「パチンカス」という言葉を聞いたことがありますか？
パチンカスとは、パチンコにハマりすぎて制御できなくなった人のことをパチンコとカスを合わせて指します。
「もしかしたら自分はパチンカスなのかもしれない」
「パチンカスから脱却したい」
以上のように悩んでいる人もいるでしょう。
この記事ではパチンカスの特徴７つを紹介して、パチンカスから脱却するための方法まで紹介していきます。
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パチンカスの特徴7つ
パチンカスの特徴は次の7つです。
- 生活費をパチンコに使う
- 常に借金あり
- 見た目に気を遣わない
- 暇だと感じているとパチンコに向かう
- イライラしがち
- 現実逃避をしてしまう
- 一度やめてもまた帰ってくる
基本的に、パチンカスは自分本位で動いてしまう人間です。
以下にそれぞれ解説しています。
①生活費をパチンコに使う
パチンカスは遊びのお金だけでなく、生活費まで使ってしまいます。
もちろん最初から生活費をつぎ込もうとしているわけではありませんが、負けが込むと「あと少しで確変が来る」と考えて制御することが出来なくなります。
「1万円を入れると5万円になって帰ってくるかもしれない」と思うとお金を入れてしまい、それで負けるのでさらに取り返さないといけないと悪循環にハマります。
さらに残りの生活費が3万円で15日を過ごさないといけないとなっても、「2万までなら使える」と思って使ってしまう人がほとんどです。
もっと極めている人だと、「0になってもお金を借りてそれ以上稼げばいい」と思う人もいます。
自分の生活が破綻するほどにお金をつぎ込んでしまうのに、それを修正できないのがパチンカスです。
②常に借金あり
パチンカスは自分の生活費を軽くつぎ込んでしまうように、自分の財布を制御することができません。
ほとんどのパチンカスと呼ばれる人は友人やローン会社からお金を借りてパチンコに没頭しています。
基本的にパチンコですったお金をパチンコで返そうとするので、永遠に借金がたまり続けます。
毎日「当たるかもしれない」と考えて閉店の時間に数万円をすって、翌日寝て起きたときには忘れて「きっと今日は当たる」と思ってまた負けに行きます。
たまには勝てる日がありますが、基本的に負け額を計算していないので借金が溜まっていることに気が付きません。
パチンカスは借金がどんどん溜まっていきます。
③見た目にも気を遣わない
パチンカスは自分の生活費をつぎ込んで借金を抱えているので、自分の見た目に気を遣う余裕がありません。
パチンカスには「おしゃれをするならその分パチンコ代にしよう」と考える人しかいません。
ボロボロの服でパチンコに通い、一日中パチンコをしてそのまま家に帰るだけです。
周りの視線が気にならなくなり、怪しいものを見る視線を浴びていることもパチンコの前では気が付きません。
最終的には浮浪者のような格好になっていくのが、パチンカスの特徴です。
④暇だと感じているとパチンコに向かう
パチンカスは暇になると、パチンコに向かってしまいます。
というより、基本的にパチンコ以外に趣味やしなければならないことを持っている人が少ないので、パチンコをうちに行きます。
たとえやるべきことがあったとしても、重要度がパチンコ＞やることなので、パチンコに行くでしょう。
もはやお金を稼ぐことが目的ではなく、パチンコをうちに行くのが目的になっています。
そのためお金をいくら使っても問題ではなく、たまに来る勝利の快感を味わうためにやっていると言えます。
⑤イライラしがち
パチンカスは基本的にパチンコにしか興味が湧いていないので、パチンコの勝ち負けによってイライラが出ます。
特に周りの目を気にしていないので、イライラしている状態が表に出やすく触れづらい雰囲気が出ています。
中にはパチンコ台をハンマーで殴って壊すなど暴力的な行動に出る人もいるくらいです。
実際に生活費を削ってまでパチンコをしている方が悪いのに、負けてイライラしてものに当たっている矛盾に気が付かないので、周りに迷惑をかけがちです。
大げさに言うと、自分の感情を制御できない「人間味を失った獣」と同じです。
⑥現実逃避をしてしまう
パチンコは短時間で大金を得れる可能性のある遊戯です。
レートが高い台で打てば、1000円が5万円ほどに化けることもあります。
ですが、この一瞬でお金が増える快感に身をゆだねていると、努力してお金を稼ぐことを忘れてしまいます。
「パチンコで勝てば一瞬でお金は増える」と考えるようになり、真面目に働かないといけない状態も馬鹿らしくなって現実逃避する様になります。
「真面目に働かなくてもパチンコで稼げばいい」という思考になった瞬間が、パチンカスになるときだと言ってもいいかもしれませんね。
⑦一度やめてもまた帰ってくる
本当に極まっているパチンカスはパチンコを打つことに何も感じていませんが、たいていの場合は「パチンコを辞めないとやばい」とは気が付いています。
ですが翌日になれば昨日負けたことを忘れて、パチンコ店に足を運び興奮状態に入ってやめられなくなります。
たとえ「パチンコを打たないようにしよう」と考えて2～3日耐えても、すぐにまた打ち始める生活に戻ってしまいます。
特に打ちたいと思っていなくともパチンコに足を運んでお金を使ってしまうので、なかなか脱却できない依存症として考えられています。
パチンカスの末路は？
パチンカスはパチンコで打てればいいと思っている人が多く、お金の計算ができません。
最初は生活費に手を出して、それでも足りなくなれば借金をして破産します。
途中で気づいてパチンコを辞める事が出来ればいいですが、途中でやめられなかった場合は次のような悲惨な末路を辿ります。
- 犯罪行為に走る
- 嫌がらせ行為を平気でする
- 友達がいなくなる
全てが自分本位で回っているため、他人のことを考える余裕がなくなります。
以下にそれぞれ具体的に解説していきます。
犯罪行為に走る
パチンカスはどうしようもなくなると、犯罪行為に手を染めます。
パチンコ店の台を壊す、他人に暴力をふるうなど様々な問題がありますが、中にはパチンコを打つための資金を集めるために詐欺行為に走る人もいます。
いけないと思いつつ他人をだましお金を確保して、それをまたパチンコにつぎ込みます。
実際にパチンカスが起こした犯罪行為は年間2万件を超えるほど事例があるので、かなり危険な状態の人が多いことが分かりますね。
自分の意志では止められない人がほとんどなので、どうしても止められないと後悔している人は事前に病院に行って対処法を診断してもらう方が良いです。
嫌がらせ行為を平気でする
パチンコに熱中しすぎると、パチンコのこと以外を考えられなくなります。
パチンカスは他人に対する思いやり、感情を失っている状態です。
次のような行為を平気でしてしまうようになります。
- パチンコ台にジュースを注ぐ
- 鍵穴をアロンアルファ
- ICカードを抜きまくる
- 店の前に花束を置く
- ハイエナ
公共の場で他の客に迷惑をかけていることに気が付かず、普通に悪質行為に手を染めます。
営業妨害として捕まると後先を考えずに行動する様になってしまいます。
友達がいなくなる
パチンカスは毎日やっていることがパチンコだけです。
他のことに熱中できないため他の話題を話すこともできず、お金が足りなくなったら友達に借金をすればいいと思っている人が多いです。
最初はお金を借りることを申し訳なく考えている人が多いですが、何度か繰り返すと罪悪感も薄れてきて同じように借金をお願いします。
最初のうちはよくしてくれていた友達も付き合い切れなくなり、離れていきます。
お金の貸し借りは友達なら利息が付かないと安心しているかもしれませんが、どんどん退路を断っていることに気が付かないといずれ破産するでしょう。
パチンカスを脱却したい人は？
パチンカスは自分のことしか考えられない人も多いですが、実際には「パチンカスから脱却したい」と思っている人がほとんどです。
それでもどうしてもやめられず、毎日毎日気が付くとパチンコを打っているという状況に陥っているでしょう。
パチンカスを脱却したい人は、次の方法を実践してみてください。
- 「パチンコを辞めようとしている自分」を認める
- 「パチンコをしない」と考えない
- パチンコ以外に没頭できるものを探す
- パチンコの情報に触れないようにする
以下にそれぞれ解説していきます。
①「パチンコを辞めようとしている自分」を認める
パチンカスから脱却したいと今あなたが考えているならば、今あなたは自分を変えようとしている瞬間です。
「今自分はパチンコを辞めようとしている」ことを認めて、自分が変わろうとしていることを素直に認めましょう。
「パチンコを辞められないクズだ」と自分のことを否定的にとらえてしまうと、そのままずるずると沼から抜け出すことができません。
まずは変わろうとしている自分をほめるところから始めてみましょう。
②「パチンコをしない」と考えない
自分が変わろうとしていることを認識した後は、「パチンコをしない」と考えないようにしましょう。
人間の脳は「○○してはいけない」と行動を限定する命令をしてしまうと、抑圧されていると認識してしまいます。
抑圧されていると「パチンコに行きたいのに行けない」ことに不満を覚えてしまい、我慢できなくなりパチンコに行ってしまいます。
パチンカスが2～3日パチンコを辞めてもすぐにやってしまう理由がこの抑圧です。
そのため、まずは「パチンコをしない」と自分に戒めを打つのはやめましょう。
前向きな目標や行動に置き換える
「パチンコをしない」と否定的な意見ではなく、できるだけ前向きな目標や行動に置き換えることで人間の脳を制御できると言われています。
具体的に、
- パチンコに行かずに貯金をすれば新しいゲームを買える
- パチンコに行かなければもっと自由な時間を取れる
などの前向きな目標や行動です。
目標自体は大きなものでなくてもよいので、パチンコに行かない代わりに得られる報酬を意識することができれば大丈夫です。
パチンコにのめりこんでいた人は他のやりたかったことが出来なかったりと不満を感じている人が多いでしょうから、何か目標を作れると抑圧状態に身を置かずに済みます。
②パチンコ以外に没頭できるものを探す
パチンコにのめりこんでしまっている人は、他の趣味を探すこともいい解決方法です。
先ほどの目標を作る部分ともかかわってきますが、自分が他に熱中できる趣味を作れば、パチンコについつい行ってしまう状況は回避できます。
例えば釣りという趣味を見つけたとすれば、
- パチンコに行かなければ釣り道具をそろえることができる
- パチンコに行かなければまったり釣りを楽しむことができる
などが挙げられます。
他に時間を使う趣味を作ればパチンコに時間を取られることはなくなるはずです。
③パチンコの情報に触れないようにする
パチンカスはついつい新台の情報やイベントを調べてしまいますが、完全にパチンコの情報にふれないようにすることが大切です。
どうしてもパチンコの情報が入ってくるとパチンコを打ちたい欲が出てくるので、できるだけ情報を得ないようにすることが大切です。
ツイッターで情報を得ているならばツイッターを消す、ユーチューブで見ているならおすすめから出ないようにするなどの工夫をしましょう。
ただし、「情報に触れない」というのは先ほど説明した通り、抑圧されていると脳が認識してしまいます。
できるだけ前向きの目標に置き換えて、「ツイッターを開かなければ副業をする時間が取れる」など抑圧しないようにしてくださいね。
パチンカスの末路は犯罪行為。前向きに考えてパチンカスから脱却しよう
パチンカスは「パチンコ」と「カス」が複合された蔑称ですが、実際に自分のことしか考えれない後先を考えないクズのことを指します。
パチンコを辞めようと思っていてもやめられない人が多く、ずるずると犯罪行為まで手を染めてしまう人もいます。
ですがパチンカスを辞めようと思っている人は、今が変わろうとしているタイミングです。
「パチンコをしてはいけない！」と抑圧せずに、「パチンコをしなければいいことがある」とパチンコをしない理由を前向きに考えると良いでしょう。
パチンコでお金がない人は、「パチンコをしなければ副業できる」と考えるのもいいかもしれませんね。
以下のリンクで副業については解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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