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FXの手法

パーフェクトオーダーを使ったトレンド把握と取引に活用するポイントを解説

パーフェクトオーダーとは、FXのチャート上に3本の移動平均線が順番に並んでいる状態を指します。

パーフェクトオーダーは、トレンド(順張り)のデイトレードには欠かせない指標で、使いこなすことが出来れば勝率を大きく上げることが出来ます。

FX初心者からすると難しい手法に感じるかも知れませんが、移動平均線をチャート上に表示して、パーフェクトオーダーの条件さえ分かれば簡単に判断することが出来ます。

今回は、パーフェクトオーダーの基本的な仕組みからトレード戦略に活用する方法まで、詳しく紹介していきます。

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パーフェクトオーダーの基本的な仕組み

パーフェクトオーダーは前述の通り、移動平均線の以下3つの線がトレンド方向へ並んでいる状態を指します。

  • 短期移動平均線(25日)
  • 中期移動平均線(75日)
  • 長期移動平均線(200日)

移動平均線は、単純移動平均線(MAorSMA)、加重移動平均線(WMA)、指数移動平均線(EMA)の3種類がありますが、どの方法でも3つの線を使用するのは共通なのでパーフェクトオーダーも活用できます。

長いトレンド期間に発生

移動平均線はトレンド期間が短いと、線同士が交差して収束してしまいます。

そのため、パーフェクトオーダーが発生するには、一定以上の長いトレンド期間が必要になります。

また、パーフェクトオーダーの中でも移動平均線が急な角度になるほどトレンド期間が長くなる傾向にあります。

ロング(順張り)で活用する

FXは相場が継続的に上昇/下落しているトレンド相場と、トレンドが逆に転換する状況の2通りがあります。

トレンドに乗ったFX取引をロング(順張り)、転換を狙った手法をショート(逆張り)と呼びますが、パーフェクトオーダーは必ずロングで活用します。

ロングでエントリーした後にトレンドに乗って決済をすることで利益となりますが、決済の前にトレンドが転換すると損失が発生します。

そのため、順張りトレードはいつ相場が反転するかの予測が必要です。

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パーフェクトオーダーはトレンド相場がいつまで継続するか根拠を持って分析できるので、当てずっぽうでトレードしている場合と比較して勝率は大きくアップします。

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パーフェクトオーダーを実践で活用する方法

パーフェクトオーダーを活用する方法

パーフェクトオーダーの形を覚えたら、実際にトレードで活用するためにどうすれば良いのかを学んでいきましょう。

実際のトレードに落とし込んだ活用方法について解説していきます。

他の情報と組み合わせて継続の根拠を高める

トレンドが継続する根拠は、パーフェクトオーダーの発生の他に、プラスアルファの情報があるとなお良いです。

パーフェクトオーダーが発生したことは3つの線の順序を見れば分かります。

ただ、パーフェクトオーダーが出たタイミングが必ずしもトレンドが継続するサインという訳ではありません。

パーフェクトオーダーはトレンド傾向に先んじて発生するのではなく、トレンド形成後に発生して継続性を判断するものです。

そのため、パーフェクトオーダーが生じたタイミングで順張りをしても、すぐに収束するリスクがあります。

トレンド相場の継続については、他のテクニカル指標やファンダメンタルズ分析と組み合わせることで強い根拠を持つことが出来ます。

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発生中はとりあえずエントリー

実際にパーフェクトオーダーの発生が確認できたら、他の要素を考えずにとりあえずエントリーすることをおすすめします。

パーフェクトオーダーの発生はトレンド形成からのタイムラグがあるため、更にトレーダーの初動も遅れるとチャンスを逃した形にも見えてしまいます。

ただし、パーフェクトオーダーは明確なトレンド相場が発生している強い根拠になるので、順張りトレードをすれば少なくともマイナスにはなりません。

順張りはトレンドの発生局面を狙うのが理想的ですが、それが叶わなかったとしても残ったチャンスを無駄にしない行動が大切です。

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狙いによってエントリータイミングを変える

パーフェクトオーダーの形成局面にエントリーをすると、大きなトレンド相場の最初を捉えられるので、高い利益を期待できます。

ただし、はっきりと発生するか分からない状態で予測をすると、ダマシにあうリスクもあるので注意が必要です。

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一方、パーフェクトオーダーの発生中の順張りトレードは、明確な根拠を持てますが利益は大きくなりにくい傾向があります。

利益と勝率のどちらを取るかでパーフェクトオーダーの活用方法は変わってきます。

パーフェクトオーダーを活用する時の注意点

パーフェクトオーダーの注意点

パーフェクトオーダーは、正しい状況・正しい用法で活用をしなければ、結果を正しく捉えることはできません。

パーフェクトオーダーでトレンドを分析する時に抑えておきたいポイントを紹介します。

発生前にエントリーするのは危険

パーフェクトオーダーを狙ったトレードで成果が出てくると、まだ発生していないのに「この形はそろそろパーフェクトオーダーになるな!」と思い、先回りしてエントリーするケースが増えます。

ただ、このやり方は失敗する恐れが大きいため、控えることをおすすめします。

パーフェクトオーダーに類似した形の発生は、相場の状況を読めばある程度予測できます。

しかし、発生した形が必ずしも、本物のパーフェクトオーダーのようにトレンド相場の継続期間と相関性がある訳ではありません。

確信を持ってパーフェクトオーダーを予測するためには、ある程度の経験と他の指標と組み合わせた緻密な分析が必要です。

パーフェクトオーダーだけで勝負はできない

パーフェクトオーダーは1日に何度も発生するものではないので、それ1本で勝負をしていくのは不可能です。

FX相場の約7割が、一定の変動域で上下を繰り返すレンジ相場と言われます。

パーフェクトオーダーが発生するトレンド相場になること自体が少なく、その中でパーフェクトオーダーが発生する確率は更に少ないです。

普段は他の手法を使いながら、パーフェクトオーダーが発生したらチャンスを逃さずエントリーするという考え方が良いでしょう。

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相場の環境認識を必ずおこなう

移動平均線が順番に並んでいるからといって、必ずしもパーフェクトオーダーが発生している訳ではありません。

相場では偶発的な出来事が日常的に起こるので、レンジ相場でたまたま3つの線が並んでいるケースも多くあります。

今がレンジ相場かどうかをチェックせず、3つの線が並んでいる所だけを見てトレンドフォローをすると失敗してしまいます。

パーフェクトオーダーが出たと思ったら、全体の相場の動向や、他の指標のサインも確認しましょう。

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移動平均線を増やすと完成が遅れる

移動平均線4本のパーフェクトオーダー

パーフェクトオーダーは3つの線がトレンド方向へ並んだ時に発生しますが、中には「移動平均線を5本、10本と増やしていけば、より確信を持ってエントリーできるのでは?」と考える方も多いです。

結論から言うと、本数を増やすことで確実性が増えるのは間違いありません。

ただ、パーフェクトオーダーの完成がその分遅れるので、チャンスを逃す恐れもあります。

まずは3本の線で分析をして、だましが多くて悩むようなら線を増やしていくのも一つの手です。

パーフェクトオーダーの発生は焦らず待つのが基本

パーフェクトオーダーは純粋なトレンドの発生が分かる指標で、明確な根拠を持ってエントリーすることが可能です。

この形は何度も繰り返し発生する訳ではないので、焦らずに出現を待つのが基本原則です。

また、本物のパーフェクトオーダーかどうかを見極めるために他の情報と組み合わせることも忘れないようにしましょう。

パーフェクトオーダーは強いトレンドを示すため、トレンドフォローで利益を出せたとしても他のトレーダーと差を付けることにはなりません。

パーフェクトオーダーについて理解したら、次はどのようにして利益を伸ばすかを考えていきましょう。

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