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TQQQの株価は上がる?チャート推移・経費率やどこの証券会社で買えるのか徹底解説

TQQQはレバレッジETFの一種で、近年国内ではレバレッジETFが大きく注目を浴びている為、TQQQで投資刷る人も多い傾向にあります。

しかしTQQQで投資しようと考えても初心者は「TQQQのどこか良いの?」「リスクはあるの?」と不明な点が多く、不安になってしまいますよね。

今回はTQQQとはどんな銘柄なのか、おすすめの取り扱い証券会社はどこなのか徹底解説していきます。

初心者にも分かりやすくTQQQの特徴を解説するので、必見です。

TQQQの投資を今後考えている人は、参考にしてください。

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TQQQとは

TQQQはプロシェアーズ社が運営している銘柄で、米国ETF「QQQ」の値動き3倍を目指すレバレッジETFです。

QQQはNASDAQ100指数の連動を目指すETFなので、TQQQはNASDAQ100指数と関連強い商品です。

レバレッジETFの中でも総資産額がトップクラスを維持しており、国内だけでなく海外でも高い注目を得ています。

米国ETF「QQQ」の値動き3倍を目指すレバレッジETF

QQQは人気米国ETF銘柄で、TQQQはQQQと連動しており、値動き3倍を目指しています。

2020年のコロナショックによって大きく乖離していたTQQQとQQQの値幅が狭まり、大暴落を引き起こしましたが、2021年は株価が回復し、最高値を更新しています。

TQQQの基本情報

TECLの基本データ
ファンドマネージャーTodd Bruce Johnson
設定日2010/11/02
経費率0.95%
1年トータルリターン134.75%
3年トータルリターン52.25%
5年トータルリターン69.53%
乖離率0.04%
乖離率52週平均値0.00%

TQQQは2010年に設定されていから、約10年間で1427.99%の利益率を上げています。

パフォーマンス推移

2010年から2017年までのパフォーマンス推移は下記の通りです。

年次20102011201220132014201520162017
終値3.082.834.3110.3416.2419.0421.246.24
リターン-8.1%52.3%139.9%57.1%17.2%11.3%118.1%

TQQQのリターンを見ても、長期的にみると右肩上がりのチャートになっていることがわかります。

2020年はコロナショックがあった為、大暴落を引き起こしていますが、通常の相場であればしっかり成果をあげている銘柄です。

構成銘柄

TQQQの構成銘柄は下記の通りです。

TQQQの構成銘柄(上位10銘柄)
銘柄比率
Apple7.1%
Microsoft6.65%
Amazon6.10%
TSLA2.94%
Face Book2.73%
Google2.47%
NVDA1.98%
PAYPAL1.63%

TQQQは米国市場を牽引しているIT企業株をメインに構成しています。

Appleが構成割合で最も高い数値になっていますが、全体的に見ると米国IT企業の株をある程度均等に保有していることがわかります。

経費率

TQQQの経費率は、0.95%と米国ETFと比べると高めになっています。

レバレッジETFは、ETFの数倍以上の値動きを目指している銘柄なので、経費率はETFより割高になります。

1%以上取るレバレッジETFもあるので、TQQQはレバレッジETFの中では安めの経費率となっています。

TQQQとQQQのチャート推移を比較

TQQQとQQQのチャート推移

TQQQを連動元のQQQとチャート推移を比べました。

QQQはジリジリと右肩上がりになっている構成ですが、TQQQは2019年後に暴落してからのV時回復が凄まじく、2021年現在ではQQQと大きく乖離した状況になっています。

全体的にパフォーマンスを比べるとTQQQの方が圧倒的なリターンをもたらしています。

QQQより倍以上のパフォーマンス成果を出している

1日辺りの計算でQQQより3倍以上の値動きを目指すTQQQですが、パフォーマンス推移を見ると、TQQQのリターンがQQQより圧倒的に高いことがわかります

レバレッジETFの特徴である乖離率ですが、TQQQはQQQに連動しているチャート形状が見受けられるので、レバレッジETFで懸念されているポイントは心配する必要はありません。

コロナショックでの下落で株価が3分の1まで下落

TQQQはレバレッジETFなので、下落方面にも3倍値動きします。

2020年のコロナショックでは、コロナショック前の株価より3分の1まで減少しています。

回復してからは急上昇しており、驚異的な伸び率を見せています。

TQQQを取り扱っているおすすめ証券会社を紹介

TQQQの銘柄を紹介していきましたが、これからTQQQを取り扱っているおすすめ証券会社を紹介します。

どの証券会社も利用しやすいサービスを提供しているので必見です。

証券口座をまだ持っていないという人はしっかり把握していきましょう。

インヴァスト証券

インヴァスト証券

インヴァスト証券はETF自動売買を搭載している稀有な証券会社です。

ETF自動売買でTQQQの運用が可能で、初心者でも簡単設定で自動売買運用できます。

個人判断で売り買いする必要が無いので、ETF初心者でも利益をコツコツ積み上げられます。

米国ETF26銘柄を自動売買で運用できるので、興味のある人は検討してみてください。

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サクソバンク証券

サクソバンク証券

サクソバンク証券は、TQQQの現物取引とCFD取引に対応しています。

サクソバンクグループは創業1992年で、世界各国で金融サービスを運営している実績がある為、信頼性の高い証券会社です。

世界23箇所の海外取引所に上場している株式やETF・先物を取り扱っているので、TQQQ以外の投資も豊富に行なえます。

さらにTQQQをCFD取引で運用することもできるので、個人の取引スタイルに応じて選択することができます。

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TQQQを運用するメリット・デメリット

TQQQのパフォーマンスや、取り扱い証券会社を紹介してきましたが「結局投資するメリットはあるの?」と疑問に思っている人も居ますよね。

これからTQQQを投資するメリット・デメリットを解説するので、個人の運用戦略に活用できるか確認していきましょう。

【メリット】アフターコロナ時代でも右肩上がりが期待できる銘柄

TQQQは、米国IT企業をメインに構成している銘柄なので、コロナショックによる暴落からすぐ回復することができました。

米国市場を牽引しているIT企業の銘柄をメインにしている為、コロナ禍の需要を満たしている企業が多くアフターコロナ時代になっても右肩上がりが期待できます。

飲食系の企業は株価が回復しきっていないものが多く、それに連動しているETFは回復が著しく落ちていますが、TQQQは今後も大きく成長する可能性があります

【デメリット】レバレッジによって投資リスクが高くなる

魅力的なメリットを持つTQQQですが、レバレッジETFなので通常の米国ETFに比べてリスクが高くなります。

現物取引では、資産を大きく損ねてもロスカットなどの心配はありませんが、CFDでレバレッジETFに更にレバレッジをかけて投資すると、最悪資産を全て失う恐れがあります。

銘柄自体がリスクの高いものとなっているので、リスクとリターンのバランスを考えて運用しましょう。

TQQQは人気銘柄だがハイリスクに注意

TQQQは注目度が高く、アフターコロナ時代でも右肩上がりになると予想されているレバレッジETFです。

しかしレバレッジETFなので乱高下が激しく、ハイリスクな投資になってしまうケースもあります。

投資初心者がいきなりレバレッジETFを始めると、含み損で精神的に耐えられなかったり投資戦略が難しく挫折してしまったりするので注意が必要です。

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