしまいます。
【注意点1】SBI FXトレードは通知機能がない
SBI FXトレードは通知機能がありません。
指定レート通知機能や、レート急変動通知機能・経済指標通知機能がないのでエントリーしている間は常にアプリを開いておく必要があります。
アプリを利用していない状態でもポジション状況・相場状況を理解していない人に不向きです。
【注意点2】経済指標を細かくチェックできない
経済カレンダーを新アプリでは搭載していますが、細かく経済指標をチェックすることはできません。
経済指標を通知する機能も無いので、自分で事前に確認しておく必要があります。
どんな状態でもひと目で重要度がわかる経済指標通知機能が欲しい人は物足りなく感じてしまいます。
【注意点3】豊富な注文方法で取引できない
SBI FXトレードはテクニカル指標が豊富に搭載されていますが、注文方法はそこまで多くありません。
色々な注文方法を、簡単に操作できる機能が欲しい人は使いにくいと感じてしまいます。
テクニカル分析以外の部分を重視している人は他のFX会社のアプリがおすすめです。
チャート分析以外も便利な機能がほしい人は他のFX会社がおすすめ
チャート分析以外の機能も充実させたいという人は他のFX会社がおすすめです。
- LINE FX
- 外貨ex byGMO
- GMOクリック証券
これから説明するFX会社はチャート分析以外の機能も充実しています。
独自開発している機能もあるので、自分のトレードスタイルに最適だと思うFX会社を見つけましょう。
LINE FXはLINEアプリで通知機能が受け取れる
LINE FXは2020年から新しく始まったFXサービスでLINE証券が提供しています。
LINE FXはLINEアプリと連携しているので、LINEアプリから色々な通知を受け取る機能があります。
LINE アプリで受け取れる通知内容は経済指標・指定レート通知だけでなくレート急変動通知やロスカットアラートも受け取ることができます。
LINEアプリから通知されるので、取引状況を見ていない状況でも相場の変動を把握することができます。
2020年9月12日にLINE FXのアプリは新しくアップデートされてレート急変動通知機能が向上しました。
変動率や監視時間を細かく設定できるので、以前より有効活用できる場面が増えました。
豊富な通知機能でトレードしたいという人に最適のFX会社です。
LINE FXの評判・口コミと気になるメリット・デメリットを徹底解説!
外貨ex byGMOは経済指標のプッシュ機能を搭載!重要経済指標も事前に察知できる
外貨ex byGMOは1000通貨単位から取引できるFX会社で、2020年から新しく外貨exというアプリをリリースしました。
外貨exがリリースされる前はcymoというアプリを提供しており、高い人気を得ていました。
新しくリリースされた外貨exはチャート画面4分割可能で横画面に表示することもできます。
ライン描画ツールがより使いやすくなっており、スマホアプリでもしっかりチャート分析することが可能です。
外貨exは経済指標を星1~星3に分けて表示しており、プッシュ機能で確認することができます。
重要経済指標の星を見てすぐ把握することができるので初心者に優しいサービスです。
少額取引も可能なので、FX初心者におすすめのFX会社です。
外貨ex byGMOの口コミ・評判!メリット・デメリットと口座開設時の注意点を徹底解説
GMOクリック証券のトレードアプリはFXトレードの日記を記入できる!
GMOクリック証券は8年連続取引高NO.1のFX会社で、トレードアプリは幅広い層から支持を得ています。
GMOクリック証券のトレードアプリはテクニカル分析・描画ライン機能もしっかり搭載しており分割チャートも最大4画面表示することが可能です。
更にGMOクリック証券は他のトレードアプリにないFXトレード日記機能を搭載しており、取引内容や考察を毎日日記にして記録することができます。
他には無い独自機能なので、FXトレード日記機能を利用してみたいという人はGMOクリック証券がおすすめです。
GMOクリック証券「FXネオ」の口コミ・評判!メリット・デメリットと口座開設時の注意点を徹底解説
SBI FXトレードは充実したチャート分析ができるアプリを提供!自分のトレードレベルに合わせてアプリを使い分けよう
SBI FXトレードは充実したチャート分析が可能なFX会社という事がわかりました。
トレードアプリは3種類ありますが、自分のトレードレベルに合わせて利用してみましょう。
スマホアプリは、スマホで手軽に取引できるトレードツールなので初心者におすすめです。
FX初心者はテクニカル指標の使い方を学ぼう
FX初心者はトレードアプリを使うにあたってテクニカル指標の使い方を学びましょう。
テクニカル指標はチャート画面を分析するのに必ず必要なツールです。
テクニカル指標を利用していないトレーダーは殆ど居ないので、まずはテクニカル指標を利用したトレードになれましょう。
多数のテクニカル指標を同時に使うのはNG
テクニカル指標を利用すると言っても同時に多数のテクニカル指標を使うのはNGです。
テクニカル指標を同時に多数利用すると、どの指標を標準にして考えれば良いのか分からなくなってしまいます。