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FXとは?

FX取引で使われるPipsってなに?意味合いや使用例を初心者にもわかりやすく解説

PipsはFXの取り引きにおいて重要な通貨単位であり、利確や損失の設定だけでなく投資全体の投資効率の改善にまで使われます。

またトレードの結果はPipsによって把握でき、世界各国の通貨を計るための共通の通貨でもあります。

今回は初心者向けにPipsの基本から使用例を解説し、実際の取り引きにおける計算方法まで紹介します。

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FX取引で用いられるPipsとは

指値注文・逆指値注文とは

Pips(ピップス)とは値動きの最小単位です。

Pipsは「percentage in point」の略で、FX取引における通貨の共通単位として使用されます。

共通の単位を統一させることで、各国の通貨の取り引きが理解しやすくなります。

例えば、1ドル=100.00円の状態から1ドル=100.05円に動いた場合は5Pips動いたことになり、反対に1ドル=99.95円値下がりした場合も5Pipsの動きです。

他の通貨でも同様にPipsで換算することで利益や損失の計算がかんたんにできるため、世界共通の単位として利用されています

異なる通貨単位を共通の通貨単位で表せる

Pipsは異なる通貨単位を共通の通貨単位で表すため、どの通貨ペアであってもトレードの内容が把握しやすくなります

FXの取り引き通貨はコンマ何銭の小さな値動きを追わなければならないので、Pipsのように小数点以下がない表記での表現は最適です。

また外国為替市場は、価格の変動の激しい金融市場です。共通単位の変動幅をPipsで統一により、価格の変動を定義しやすいメリットが得られます。

Pipsは通貨ペアのスプレッドにも利用される単位でもあり、売値と買値の差から利益と損失を計算しやすくなります。

Pipsの使用例

FXでのエントリーポイントとは

Pipsの使用例はいくつかあります。

上記でも説明しましたが、PipsはFX取引での共通単位となっているので色々な場面で活用されています。

Pipsを知っておけば大体の取引内容を数値ベースで把握できるので初心者は使用例を把握して実践でも利用できるようにしておきましょう。

使用例1.利確幅の時にPipsで現す

利確幅の時にPipsで現すときは、「円に換算したpips数 × 通貨数 = 利益」の計算で求められます。

例えば、米ドル/円を10万通貨の購入した後に100pipsを得た場合の利益は以下の通りです。

「1円 × 10万通貨 = 10,000(円)」

上記のトレードにより1万円の利益を得られました。10pips=0.1円なので10万通貨を購入することで100pipsは1円の計算結果になります。

また相場や為替レートの流れからPipsの差分を計算し、どのくらいの利益が得られるかを予測しながらの取引を行うことが重要です。

使用例2.損切り幅の時にPipsで現す

損切り幅の時にPipsで現すときは、「円に換算したマイナスのpips数 × 通貨数 = 損失」の計算で求められます。

例えば、米ドル/円を5万通貨の購入した後に50pipsを損した場合の損失は以下の通りです。

「0.5円 × 5万通貨 = 2,500(円)」

上記のトレードにより2500円の損失が出てしまいました。

利確の幅と同様に10pips=0.1円なので、5万通貨を購入することで50pipsは0.5円の計算結果になります。

FXの取引において損切りラインを設定は重要なので、大きな損失を避けるためにPipsで損失の計算を手早く行えるようにしましょう

例3.投資効率を計算する時に利用する

Pipsを使って投資効率を行う時は複数のトレ比較することで、効率のいいトレードを選択できます。

比較の例は以下の通りです。

①米ドル/円が1ドル=100.00円の時に100,00ドルを購入し、100.20円の時に売却。
②米ドル/円が1ドル=100.00円の時に200,00ドルを購入し、100.10円の時に売却。

それぞれの売却時の利益は以下の計算によって求められます。

①2,000円(=20銭(0.2円)×10,000)
②2,000円(=10銭(0.1円)×20,000)

どちらも2,000円の利益が出ました。

しかし利益の幅を比較すると①の方が大きいので、②よりも投資効率がいい取り引きになるわけです。

同じ利益でも、投資効率を考えて取り引きを行うと勝率の高いトレードが実現可能になります。

FX取引で利確・損切り幅をPipsで設定すると投資効率が上がる?

バンドウォークとは

基本的にFXはルールを作ることで、リスクを抑えながらトレードの勝率を高められます

ただしルールに固執しすぎるあまり、為替相場の変化に対応できなくなる可能性があるので注意が必要です。

利益の確定や損切りの絶対的なルールはないので、日々のトレードの結果から改善を重ねて、投資効率が上げることを意識しましょう。

取引ルールを厳格に決められるメリットがある

Pipsで取り引きのルールを決めることで、利確や損切りのタイミングを逃さない投資効率の高い取引になります。

Pipsで決めたルールを厳守するとリスクを抑えながら利益を狙える取り引きが可能になるでしょう。

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ルールに厳格過ぎると負けてしまう場合もある

FXにおいてルール設定は重要ですが、厳格にルールを決めすぎると負ける取引になる場合が多いです。

あくまでもルールは損失を抑えて利益を上げるための決め事なので、必ずしも相場の状況より優先する必要はありません

そのため状況に応じて柔軟に変えていくことでトレードの勝率を高めなければなりません。

FX取引で利用する単位「Pips」に関する注意点

取り引きルールの設定は市場の状況に応じて変化させなければ、損失を出す可能性が高くなるので注意が必要です。

とくに初心者の人はルールに縛られて市場の値動きから投資の判断ができない場合が多く、リスクの高い取引を行ってしまいます

基本的にFXの取り引きはスプレッドなどのコストが含まれるなど、レート全体を把握して取り引きを行わなければならないので、Pipsの設定に縛られずに投資する意識を持ちましょう。

取引ルールでPips設定は重要だが縛りすぎは損失する場合もある

Pips設定は損切りのルールや利確の価格設定などによって効率よく投資を行えますが、同時に損失を出す可能性を高めてしまいます。

基本的に相場状況によって最適なPips設定を変えなければ、損失を抑える投資はできなくなります

Pipsを固定しすぎると許容できる損失幅の中でのみの取り引きになるので、相場の状況に応じて判断することを意識しましょう。

Pipsを理解できるようになると為替レートをみてスプレッドを把握できる

Pipsはスプレッドの単位としても用いられるので、取引を行う中でPipsの計算に慣れてくると、同時にスプレッドを把握しやすくなります

スプレッドはトレーダーが負担する取引コストとなるので、コストを考慮した利益幅や損切り幅を決めることができます。

各通貨ペアによってスプレッドは異なるので、最初は感覚的でもいいのでスプレッドの広さ・狭さを理解しながら取引していきましょう。

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FX取引でのPipsは投資効率を計算する上で重要な通貨単位

ワイルダーの定義とは

Pipsは投資効率を上げるために必要不可欠な通貨単位です。

FXは外国通貨の取引なので、統一された通貨で投資効率が測れることはトレーダーにとって大きなメリットです。

トレード後に結果の分析を行うためにもPipsを使う手法は便利です。

FXで効率よく利益を得るためには、Pipsを使ってトレードを分析して改善を繰り返すことが重要になります。

FX初心者は単位に慣れよう

FX初心者は為替レートからPipsの単位を見て、大まかに利確と損益を把握できるようになりましょう。

最初は価格とPipsの計算に慣れませんが、だんだんと頭で数字のイメージしやすくなります。

その後に投資効率のために、複数回行ったトレードの結果を比較することをおすすめします。

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