FX取引を始めて、ニューヨーク時間に参入したいけど実際ニューヨーク時間ってどうなの?という方に向けて、ニューヨーク時間の特徴とおすすめのトレード手法を解説します。
ニューヨーク時間は取引量がとても多く、それに伴いボラティリティも高いため初心者が何の知識もなく取引を行うのは危険です。
この記事を最後まで読んでからニューヨーク時間での取引をするようにしましょう。
FXの取引時間の基本知識|世界のマーケットの特徴と時間帯・曜日ごとの取引傾向
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このページのもくじ
ニューヨーク時間は21:00~6:00
ニューヨーク市場は欧州市場・東京市場と並んで世界三大市場の一つとして数えられています。
それぞれの市場の開場時間は、下記の表の通りです。
サマータイム制度を導入しているため、3月の最終日曜日から10月の最終月曜日までは、1時間ずれるます。
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欧州市場 | 16:00から24:00 |
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東京市場 | 9:00から15:00 |
ニューヨーク市場 | 21:00から6:00 |
ニューヨーク時間の7つの特徴
市場はアジア時間・欧州時間・ニューヨーク時間でそれぞれ特徴が異なります。
それぞれの特徴を把握することがFX取引ではとても大切です。
ニューヨーク時間の特徴を把握してFX取引を有利に進めましょう。
取引量が多い
世界にある様々な市場の中で、ニューヨーク市場は2番目に取引量が多いとされています。
ニューヨーク市場の為替取引量シェア率は16.5%~19.5%の間を推移しており、ニューヨーク時間だけで世界の為替相場の20%弱を支配していることが分かります。
東京市場での為替取引シェア率は4.5%~6.1%なのでニューヨーク市場と比較するとその大きさがいかに大きいかが分かります。
市場に影響を与える経済発表がある
雇用統計・FOMC(米連邦公開市場委員会)制作金利発表の2つの発表があります。
どちらの発表も市場に大きな影響を与える発表になるので、発表をしっかりと確認しましょう。
発表内容によっては、ドルが関わる通貨ペアが大暴落する可能性も大いにあります。
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ドルストレートの通貨ペア取引が活発になる
ニューヨーク時間では、やはりニューヨークがあるアメリカのドルが関係している通貨ペアの動きが活発になります。
そのためドルストレートの通貨ペアを取引通貨にすることで利益を上げやすくなります。
日本人の場合は、ドル円通貨ペアをメインで取り扱うことが多いですが、クロス円の通貨ペアでもユーロ円やポンド円は他の通貨よりは活発な値動きになりやすい特徴があります。
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トレンドが発生しやすい
東京時間ではチャートがレンジになりやすいですが、ニューヨーク時間ではトレンドが発生しやすくなります。
上昇トレンド・下降トレンドどちらにも関わらず、欧州時間で作られたものがニューヨーク時間でも継続されます。
トレンドに逆行をしない特徴を生かして取引を行うことが、ニューヨーク時間でのFX取引のポイントです。
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スプレッドが縮小しやすい
市場の動きが活発になるのでスプレッドが縮小しやすい傾向にあります。
特に、ニューヨーク時間はスプレッドが小さいので大きな利益を得ることが出来るチャンスの時間帯と言い換えることも出来ます。
しかし、他の要素でスプレッドの幅が一気に広がる可能性もあるので取引には最善の注意を払う必要があります。
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午前中が活発
ニューヨーク時間中は、他の市場も会場しているため市場全体の取引量がとても多いです。
ニューヨーク時間の午前中は中東と欧州の市場と開場時間が重複しているため、特に市場が活発になります。
午後になると他の市場は閉場するため取引が落ち着き次第に取引量も少なくなります。
その結果、トレンドが生まれなくなり、レンジ相場に戻っていきます。
欧州時間の影響を強く受ける
為替の取引高は欧州時間が1番で、ニューヨーク時間は2番となります。
取引高1番の欧州時間と取引高2番のニューヨーク時間は、市場の開場時間が重なっているため相乗効果によりさらに取引が活発になります。
欧州時間では主要通貨だけでなく、新興国のマイナー通貨の取引も活発に行われているため、その影響を受けニューヨーク時間でも取引が活発に行われます。
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ニューヨーク時間の3つのトレード手法
ニューヨーク時間では3つのトレード手法があります。
どの手法も、「ニューヨーク時間に確認すること」で紹介した市場に大きな影響を与える2つの発表と関連した手法になります。
FX取引を実際にする時は、しっかりと発表された経済指標を分析してから取引を開始するようにしましょう。
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①発表された経済指標通りエントリー
経済指標が発表されたら、他の人よりも1秒でも早く約定をするように買い売り注文を入れましょう。
例えば予想していた雇用者数よりも結果的に雇用された人数が多い場合は、トレーダーはすぐにドル円を買い始めます。
他のトレーダーが購入した後に買い注文を入れても高値掴みをさせられてしまうだけで、損をしてしまいます。
発表と同時にドル円を購入することで価格が上がる前にポジションすることが出来ます。
②発表された経済指標に逆エントリー
発表された経済指標によって価格が上がりすぎ・下がりすぎの場合、市場は反発するという考えのもと、価格が上がりきったところで売り注文、価格が下がりきったところで買い注文をする手法です。
どちらも底値なのか天井値なのかを判断する必要があるため、リスクの高い手法でなおかつトレンドを見通す先見の明が必要な取引手法となります。
初心者にはあまりおすすめすることが出来ない取引手法です。
③発表後の初動を確認してからエントリー
FX取引を始めたばかりの人は、この取引を行いましょう。
発表直後は市場の動きがとても活発になるため乗り遅れてしまうと、手を出しづらい状況となってしまいます。
発表後市場の動きが収まってきてからエントリーをするようにしましょう。
大きな利益を上げることは難しいですが、負けづらい取引をすることができます。
ニューヨーク時間に確認すること
世界の経済の50%以上がアメリカに集中している今の世の中、FX取引をしていくうえでアメリカについて深く考えていく必要があります。
特に、日本国内ではドル円でのFX取引が活発なため、ニューヨーク時間は切っても切り離させない関係性です。
ニューヨーク時間では大きな発表が2つあります、それぞれがどんな発表なのかについて解説していきます。
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雇用統計
アメリカの雇用統計は毎月第一金曜日に発表される統計で、世界の重要な経済指標とされています。
発表の内容が為替相場に大きな影響を与えます、ドル円だけでなくドルに関係している通貨ペアは、発表の内容によっては相場が急激に下がることも珍しくありません。
雇用統計が発表される週は、発表まで相場の変動が小さくなり、発表後相場が一気に変わることがあります。
雇用統計が先月と同じで特に問題がない場合は、ポジションを調整する程度の小さな動きしかしません。
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FOMC(米連邦公開市場委員会)政策金利発表
FOMCから発表されるFRBの金融政策も発表されます。
ドルを保有しているFXトレーダーだけでなく市場全体がとても注目している指標となります。
FOMCは年に8回開催され、制作金利・経済状況判断・金融政策など様々な方針も発表をします。
また、4回(3月・6月・9月・12月)行われる議長会見、FOMC議事録などの発表もされます。
FOMCの発表は市場に与える影響が大きいので、発表前に取引をすると大きな利益を生み出すことができる可能性と同時に大きなリスクを背負うことになります。
発表前には取引を一時停止して、発表後に市場の動きを見てからエントリーをするようにしましょう。
ニューヨーク時間の特徴を生かしたトレードをしよう
ニューヨーク時間に取引をする場合は、雇用統計・FOMC(米連邦公開市場委員会)制作金利発表をしっかりと確認して、その上で市場に参入するようにしましょう。
どの市場が開場しているかで、チャートの動きが変わります。
自分がどの時間帯に勝負をするのか、どの通貨ペアを主軸に戦うのかをしっかりと決めた上でFX取引をすることがニューヨーク時間での取引を行う上で大切です。