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【初心者必見】ポジショントレードの特徴と注意点!おすすめの通貨ペアを紹介

FXのトレード手法は、売買を行う間隔で4つに分類することができます。

売買の間隔が異なることで取引手法も大きく変わるため、自分のライフスタイルにや向き不向きに合った取引手法を行う必要があります。

どんな取引手法があってどんな特徴があるの?という方に向けて、今回この記事では、4つの取引手法の内の1つである「ポジショントレード」について解説していきます。

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ポジショントレードとは?

FXの取引手法は、「スキャルピングトレード」「デイトレード」「スイングトレード」「ポジショントレード」の4つがあります。

スキャルピングトレード→デイトレード→スイングトレード→ポジショントレードの順に取引の間隔が変わります。

取引手法と取引間隔は次の表を参考にしてください。

取引手法取引間隔
スキャルピングトレード数秒~数分
デイトレード数十分~1日
スイングトレード2日~5日
ポジショントレード1週間以上

年単位での取引間隔もポジショントレードに含まれます。

計画的な長期的戦略を立てられる人に向いている取引手法です。

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ポジショントレードの5つの特徴

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ポジショントレードは、長期間での運用をする手法のためゆっくりと取引をすることができます。

チャートをずっと見る必要がないため、仕事をしながらでも空いた時間にチャートを確認すればことが足ります。

ポジショントレードでは、ファンダメンタル分析を重要視しており、テクニカル分析はあまり使われていません。

長期的な運用をとおして、国際情勢や通貨ペアからFX取引を行っていきます。

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銘柄をじっくり選ぶことが出来る

ポジショントレードは、1週間以上とポジションの保有期間が長い手法のため、一時的な通貨価値に左右されることなく長期的な視点から銘柄を選ぶことができます。

利確・損切りをする必要がないので、他の取引手法と異なるので、他の取引手法の様にポジションの売買を忙しくする必要がありません。

過去の実績、社会情勢・国際情勢から考えられる今後のポジション推移を予想して、どのポジションをどのタイミングで売買するかの計画を事前に組むことが可能です。

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インカムゲインを狙える

短期的なポジションの保有ではキャピタルゲインで利益を上げることが出来ますが、インカムゲインで利益を上げることはできません。

高いスワップポイントを得られる通貨ペアでポジショントレードをすることで、継続的なスワップポイント分の利益を上げることが可能です。

ロールオーバーのタイミングで保有しているだけで、ほぼ毎日もらえるのでポジショントレードの保有する期間が長ければ長いほど、貰えるスワップポイントの額もアップします。

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利幅が大きい

他の取引手法よりもトレード回数が少ないため利益を上げることができないと考えてしまう人がいると思います。

しかし、ポジショントレードでは、キャピタルゲインとインカムゲインの2つの方法で利益を上げることができます。

そのため、少ないトレードでも2つの収益を得ることが出来るので大きな利益を狙うことができます。

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スプレッドを安く済ませられる

ポジショントレードは、長期保有をするため相対的にトレードの回数が少なくなります。

そのため、取引にかかるスプレッドを安くすることが出来ます。

FX口座ごとにスプレッドの金額は異なります。

1回のスプレッドは安いかもしれませんが、スキャルピングトレードの様に何回もトレードを繰り返すとスプレッドの費用は高くなってしまいます。

スプレッドを安くすることで、より大きな利益を狙うことが可能です。

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副業に向いている

プロのFXトレーダーは本業としてFX取引をやっているため1日中パソコンの前に座りチャートをずっと見て、売買を行っています。

しかし会社員として働きながらFX取引をやっている人は、ずっとチャートを見続けることは現実的に不可能です。

そのため、小さな値動きに左右されることなく長期的に保有するポジショントレードなら隙間時間にチャートを確認するだけですませることができます。

時間がない社会人に向いている取引手法と言うこともできます。

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ポジショントレードの注意点

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ポジショントレードの特徴についてここまで紹介してきました。

ここからは、ポジショントレードを行う際の注意点について解説していきます。

ポジショントレードは長期的な運用なので、注意点の確認を怠ってしまうと失敗してしまう可能性が高いです。

損切に注意しよう

FXにおいて「損切り」はとても大切ですが、ポジショントレードでは、すぐに損切をしないようにしましょう。

そのタイミングでの損切りと、ロールオーバーでスワップポイントから得られる利益を総合的に判断して、利益を出せるか確認してから損切をすることが大切です。

損切りをするタイミングを誤ることで利益に大きな影響を与えることを肝に銘じてください。

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レバレッジに注意しよう

FX最大の特徴でもある「レバレッジ」、少ない資金力でもレバレッジを聞かせることで多額の通貨を動かすことが出来ます。

長期で保有する場合は、大幅な価格変動が起こったタイミングでロスカットされてしまう危険性があります。

そのため初期資金を多めにし、5倍以下の低レバレッジでポジションを保有するようにしましょう。

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資金の回転率が悪い

繰り返し言っているように、ポジショントレードは長期保有です。

そのため資金の回転率が悪く、資産が目ですぐわかる様なへんかをすることはありません。

そのため強い忍耐力を持って、資金の回転率が悪い状況をたえることができない人ならば、ポジショントレードは向いていません。

社会情勢・経済情勢の影響を受けやすい

スワップポイント狙いのポジショントレードでは、通貨ペアが新興国や社会情勢が不安な国が多いです。

そのため、テロや国際トラブルが市場に大きな影響を与えやすいです。

一時的な下落の場合もありますが、長期間低迷してしまうケースもあります。

回復するまで、ずっとポジションを保有しなければならないので、不足な事態が発生した時の出口戦略を事前に考えて億必要があります。

ポジショントレードにおすすめの通貨ペア

ポジショントレードにおすすめの通貨は、ファンダメンタル情報の把握がしやすいものです。

今回は、おすすめの通貨ペアを2つ紹介します。

語学に堪能であればその国の記事からファンダメンタル情報を取得することが容易に出来ます。

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アメリカドルと日本円

日本に住んでいるのであれば、日本のファンダメンタル情報はとても把握しやすいです。

また、アメリカのファンダメンタル情報はFRBから入手することが出来るのでアメリカのファンダメンタル情報も把握しやすいです。

以上のことからアメリカドルと日本円の通貨ペアがポジショントレードにおすすめな通貨ペアとなります。

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アメリカドルとユーロ

ユーロのファンダメンタル情報を日本人が取得することは、難しいかもしれませんが、ユーロとアメリカドルは世界最大の取引量を誇る通貨ペアです。

そのため、値動きがとても読みやすいです。

情報が不足しても、値動きが読みやすい通貨ペアはFX取引で利益を生みやすいのでおすすめの通貨ペアということができます。

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ポジショントレードで資産運用をしよう

ポジショントレードは誰でも簡単に始めることができるFX取引手法の一つです。

レバレッジを低く設定し証拠金を準備することが出来れば、ロスカットの心配もありません。

キャピタルゲインとインカムゲイン2つの柱から収益を得たい人は、今すぐポジショントレードで資産運用をしましょう。

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